酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

今時の中高年は、ホントに

2005-03-31 07:35:49 | Weblog
 秋田・岩手県境での春山?遭難。ヒマラヤにも行ったことがある、と豪語なさる人が引率したにしては、あまりにもお粗末。43人もの中高年が団体で遭難なんて、シャレにもならない。「まだまだ若い者には負けられん」って、気張ってみたって、所詮、年は年なんだから、自戒しなきゃダメだってば。こんだけ世間に心配をかけて、恥をさらして、「いい年をしてナニをやってんだか」って、言われるでしょ。
 これに懲りて、しばらくは「最近の若い者は 」なんて、言っちゃダメだからね。
 苦言を呈しつつも、みんなはホント心配していたんだから。

 にしても、最近の「名残冬?」。ぜんぜん暖かくならないジャン。「花に嵐」の例えはあるけど、「花咲く前の嵐」なんて聴いたことがない。でも、気象台に勤める友人に言わせると、近年は、こうした「異常気象」は異常ではなくなってきてるんだってね。地震も頻発してるし、地球が壊れつつあるのかもしれない。
 で、冷やしたビールでは寒いので、昨夜も熱燗でした。オリジナルがあって、焼いたスルメをコップにいれ、冷酒を注ぐ。そいつをレンジでチン。トンガラシを降りかけて、カンパーイ!
ウマイんですぅ。お試しあれ!
 

ソウルで飲んだマッカリ 

2005-03-19 11:30:55 | Weblog
 韓国のマッカリ(マッコリ)、日本のドブロクに近い酒で、酸っぱさが少し強めかな。
ソウルで飲んだけど比較的軽く、グイグイ飲った記憶があります。隣国だけに、似たような酒があるんですね。
 で、竹島問題での韓国民の反応ですが、なんともやり切れないですね。戦時中のことや、諸々あるのかも知れんけど、仮にも、隣国の国旗を焼いたり、首相の顔の絵に噛み付いたり、正気の沙汰とも思えませんなぁ。まぁ、インド・パキスタンの例を引くまでもなく、隣国同士ってのは、概ね仲が良くない。ある種の近親憎悪があるのかも。そして、隣国なればこそ、常に領土問題が存在する。
 見渡せば、島国ながらも日本て、領土というか、国境未確定地点が少なくない。小笠原諸島の南、「南鳥島」、東シナ海上の「南沙群島」、「竹島」、そして、「千島列島」。韓国に言わせれば、竹島だけでなく「対馬」も韓国のものだったんだってね。
 殴られた側は未来永劫、その痛みをわすれない、なんていうけれど、そんな依怙地でダダをこねてるようでは、隣国同士の真の友情など育つまい。日本政府は、毅然とした態度で接するべきだ。
と、ここまで書き込んでフト考えてしまった。もしかしたら、朝鮮半島は、それこそ「未来永劫」、このまま二つの分断国家のままのほうか゛、少なくとも日本にとっては幸いなのかもしれない、と。もし、統一国家ができたなら、「核」と「経済」とが融合し、日本を許していない大国が、目前に立ちはだかることになるのだから。
 酒も焼き肉もうまいのに、韓国って、本当に遠い国なんだね。

憲法を考えて飲む酒

2005-03-16 05:39:50 | Weblog
 昨夜は久しぶりにバーボンに酔った。水割りなんかじゃ味わえない芳醇さが、イイすね。
で、ガラにもなく書物などを片手にグイグイ飲っているうち、数日前の新聞に眼が。
 先日、セクハラ事件を起こした輩が所属していた政党から、憲法の改訂について種々意見が出されたみたい。セクハラを推奨する、なんて条文が載るのかな。
 にしても、この政党はナニを考えているのかねぇ。「天皇を元首に」とか、「私よりも公」なんて、アホくさい。
 「憲法」って、その国が目指すべきメルクマールなんでしょ。「歴史に学べない」オッサンたちが、自らの反省も無いまま、「歴史を遡って」いいと思っているのかね。
 「戦争ができる国」イコール「普通の国」なんて、本気で思っているんだね。これじゃあ、アジアの国々が、靖国参拝を憤る気持ちなんか、わかりっこないだろうし、なにしろ、さきの戦争で亡くなった300万同胞が浮かばれないだろうね。
 現憲法下では、思想信条の自由が謳われているから、信条としての戦争参加忌避ができる。だが、「公」優先が通れば、それすら危うくなる。将来の子孫に「悔い」だけは残してはならないと思う。国民一人ひとりが、もっと真剣に「憲法の明日」を考えよう。

