酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

農協   終わりの始まり

2007-08-29 09:17:02 | Weblog
 収穫の秋が近づいてきた。田んぼにたわわに稔った稲穂が輝いている。

 かつて、「豊作」といえば、農民にとってナニモノにも代えがたい「喜び」であった。しかし、近年の「米あまり」 (というよりは、むしろ「米消費減退」という表現が正しいのだが)によって、豊作が素直に収穫の喜びには繋がらなくなってしまった。

 全国の農協にとって、最大の収益源は組合員農家から販売を委託される米の取扱量(販売高)及び取扱手数料なのだが、記したような情勢下、その量は、年を追って減り続けている。

 農協が組合員農家から、米の販売委託を請ける条件として、「仮渡金」(またの名を「前渡金」)という契約金を前払いする。その秋に収穫された米は実際に市場に流通してみないと、生産者たる農家の手取り金額は確定しないわけで、「全量買取」制ではなく、あくまでも「販売委託」を請けるための措置である。

 この仮渡金、当然、米の品種によって異なるのだが、秋田県産あきたこまちの場合、ここ数年は60kg単位で12千円~15千円が、仮渡金として農家へ支払われてきた。

 ところが、相変わらずの米の消費不振(需要減退・供給過多)により、農家への最終的な精算額が、先ほどの仮渡金を下回るケースが出たこともあって、農協サイドでは、従前よりもシビアな試算をせざるを得ない状況に陥っていた。

 そして、ついに19年産米について、仮渡金は支払うものの、60kgあたり、7千円前後という、未曾有に低い金額になりそうな見通しだという。

 組合員農家からの付託であるなら、販売委託を請けた米は、その全量を農協が買い取り、農協が責任を持って市場に売り切ることが、その責務のはず。

 旧来のモノの見方・考え方に拘り、行政的な視点しか持ち合わせてこなかった農協が、組織の根幹を為す「米」までも手放さねばならない崖っぷちに追い詰められている。

 農協法を紐解くまでもなく、農協は組合員農家のために存在するものであり、「農協の、農協による農協」であって良いはずはない。

 「農協の終わり」の始まりなのかも知れない。

改造内閣?

2007-08-28 07:29:27 | Weblog
 内閣改造を終えて、安倍さんの記者会見を聴いた。

 国民に明確に「No!」を突きつけられ更迭されるべき人が、改造内閣の首班として記者会見に臨む図なんて、茶番以外のナニモノでもない。

 それにしても、このひと、「戦後レジュームの見直しを」なんて、まだ言ってるんだよね。だから、それは国民によって否定されたんだってば。

 いみじくも、与謝野官房長官が「内閣支持率を浮揚させるのは容易ではない」なんて言ってたけれど、コレまでの国民無視の与党の姿勢のツケが廻った来ただけの事。自民党でなくたって、自民党程度の政権運営はできるさ。

 あんだけ、安倍さんの姿勢を非難していた枡添さん。その安倍さんから電話があったと言って、嬉々として首相官邸に出向いていたっけ。安倍さんへの非難て、単なる目立ちたがり屋のなせるワザだったんだ。

 一刻も早く政権交代を実現させないと、この国は堕落が止まることがないだろう。
  内閣を 改造しても 自民党 
         朽ちた屋台骨には 手を付けず (字余り)

 

ニコン D 3 !

2007-08-27 14:43:06 | Weblog
ウワサの新型機・ニコンD3がついにブェールを脱いだ。

 画素数は平凡ながら、期待のフルサイズ機。それも、フルサイズ(ニコンでの呼称はFXフォーマット)のほかに、従前のAPS-cフォーマット(ニコンでの呼称はDXフォーマット)と、その中間サイズが、各々切り替え可能と来た。凄い!

 ファインダーの視野率は当然100%だから、これで、ニコンのデジカメもフィルムカメラと同等のポジションまで成長したわけだ。キャノンも焦っているかも?

