酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

大阪のホームレス

2006-01-31 17:41:46 | Weblog
 大阪で公園に寝起きしていたホームレスの一斉排除が行われた。
 
 排除執行者たちとホームレスたちとの衝突が、TVに移し出されていたが、正直、
心情的には忍びないものの、ホームレスには味方できない。

 計り知れない事情や理由があって、ホームレスに堕して暮らしているのだろうけれど、社会には、最低限のルールはあると思うからだ。

 生活補助という手立てもあろう。世捨て人を気取ってみたところで、「明日」は拓けまい。

 地べたにアタマをこすり付けてでも、今一度、前向きに社会に挑んでいただきたい。
 
 「おめぇになんか、わかってたまるか!」っていうセリフが聞こえてくる。申し訳ないけれど、「分かりません」。所詮、他人の人生ですもの。

 でも、「分からない」だけに、応援もできないんですよ。
 ご自分の人生です。捨てないでください。あなたたちは、決して「ひとりきり」ではないのです。あなたの帰りを、連絡を待っている人がいるのですから。
 

高級官僚の名が泣いている

2006-01-31 17:31:10 | Weblog
 こともあろうに、防衛施設庁のナンバー3といわれる官僚が、談合に関与。それも、手前たちの天下り先の状況によって、発注度合いを塩梅していたと言う。こんなお役所、「省」に格上げしていいんですかい? 小泉さんよ。
 
 官僚なんて、国民の負託を受けた国政執行の代理人にすぎない立場なんだ。それが、なんだ、この様は!
名ばかりの景気回復期にあって、定年を全うしたって、その後の年金だけでは立ち行かず、第二の職場探しに血眼にならざるを得ない庶民を尻目に、自分たちの「天下り先」の確保にかこつけて、国民の税金を使いやがる。

 冗談じゃねぇぜ!

官僚がこれだけ傍若無人な行為を平然と行い得るってのは、やっばり、政党間での政権交代がないせいだろうね。米国なんて、政権が交代すれば、主だった官僚は、交代するのが常識。

 自民党でなければ政権を担えないものじゃあるまいし、ここは、国民が自覚して
「世直し」するっきゃない。

 国民の血税を私物化する輩は、「高給官僚」かも知れぬが、「高級官僚」では決してないのだ。

のんびり日曜日

2006-01-29 14:01:27 | Weblog
 何の予定も入れてなかった日曜日。おあつらえむきに、ひさしぶりに太陽が顔を出していて、「早春賦」の歌が聞こえてきそう。
 今度の週末は力いっぱい撮影に出かける予定なので、相棒、即ちカメラ・レンズ・フィルム・電池の確認。ご案内の通り、最近のカメラは電池がないと稼動しない。事前チェックは決して怠れない。

 暖かい陽の光を浴びて、好きなカメラをいじっていると、なぜか、ビールが飲みたくなる。ランチ代わりに缶ビールを一本、一気飲み。プハァ、んまい! やっぱ、ビールは昼の飲み物だと再確認。

 先週も飲んだ飲んだ。今週は水曜日が飲み会の予定。でも、今週はすこーしおとなしくしていようかな。
  
 もうすぐ二月。節分も立春もやってくる。寒さもあとひと月かな。

 さぁ、早めの風呂にはいって、本格的に飲もう!

頑固な頑固な小泉さん

2006-01-25 20:37:34 | Weblog
 韓国の大統領が、小泉さんの靖国参拝に対して、改めて、きつく異議を唱えた。

 コレに対しての、小泉さんの答弁がふるってる。
 イワク、「靖国参拝は個人の信条であり、日本国憲法でも保障されている」とな。
 
 その通りなんだけれど、小泉さん、あんたの立場では、その理屈は通らないんだってば。

 日本国民の、例えば私が、靖国を参拝して、あんたがのたもうたセリフを吐くんなら、韓国の大統領も、中国の笑わん殿下も、すぐさま納得するわな。
 でもね、小泉さん、あんたは、仮にも、日本の首相なんだよ。個人の立場で物事を捉えてはイカンのですぞ。

 中国やインドとの、連携強化なくして、日本の未来はないんだからね。そりゃあ、あんたはイイさ、この秋で、「跡は、野となれ山となれ」でいいもんね。だけど、我々、一般国民は、中・韓に、痛くもないハラを探られて、どうすりゃあいいんですかネェ。
 
 弁舌とカッコイイだけの首相、って言われていいんですか。将来の歴史家は、「表面だけで中身の空疎な指導者だった」と評するかもしれない。いや、その程度だったら、「御」の字だろう。辛らつな人だったら「世間(海外事情)知らずで、アジアにおける日本の孤立化を招いた張本人」なんて言われかねないよ。
 
 外交が得意だった小泉さん。そんな評価を甘んじて受け入れるつもりなんですか?