酒は飲めないけど、病院の話

2005-03-14 19:56:22 | Weblog
 ココでは酒はご法度。でも、病院に対しては、言いたいことは一杯ある。
 なにはさておいても、一等の疑問は「定期的な通院なのに、なぜに、こんなに長時間待たされるのか?」ってこと。ヘタすりゃあ、2時間も待たされた挙句、肝心の診察はたったの5分。
どう考えても腑に落ちず、クレームをつけてみるが、回りを見渡せは゛、騒いでいるのは私一人。
みなさん、なんて紳士・淑女なんですか?
 今は高齢化社会だから、お年寄りを中心に患者があふれているけど、これが一段落すれば、必ずや、病院の競争時代がやってくる。美人の看護師を揃え、「あーら、小泉さん。おひさしぶりじゃない、どこの病院で浮気してたのよぉ」なんて、患者を懸命に呼び止めねばならない時代がやって来る。そのためにも、例えば、予約制とか、ひとつの診療科目であっても、複数の医師を設置して、医師どおしに診察姿勢の良さを競争させるなど、自助努力を怠ってはならないと思う。
 なかには、ひどいのも居るからねぇ。「熱があって、寒気がするんです。カゼでしょうか?」と、症状を報告しつつ、患者が恐る恐る語ると、「医者でもないあんたに、どうしてカゼってわかるんですか」なんて、およそサービス業らしからぬ、罵声を浴びせて平然としている医師も、けっして少なくないですからね。 反省するなら、今のうちだと思いますよ。
 医は仁術、なんてカッコつける必要は無いけど、患者の支持が無ければ、医師なんて、ただの「白衣のおじさん」だってこと、銘すべきですよ。

久しぶりにカメラをサカナに酔う酒

2005-03-12 08:18:54 | Weblog
 金曜日の夜の開放感たら、ないよね。まあ、ウクークデイを働き通して、ひとまずゴールの日の夜だし、とりあえず今夜は「明日」を考えなくていい。もしかして、「明日は要らない、今夜が欲しい」って感じ? 違うか。
 それでも、天邪鬼っ気のある私は、その一日前、木曜の夜に飲みに出ることが多いんです。心理学的に言えば、一週間でバイオリズムが最低になるのが木曜日だって言うじゃない(ン?)。
っていうか、月から木まで働いてきて、もう、息切れするんだろうね。多少酒が残ってても、あと一日ジャン。(あまり褒められた考え方とはいえないかな)で、自分で決定できる、仕事のスケジュールは極力、金曜日には入れないよう心がけているのです。
 で、今週も行って来ました、例のカメラにうるさいマスターのお店。ちょっと自慢したいものがあったのです。
 「マスター、中古の出物があったんですよ、ホラ」
   マスター「おお、ペンタックスES、これはスゴイ!」
 「M42で、絞り優先オートですよ」
   マスター「電動なのが気に食わんが、ME2よりはいいよ」
 <良く分かる解説  旭光学が作った初期の一眼レフカメラは、レンズがスクリューマウントと        いって、クルクルとねじ込んでボデイに装着する仕様になっていて、M42と         よばれる方式。世界中に様々なレンズが存在し、個性的なレンズが使用可能>
 「これで スナップ撮ったら楽しいでしょうね」
   マスター「そうだね、で、列車は撮らないの?」
 「ペンタックスESに使えるレンズは、この55ミリと135ミリだけだもん。列車は、もっと  長タマが要るから、F4を使いますよ。修理も終わって、還ってきましたから」
   マスター「いやぁ、このESのベースになったペンタックスSPで、昔は女の子の写真を、  良く撮ってたっけなぁ。レンズ交換してる間に逃げられちゃったりしてなぁ」
 「マスター、このMEには、どんなサケが似合うかな」
   マスター「日本酒。純米酒かな。スクリューマウントのレンズは世界中にある。それだから  こそ、日本の酒の原点、純米酒がいいと思う」
 「賛成!じゃ、純米酒ください」
   カメラ談義、初めて、マスターと意見が一致した夜でした。