 それにしても、これによって、フィルムカメラはいよいよ立場がなくなる。

 退職記念にD3を買おうと思うが、手持ちのF5をどうするか。

 主たるターゲットの「鉄道」は完全にデジ化するだろうから、仮にF5を放出しても、フィルムカメラの需要が発生する可能性は小さいだろう。
 
 もうひとつ、ベンタ6x7をどうするか。
 こちらは手元においておこうかとも思うのだが、望遠系に弱く、連写もきかない。とすれば、むしろこちらを手放すべきかも知れない。

 まぁ、D3の発売までには二ヶ月以上の時間がある。

 サケでも飲みつつ、カメラの入れ替えをジツクリ考えてみるさ。
 味の良い、サケのサカナが手に入ったようなものだからね。

終日スポーツ大会放映の愚

2007-08-26 05:43:32 | Weblog
 TVでの終日放映を指摘したばかりなのに、TBSが、世界陸上だかなんだかと称して、終日、スポーツだらけの放映を流していた。


 TBSのなかにも、観たい番組は一杯あるわけで、それを、いかにスポンサーだからといって、世界陸上だけを、視聴者に押し付けるのは、番組供給サイドとしてはオソマツ極まりない。いや、視聴者に番組をチョイスさせないような局は、その存在さえ疑わしい。

 あ、でも、他の局の番組があるのだから、TBSに拘ることもないわけか。
うーん、でも、TBSの番組、特にドラマ、好きなんだよネェ。

夏、いつまでも! & 倖田来未!

2007-08-18 12:48:41 | Weblog
今日は、時間がなくてできなかった倖田来未チャンのアルバム「FREAKY」のダウンロードとCDへの書き込みを実行した。

 正直、音楽はmusic用のCDでないと書き込みできないなんて、チーっとも知らなかったから、まずはCDの買出し。ついでにプリンター用のインク一式も購入。ドキュメント以外、写真等は滅多に印刷しないのだが、それでも肝心な時にインク切れでは困ってしまうので、予備としての購入である。

 来未チャンの「FREAKY」はすでにダウンロードしていた(こんなステキな曲が4っで、たったの800円)ので、さっそくCDをセットしてカキコ、カキコ。

 うんうん、なんの問題もなくスムーズにカキコ完了。

 これで、ドライブの楽しみが増すというもの。にしても、このアルバム、分けても「girls」はノリがいい。スカっとするよね。「さいこぉのファッション~ & テンション 」ってか。

 かつて、大好きだったのはキャンデーズ。当時流行っていた8トラックのデカいカセットを買って夜のドライブなんざ、楽しんだものだった。
 
 その次にハマったのが甲斐バンド。結局、ファイナルコンサートにまで出かけた。そして、プリプリ。これも、ファイナルに行ったなあ。香チャンもさることながら、メンバー全員がとってもキレイで、前から6列目で夢中になって声援を送ったのだが、その後、数日、耳の具合がおかしかったことを覚えている。

 こうしてみてくると、自分の趣味って、とにかく元気で前向きな曲というか、アーテストが好きみたい。

 来未チャンの元気な歌が流れているうちは、絶対に「夏」は終わらないんだモーン。

祝!  熱燗復活

2007-08-18 07:04:00 | Weblog
 関東以西では、なお「酷暑」が続いているようだが、秋田での夏は、ようやく、かげりが見えてきた。
 夏の夜の雨の威力はたいそうなもので、一晩明けたら扇風機もウチワも要らなくなってしまったのだから凄い。

 そして、夕刻からのテーブルには、缶ビールに代わってお酒が登場。それも熱燗の復活であり、ひと夏御世話になり続けたビールの御世(?)は終わり、「缶ビール」は「完ビール」になってしまった。

 主役が交代すると脇役も代わるわけで、それまでのオツマミの定番-エダマメ・冷ヤッコが退き、ヤキトリと焼き魚が鎮座。早すぎるキライはあるのだが、何気に
「湯気モノ」が登場してしまった。

 この際、熱燗を飲む際の愛用のグラスも取替え、ちょっと大振りの切子のグラスと、汽車ポッポが描かれた小鉢も準備。

 熱燗が上がってきた。
 うまいなぁ~♪
 季節は紛れもなく秋へ歩みだしたようだ。
 
  「熱燗の 湯気の向こうに いわし雲」 オソマツ !