ぺ○ン 米・農務次官

2006-01-25 20:21:12 | Weblog
 早速ですが、問題です。タイトルの○に入るカタカナ一文字はナンでしよう?

日本サイドとしては、しぶしぶ再開した米・牛肉輸入だったが、さっそく、米側はオソマツさを露呈した。こともあろうに、骨付きのままの肉塊が輸入されていたのだ。

 そりゃあね、米だって、決して意識して、「日本人なんか、こんなんで十分さ」なとどという気持ちで輸出したものではなかろう、と硬く硬く信じていた。単純なミスだろう、米のことが大好きで、全幅の信頼を置いている日本に、そんな仕打ちはするはずがない。  そう、信じていた。

 ところが! 事情説明に来日した、ペン米・農務次官の発言にはあきれるしかなかった。イワク、「狂牛病なんか、人間に伝染する可能性は交通事故に遭遇するよりも少ない」だと。
 おいおい、そういうレベルかい?

 冗談じゃない。んなこと言うんなら、ナニゆえ、あんたんとこの国では、日本からの牛肉輸入品に「全頭検査」を義務付けてるのさ? あんたの言うことは、太陽が西からでも昇らぬ限り、お話になんないんだってば。アホかぁ!
 
 米には「信頼」って単語、ないんだろうね、きっと。
 
 これでは、ペンではなくて、ペテンだってば。




カラオケ

2006-01-25 16:17:17 | Weblog
 最近、カラオケにはあんまり行かなくなった。飲みながらの、本来の「飲み語り」がはるかに楽しいからなんだろうね。

 かつては、スナックでの、キープボトルを抱えてのカラオケが多かったけど、そう、ジャケットを振りまわして「勝手にしやがれ」なんて放吟してましたなぁ。
 
 最近は、歌うんなら、場末の酒場がいいすね。倦怠感と淀んだ空気の店で、すっかり酔っ払ってから、「浮草ぐらし」なんかどうかな。「♪ 幸せに あぁ なれなくたって 附いて行きます、ねぇ、アナタ~」ってか。
 「思案橋ブルース」もいいなぁ。「夢は捨てたのさぁ、今の このオレェ~ 」っと。「港町ブルース」、「明日はいらない、今夜が欲しい~」ってかぁ。

  デェエットするなら、たまたま同席した性悪オンナかぁ? どうせなら、イロっぽい方がいいべなあ。
でも、オレ、酔うと惚れっぽくなるから気をつけなきゃあ。

 なんか、飲みたくなってきたなぁ。
 今夜は、オデンと熱燗だぞぉ!

酒酔い 最近のパターン

2006-01-24 17:29:50 | Weblog
 酒は、無論毎夜飲んでいる。自宅で晩酌→本酌(本格的な飲み方?)っつうスタイルが一等多い。
 
 風呂上りの場合は、これはナンといっても最初はビール。特に寒い時に飲むビール(コレを「寒ビール」と言う?)はノドに心地よいのだ。次には、当然のごとく熱燗に行こう、いや、移行。例の、スルメをあぶったヤツをタンブラーに入れ、サケを注いでからレンジでチン! 仕上げに、七味をパラリ うーん、うんまい。
最近は、焼酎(芋)のチン!も始めた。ただし、焼酎の場合は、サケほど熱くはしないほうが香りが立っていいようだ。
 
 外で飲む場合は、なぜか、パターンが決まってきた。仲間とワイワイ飲むなら某駅前飲食店街の「D」。マスターご夫妻のアットホームな雰囲気と、「晩酌会席」とでも形容したい、サカナが泣かせる。価格もリーズナブルで、十分楽しめる。
 同じワイワイでも、懐がさびしい時や、サカナに特に要望がない時などは、旧国道沿いの「K」。オヤジさん一人の店なので、愛想は望めぬが、ここのオデンは天下一品。メニューも煮込みと焼き鳥くらいだが、酒代は驚くほど廉価。存分に飲める店だ。
 そして、イイおんなを誘うことができた時は、「K」からほど近い「J」。マスターが創る(そぉ、まさに「創る」)料理は、イイおんなを同席させて口説く時の、最高の援護射撃になってくれる。その分、料金は、やや高めだが。男の隠れ家的な店なのだが、なぜか、アダルトな女の客も少なくない。

 いずれの店も居酒屋の範疇なのだが、最近は、いわゆるスナックには行かない。たまーに、カラオケ歌いに出かける程度。

 そして、紹介した店は、比較的込み合うので、必ず、予約して出かけることにしている。せっかく待ち合わせしたのに、「満員札止」では、あまりにも切ない。
 さーて、今夜は、どこに出没しようかな?
 

