街の看板屋さんのブログです

フットサル、サッカー、仕事、家庭菜園での出来事などを書いてます。

木曜日の練習会

2010年01月29日 | シニアサッカー
十条の朝鮮高校の人工芝グランドで毎週木曜日に行われるシニア世代を中心の練習会が開催されています。誰でも申し込めば参加できます。
7時半からスタートして9時から9時半ぐらいには終了します。若いプレーヤーも何名か参加して、切れの良い動きを見せてくれます。基本的にはシニアの世代が中心なので、ダイナミックな動きは少ないようです。忠実に出来ることをやることがこの年代の良いスタイルです。

無理をすると怪我につながります。判断も早くしないと追い込まれます。コントロールもちょっとしたミスが命取りになります。ほとんどの場合1対1でドリブルで勝負することはありません。パスサッカーです。ちょっとした動きの中に相手の判断を裏切るテクニックが垣間見られます。このときばかりは、往年の姿が見えます。昔から行っている自然な自分の連動された動き方は、くせといっていいのでしょうか、早く見事に決まります。

昔からただ蹴って走っているプレーヤーには、もうそのスタイルは通用しません。なぜか?そりゃー判りきっていることです。走れなくなってくるからです。わかりますか・・・サッカーを永く楽しく続けていくためには、走れることが必要ですが、ボールを自由にコントロールしたりフェイントをもっていたり、相手の動きを読める判断力がとても大切なんですよね。

子供達にこのことを教えて上げられる指導者が沢山出てくると、日本のサッカー文化もずいぶんと様変わりして、奥の深いサッカー談義が出来る人が増えてくるのだと思います。試合に勝った負けたも大切ですが、あのプレーヤーの一つのパスやシュートに、物語があることを一瞬のシーンの中から見つけて会話を交わしたいですね。その頃には私は目がしょぼくて、プレーヤの姿がおぼろげにしか見えないかもしれませんが・・・

明日は北陽中が南中に行って2回目の練習試合です。埼玉県立大学から指導に来ている学生たちが、C級ライセンスの指導実戦らしく、緊張してアップをしている姿が目に浮かびます。私はのんびりと子供達を遠くから見ていたいと思います。