酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

金英男家族の会見、観ました?

2006-06-30 19:32:56 | Weblog
まあ、ナンと言うべきか、言葉を失うというか、失笑を禁じえないというか、馬鹿馬鹿しいにも程がある、というべきか。


 「北朝鮮」に限ったことではないのだろうけど、国家権力の恐ろしさを、まざまざと見せ付けた会見ではあったよね。

 理不尽の極みの末の会見だったはずなのに、本音は一言も言えない。同席した家族すら、「英男の言ったことを信じなければ」などと、のたもう始末。

 でも、これって、対岸の火事では決してないのだ。

 無知・無責任な国民が増え、時の勢いで、口先三寸の与党に国会議席の2/3を与えてしまうという体たらく。

 このまま、自民党に政権を預けていたら、いつの日か、北朝鮮を笑えぬ「悪夢が現実のものに」なろう。

 当たり前のことなのだが、「これでいいのか?」「不平不満は選挙で堂々と意思表示する」ということ。

 民主主義のありようを、自分の本音で自問自答してみようではないか。

 繰言になるが、「言いたいことが言えるうちに言わないと、言いたいことが言えない時代がきっと来るのだ」ということを、虚心坦懐に考えてみるべきだ。  

たかがスポーツで、カッコつけなさんな。

2006-06-30 19:19:05 | Weblog
 ローカルニュースを観ていた。

 スポーツコーナーで、Mとかいう、聞いたことのない女ハードラー(ハードル選手のことらしい)が紹介されていた。

 来年、秋田での国体があるのだが、その大会に「全て」を賭けるとな。

 まあ、たまたま優れた運動神経を授かり、勤務先からも一目置かれて、同僚が仕事している最中でも、「練習」という名の早退が認められるんやから、いい身分やネェ。

 でも、この人、一言よけいや。

 イワク「国体で優勝して、地元の皆さんに恩返ししたい」んだと。
そんなエエカッコシー、せんでいいってば。

 たかが、スポーツだ。偽善家を気取る必要なんてない。
余計なこと いわんでいいから、ひたすら自分のためだけに走らんかい。

 生意気言ったって、たかが、スポーツに過ぎないんだから。 

 何かといえば、「oooのために oooに精進する」  
ああ、うるさい。
そんなにしてまで、自分をヒーローに仕立て上げたいのか。 

街中の温泉場にて

2006-06-25 09:19:29 | Weblog
 先日(平日)、急な仕事もなかったので、昼から休暇をとり、街中の温泉でノーーーンビリ過ごした。
 
 久しぶりのサウナでは、汗の流れ方ったらなかったね。ひたすら「飲み続けて」体への取入ればかりだったから、汗は「噴出した」感じ。

 もとより汗っかきで、夏なんてダイッキライなのだが、そこは良くしたもので、そんな季節こそ「ビール」がウマイ!

そのデンでいけば、寒い冬もキライだけど、「熱燗」がウマイ!

なるほど、うまくできとるワイ。

 私の入浴パターンは決まっていて、
①入浴前に水を一杯飲む(こうしておくと、汗が出やすいのだ)②ジャクジーで全身を洗濯③一旦、外気を浴びつつ水風呂に軽く浸かる④アタマに水をかぶってから、やおらサウナへ⑤汗が噴出してきたらねあまりムリをせずに、10分くらいでサウナを出る⑥水風呂に入るのだが、決して「ドボン!」はしない。足からゆっくりと入り、半身浴にとどめる⑦陽が射していれば、タイルに仰向けでゴロリ ---

およそ三時間の入浴を楽しんだ後は、無論、飲む。冷たーいビールを、浴びるように飲み続ける。
 幸せって、なんだっけ?しみじみ味わうビールと幸せの瞬間である。

 蛇足ながら、今回は午後だったが、平日の午前の入浴ほどステキなものはない。
朝寝を楽しんだ後、朝日が射すなか、訪ねた街中温泉はガラガラ。お湯の中の心地よさをかみしめつつ、仕事にあくせくしている方々を思う。イワク、「世の中に<
寝る>と<風呂>ほど楽はなかりけり。浮世の馬鹿は起きて働く」ってか。

 来春からは、「酒と鉄道とサウナの日々」。はーやく来い来い、定年日、っと。

オランダまで行くってか

2006-06-24 07:38:35 | Weblog
 国民の血税を吸い続けている皇室の、長男夫婦が静養に出かけるとな。嫁さんが心身不安定なので、その療養も兼ねて出かけるらしい。