ライブドア騒動から何を学ぶか

2006-01-24 06:16:03 | Weblog
 時代の寵児とさえ呼ばれていた、ライプドアの堀江さんが東京地検に逮捕された。東京証券取引所も大混乱だが、先の衆院選で自民党支援で立候補しているだけに、政界への飛び火も「想定」されている。

 マネーゲームとやらで、たまたま時代のトレンドに乗り、ひのき舞台に躍り出てきたのかも知れぬが、結局、仲間を失い、自身も身柄拘束。

 直接的には粉飾決算が引き金だが、一連の様子を眺めていて、何を学ぷべきだろうか。

 ある種の「バブル」だったんだよね。昔の流行歌(いかにもフルイが)の歌詞が浮かんできた。「人に好かれていい子になって 落ちていく時ゃ ひとりじゃないか」ってヤツ。諺なら「策士、策に溺れる」かな。

 人生はひとそれぞれ。「勝ち組」「負け組」なんてないサ。
 自分の人生は自分のものだし、他人の成功を妬んだところで前進はない。
 一攫千金なんて、所詮は夢の話。紛(まが)いモノに羨望の眼差しも不要。

 改めて、地道に生きていこうと思う。笑いも涙も、仲間と一緒に分かち合え、
いわゆる「市井のひとり」でいたいと思う。

東京の大雪

2006-01-22 06:58:26 | Weblog
 関東で大雪が降り、東京でも9センチの積雪になったそうな。天の配剤というヤツか。雪国暮らしに思いを致す機会になったかも。
 
 ときに、東京で雪が降るのは決して多くはない。初雪も九州より遅いし、今回のように、八丈島周辺を低気圧が横切る等、数々の条件が揃わないと降雪には至らないとのこと。

 でも、不思議なことに、東京(江戸)に雪が降った日には、歴史的な事件が勃発している。

 赤穂浪士が吉良邸に討ち入った夜も雪だった(降雪はなかったとの見方もあるが)、井伊直弼大老が水戸藩士に襲われた桜田門外の変、陸軍将校らがクーデターを企てた2・26事件の日  等々。これらは、単なる歴史の偶然なのだろうか、それとも---。

コニカミノルタ 撤退

2006-01-21 11:22:46 | Weblog
 先日、ニコンが一部の製品を残してフィルムカメラから撤退することになったと書き込んだばかりなのに、今度は、コニカミノルタが、カメラ・フィルム両方の製造販売を止めるという。

 承前の通り、初めて自分で買ったカメラはコニカだった。現役時代の蒸気機関車はほとんどがこのカメラで捉えている。今、手元に残っているのは、ピッカリコニカ。井上順のCMで一世を風靡したストロボ付きのコンパクトカメラだ。このカメラは、子供の頃に長男に電車を撮らせたこともあるし、初めての海外・ニューヨークに出かけた際に携行した思い出深いもので、ボロボロになったものの、まだ捨てられずにいる。

 ミノルタはK市に暮らすN氏が長年愛用。氏が勤務先の広報担当の頃、二台のミノルタを駆使して地元の自然災害を熱写。その写真は某新聞社から高く評価されていた。ミノルタといえば忘れられないのは日本で一早く発売したAFカメラ。どういう理屈でピントが検出されるのか、今なお、不思議なのだが。

 ことほどさように、新機構を開発してきた両者がカメラ業界から姿を消す。
フィルムも今やFUJIのワンマンショーだが、コニカのSRP(SHINBI)は、渋い色合いが独特で、自分では気に入っていた。

 これからのカメラは、デジタル一辺倒になってしまうのだろうか。フィルムカメラは中古機で入手可能だが、フィルムそのものがなくなってはどうにもならない。せめて、フィルムだけは生き残って欲しいと、遠く南極大陸から(?)祈るばかりだ。