焼肉を焼きつつ飲む酒

2005-03-12 07:41:06 | Weblog
 かつては焼肉大好き人間で、仲間内で「飲もう!」ってことになれば、目指す店は焼肉屋でした。それも、場末の(こういう表現はイカンのですが)本当の韓国の方が作ってくれる焼肉屋で、
壁に貼られたメニューを一瞥し、「ここのメニュー、一皿ずつ全メニュー持ってきて!」なんて、バカなオーダーで悦に入っていたものでした。焼肉っていっても飲み物は、最初こそビールなんだけど、すぐに熱燗に切り替え、コップでグイグイ。瞬く間に倒れたお銚子の行列が出来上がります。
 最近は、「肉」か「魚」か? 問われれば、即座に「魚」!  それも「焼魚」。焼き立てでジューシーな香りを湛えているヤツに軽く醤油をまわし、箸でほぐす。アツツ、といいつつ、熱燗を口に運ぶ。やめられませんなぁ。変われば変わるものです。
 焼肉っていえば、アメリカからの牛肉輸入再開圧力がかまびすしいようですね。国内でも、牛丼食べたい!って声も。でも、ちょっと待ってください。日本からもアメリカへ牛肉は輸出されているのですが、日本から入ってくる牛に対して、アメリカは「全頭検査」を日本に義務付けていること、知ってました。日本には義務付けていることを、アメリカから日本へ売る分については、「全頭検査なんて、そんな難しいこと言うな」ってコトなんですよ。
 「世界の警察官」かなんか知りませんが、アメリカって国も、つくづく幼いというか、勝手な国なんですね。先ごろ、核兵器保有を宣言した、どっかの国と似たもの同士って感じがしてなりませんね。

酒は飲んでも飲まれちゃならぬ

2005-03-11 06:55:19 | Weblog
 まぁ、あの政党のことだから「なんでもアリ」とは思ってたけど、しかし、たまげましたねぇ。こともあろうに、現職の代議士が女性に抱きついて体を触りまくるなんて!
 まぁ、私も酔っ払うとだらしなくなる方ですから、他人のことはあんまり、よう言えんのだけど、それにしても、考えられないことをするモンですね。
 各方面からのもコメントのなかで、アタマにきたのか゜、石原とかいう知事。イワク「相当、酔ってたんだろうねぇ」って。なにかい、酔っていれば、セクハラだろうがナンだろうが、「酒」のせいにして誤魔化すってのかい。こんなときこそ、お得意の毒舌で、同じ政治家として、スジを通して叱りつけるべきなんじゃないのか。
 議員辞職だと。そんなのは最低限の姿勢でしょ。仮に、今回の被害者の女性が許したって、世間は未来永劫、あんたを許すことはない。「恥」を知らねばならない。「酒」は飲んでも、飲まれちゃダメなんだってば。 男だったら、真正面から、堂々と口説いてみなさい!ホント、情けない。

東京大空襲

2005-03-09 21:00:23 | Weblog
 60年前の今夜、3/9夜から翌未明にかけて、アメリカの爆撃機が東京上空に出現。わずか3時間のジュウタン空爆で、10万人を超える死者が出ました。当時は戦争下であり、一概にアメリカを責めるわけにはいきませんが、それでも、この死者数、どう思われますか。
 今年が、終戦、実は敗戦後、ちょうど60周年ということで、戦争がらみの映画やイベントが目白押しのようです。映画だけでも、「ローレライ」なんて、うわさに上ってますよね。
 こどものころ読んでいた漫画て゛「紫電改のタカ」っていうのがありました。御存知の方も少なくないでしょう。空軍で数々の武勲(イヤなことばですが、)を樹てたタカこと、城が、敵機を撃ち落しつつ思います。「ダレが、こんなバカげた戦争をはじめたんだ!」と。「オレは、戦争が終わったら教師になる。そして、戦争が、いかに愚かでバカげたことかを、子供たちに教え、平和の尊さを説くんだ」。そう誓った城だったが、敗戦を数日後に控えたある日、尊敬する上官の思いに打たれ、「特攻」という名の、出撃に向かいます。折しも、母と幼馴染の娘が面会に来る予定だった日に。
 いま、敗戦に打ちひしがれ、虚心坦懐に日本人が等しく希求した「平和」を踏みにじり、「戦争ができる国」を「普通の国」とごまかして、憲法改悪を目指す輩が声高に叫び声をあげています。
見間違えないで欲しい。憲法改悪を志向している彼らは、戦場には、決して立つことはないのだ、ということを。
 国連の安保常任理事国になったって、国民に何のメリットがあるのだろうか。「国」の名誉なんて関係ないですよ。そんな立派(?)な国にならなくたって、日本は日本らしい国でいいじゃないか。それこそ、「普通の国」でいいんです。
 ことしは、敗戦60周年。敗戦の最中に学び取ったことを、国民皆が、原点に還って見直す年にしたいものです。