 まあ、時は夏休みだろうし、家族旅行もいいだろう。
 だが、国民の税金で暮らしている身分なのに、オランダまで行く必要があるのだろうか。

 国民の税金で造られた静養先は、葉山や那須など、国内にもあるのだ。

 市井の人たちが、名ばかりの景気回復にあえいでいる折、その感情を逆なでするような行為でないか。こんなんで、国民とともに在る皇室なんて、とんでもない。

 唯々諾々と容認している政府も政府だが、野党も、皇室典範費をもっとシッカリと管理せねばイカン。

 こんな「金食い虫」、憲法改正をやるなら、真っ先に抹消すべきだなぁ。 

「定年帰農」という幻想

2006-06-17 19:17:53 | Weblog
 いわゆる団塊の世代700万人が'07年から続々定年を迎えるということで、その動向が注目されている。かくいう私も、その最終世代。
 もっとも、団塊の世代は、確かに700万人近いが、いわゆる定年を迎える人たちは300万人弱である。就職していない人や専業主婦の人たちもいるわけだからね。

 さて、先日の農業白書で、定年に達した世代がふるさと等に帰り、農業に勤しむことに期待したいとの記述があった。
 なるほど、都会での宮仕えを終え、自然に囲まれて土にまみれよう  なんて、いかにも安直に考え付きそうな図ではある。

 がしかし、コトはそう簡単ではない。

 農業って、一朝一夕に取り組めるほど簡単なものではないのである。なによりも、家族の同意が得られるかどうかが一大問題。

 農業って、田んぼと畑があればスグにできるわけではなく、農作物を育てる技術が不可欠だし、周囲のひとたちとの共同作業や近所づきあいが、実は、大きな比重を占めている。

 「田舎に帰って、百姓でもやるかぁ」なんてノリでは、ゼツタイに成功はしない。

 家族の同意といったのは、まさに近所づきあいの「深さ」のことであって、都会のように、「隣はナニをする人ぞ」なんて、おっとりと構えてはいられないのだ。

 冠婚葬祭は言うに及ばず、様々な会合・寄り合いが引きも切らない。ご近所とは、共に泣き共に笑う という気持ちがなければ、とてもじゃないが、農業なんてやれっこない。

 農家に嫁が来ないのはなぜか? 一にかかって、こうした近所付きあい等々の「煩わしさ」に起因しているのだ。

 土に汚れつつも、モノを創り出す仕事であり、農業に魅力を感じ、なによりも、愛する人と一緒に時間を過ごせることから、農作業自体は、必ずしもオンナノコに嫌われてはいない。彼氏の親との同居がイヤなら別居というテだってある。

 だが、ご近所やの付き合いは避けて通れず、そのことが、若い女性をして「農家嫌い」にさせているといえる。

 日本農業は土地の集積による大規模化・効率化を進める以外、生き延びる手立ては無い。後継者がいないなら、地元の農協が丸抱えすべきだろう。

 いわゆる「サラリーマン農家」への国からの助成措置は直ちに止め、真の農業のプロを育てる政策に転換すべきだ。

 団塊の世代も農業への甘い夢を持つべきではないし、国も、彼らに過度の期待などしないことだ。

スポーツ組織って、スポーツマンの天下り先なんだね

2006-06-15 19:37:21 | Weblog
 スケート連盟が、使途不明金等の不祥事隠しのためトップを代えるんだそうな。
 で、名前が挙がったのが橋本聖子先生。

 スポーツ団体に限らんけれど、ナニゆえに トップに議員先生を据えたがるのかねぇ。

 一見、清新に見えるスポーツ界も、一皮剥けば、その辺の趣味団体の域を出ないんだということが、とてもよく分かるよね。

 平和な時代だから、スポーツに秀でていると一目置かれるだけで無く、全人格が優秀と見做されるが、今更言うまでもなく、そんな輩にかぎって、女はだますは、社会常識が無くてずうずうしいは、で、カネと欲に染まっている。もとより、アタマが空っぽだけに、救いようが無い。

 最近売り出し中の、ボクシングの亀田兄弟なんて、その最たるものだよね。
品格も何もあったもんじゃない。なんだ、あの面体は、あの態度は。

 強けりゃあ、ナニをしても許されるってのか。それじゃあ、ヤクザと一緒だってば。少しは、常識と恥を知らなきゃあね。

 スポーツ団体の運営費にも、国民の血税が使われ、そのおかげで好きなスポーツがやれるのだということを、スポーツマンたちは、努々忘れてはならないのだぞ。

  

「返信」の大切さ

2006-06-13 05:12:41 | Weblog
 元来がモノ好きというか、野次馬根性が旺盛なもので、アチコチのサイトに顔を出し、気が向けば、HPの管理者へMailを打つことが、ままある。
 どちらのHPでも、管理人としての思いや主張はあるし、思わず知らず「いいなぁ」とか「そうだ!」なんて、ヒザを打ってしまうこともあるから。

 そんな時、どんなつまらぬ感想でも、きちんとMailを返してくれると、ホントうれしいものだ。
 幾度、HPの感想を送ってもナシのツブテって人も少なくないが、これでは、「ご感想をどうぞ」なんて表示が泣くことだろう。

 一般のMailのやり取りにしても同様。
 機能の一つに、受信確認の方法もあるけれど、そんなものよりは、「Mailありがと。了解したからね」なんていう返信を返してもらったほうがありがたいに決まっている。

 芸能人や政治家ならともかく、HPを開設し、「感想Mail」受付コーナーを掲示しているなら、HPの感想等を受信したら、返信するのは常識であり礼儀であろう。
それとも、オマエなんか相手にしてる時間は無い、なんていうほどお忙しい方なのか知らん。

 常識のない方がHPなんぞ、立ち上げるんじゃない。

明日6/10は「時の記念日」ですが

2006-06-09 19:36:30 | Weblog
記念日シリーズ! では、ないのですが-----。 

 6/2について、一日遅れで書き込んでしまったため、明日6/10のことについては、一日早く書き込むことにしよう。
これでバランスがとれる!?

