JR線 完全運休!

　 ５日。秋田県内でのＪＲ路線は全滅。９９％の列車が雪に打ち負かされた。
　こまち号の全面運休は'97年の開業以来、初めてのこと。関東周辺じゃあるまいし、冬に雪が降るのは当たり前。　ここ10年以上にわたって、暖冬だったことをいいことに、「冬」を「雪」を甘く見ていたとしか言いようがないような体たらくだ。

　そういえば、73-74豪雪も酷かった。当時、安い一戸建ての借家に住んでいたのだが、脇に停めていたクルマが、翌朝の雪ですっぽり埋まり、「アレ、マイカーはどこだ」と大慌てしたことを思い出す。74年1月26-27日にも、当時の国鉄路線「完全運休」があった。あの年の、積み上げられた雪は、結局、4月末まで消え残っていたのだが、まさか、この冬、その再来ではないだろうか。

　神様、仏様、哀れな庶民の暮らしをこれ以上、苦しめてナンとなさるおつもりじゃ? ようやく物流にも影響が出始めてきた。改めて、自然崇高教に入信するさかい、どうか、これ以上のご無体は、ご勘弁のほど。ハハァ、平に平に。