6/10は「時の記念日」。 そこで、時刻の表し方について一言。

 最近目にするのが、正午、つまりお昼時のことを、午後12時っていう表記が少なくない。

 昼の12時が「午後12時」なら、真夜中の12時は「午前12時」ということになる。

 これって、正しいのかな? 違和感が残るんだよね。

夜中の12時で日付が変わるんなら、夜中の12時は「午前〇時」が正しいんじゃないの。逆に、昼の12時、即ち「正午」は「午前12時」でしょう。

 「午後12時」と「午前〇時」は当然おんなじ時刻。真夜中だよね。

 1時から11時までは、まったく問題ないんだけれど、「12時」がねぇ----。

 だれか、教えてぇぇぇぇぇ。

 (蛇足 「時の記念日」は国民の祝祭日にならんのかねぇ?)

野球部は軍隊なのか

2006-06-09 06:37:05 | Weblog
 おかやま山陽高校の元野球部監督・池村ナニガシが裁きの場に引きずり出されたそうな。

 高校野球の監督として、就任した高校を甲子園に連れて行くことを請負い、あらゆる手段を用いて野球部員を痛めつけ、精神力だけで甲子園出場を勝ち取ろうとしていたようだ。

 選手を全裸で走らせたり、平手打ちなんざ日常茶飯事だったとのコト。

 この元監督、年は35歳。ということは、先の戦争には無縁のはず。それにしては、部員(高校生)の精神をゆがめるような仕業を繰り出し、まるで軍隊のようなハナシだ。あきれてモノが言えん。

 だが、部員たちの父兄からは、「運動部なのだから、そんなものだ」という反響もあるやに聞く。

 「---のためには、(体罰)もやむをえない、そんなものだろう」 こんな危険な考え方は無い。

 先の戦争もそうだった。「俺は反対だったのだが、周囲が皆そういう方向だったので」「こんなことはなるとは思ってもみなかった」云々。

 いざとなれば、ダレも責任を取らないばかりか、他人のせいにする。

 こうした日本人の意識が、300万同胞を死なせたのではなかったか。

 その根底にある「体罰」。「力」だけで思想信条を歪める。

 そんな指導者が裁かれるのは至極当然だし、そんな輩を弁護する必要などまったく無いのだ。高校野球界から永久追放すべきだろう。

 「高校野球は教育の一環」と、空念仏を唱えている高野連に猛省を求めると共に、その見解が聞きたいものだ。

 このままでは、大変なことになるのだぞ。

保身のために歴史を歪めてはいけない

2006-06-08 05:44:51 | Weblog
 靖国神社が、韓国・中国はじめアジア諸国にメッセージを発信するらしい。
 神社といえども、HPを公開したりする時代。己をPRすることに反対はしない。

 だが、先の大戦での日本の立場を正当化しようとする姿勢は許せない。

 イワク、「(先の戦争は)日本の独立を守り、アジア各国とともに発展するため戦わざるを得なかった」 イワク、「(敗戦に伴う)東京裁判は、戦勝国による一方的なものだった」等。

 そもそも、神道は皇国史観と表裏一体のもの。昭和天皇が始めた戦争を正当化したいだろうし、己の下に祀られている戦死者の「名誉」を償おうという意図だろう。

 しかし、だからといって、歴史を歪めることはゼッタイに許されることではない。

 こんな主張を続けていたら、近隣諸国との関係は改善どころか、民間レベルにまで亀裂が拡がることになりかねない。

 よしんば、戦死者を悼む手段だとしても、祀られている戦死者は、神道を奉じた
人たちばかりでないのだし、人間としての尊厳を、生前ばかりか、死後も蹂躙し続けて、なにが「宗教」か。

 東京裁判にしたって、しからば、時の日本で、戦争責任者を処罰しうるような、まともな意識をもって対処できたかは、甚だ疑問。「天皇」という、最大最高の戦争責任者が、のうのうと生き続け、国民の税金が浪費され続けられているなんざ、
そのまぎれもない証左だ。

 「過去を真摯に反省し、過ちは二度と繰り返さない」

 こんな単純明快なことを国民に認識させる活動こそ、戦死者を祀る靖国神社の、最大の使命ではないのか。