笑止! 自民・女の戦い

2007-08-16 18:55:57 | Weblog
 おいおい、ナニやってんですか、女衆。

 全閣僚が、8.15惨敗を、いや、間違えた。靖国「参拝」を申し合わせたはずなのに、高市早苗女史だけは、ひとりポツネンとして参拝に参上。なんとも奇妙な「絵」だったよねぇ。まぁね、この辺は、いかにも自民党らしいやねぇ。

 この、高市女史の奇行には、実は伏線があって、今回の小池さんの防衛省内の次官更迭問題と、微妙に絡んでいるみたいですなぁ。

 小池さんが唱える「次官更迭問題」には、先回、彼女が沖縄に訪ねた際の、同県知事との、基地移転先に関する密約っつうのが、付きまとっているみたい。

 で、「沖縄」って聞けば、担当大臣として、高市女史は、これは放って置けない。なんたって、「沖縄」担当なのだから。

 イケメン・塩崎官房長官も気分は良くない。各次官級の異動は官房長官の所管事項。  お分かりかな? 官房長官としては、小池さんの独断専行にも手を焼いているのだよ。

 高市女史の靖国参拝については、「閣僚と言えども、信仰の自由はある」とかなんとか、ごまかしていたけれど、「次官問題」については、不快感を隠さなかったものね。

 ただ、さる情報誌によると、小池さんと某次官とは、いわば「飲み友達」で、10年来の仲間だったとの説もあるのにネェ。どこで、歯車が狂ったものやら?

 最近の自民党は、トップを含めて、とにかく国民の顔を見ていないと思う。己の立場のことばっかじゃん。

こんなんで、次期総選挙はどうなるのかなぁ?

国民としては、自民党の、この体たらくを、シッカリと記憶しておきたいと思う。国民を直視せずに、己の地位保全に汲々としている大臣たちの、オソマツな言行を、忘れないで居よう。
 

猛暑>冷たいビール

2007-08-14 17:19:06 | Weblog
 今日も猛暑。冬の寒い日が続くのも困るが、猛暑の連続にも参ってしまう。

 で、例によって、「猛暑」を言い訳にして、まっ昼間からビールをあおるのだが、これが実はサッパリ酔えないのだ。

 言うまでもないことなのだが、飲めば飲むほど「汗」として、即、流れ出てしまうわけで、ノドもとだけは一瞬涼しいものの、直後に溢れ出る汗の始末に、かえって暑さが増してしまう。

 昔懐かしい不等式でしたっけ、アレに従がうと、猛暑>冷たいビール っつう公式が成り立つみたい。

 この公式の悔しい点は、「冷たいビール」の代わりに「冷酒」・「水割り」を代入しても、>の向きがひっくり返らないという事実。

 う~む。「嗜好」は「自然」には勝てぬのか!

「夏は夜」って言うけれど

2007-08-13 03:42:30 | Weblog
 「春は曙 夏は夜--- 」って、かの清少納言も謳っているけれど、夏の夜もこんだけ高温が続いた日には、正直、辟易してしまう。

 ここ一週間は、最高気温が連日30度から35度。家ん中にいても、あまりの暑さで「居場所」がない。

 なにしろ「無職」の立場ゆえ、昼から冷えたビールなぞ取り出してみるのだが、飲むそばから汗が噴出し、「酔い」の効率の悪さといったらない。

 ビールの爽快感に代わるものはないものか、と、かつてノンアルコールビールに入れ込んだことがあった。クルマの運転を予定していた時なぞ、昼間っから、どうしても飲みたいときは「愛用」したものだったが、これはこれで、人によってはやっぱり酔っちゃうんだってね。

 ビール大好き人間が、こんなこと言っちゃあオシマイなんだが、そろそろ「熱燗」が欲しくなるような涼しさを渇望する、今日この頃である。

小池さん  身の丈を知りなさい。

2007-08-11 06:32:36 | Weblog
小池さんが防衛大臣として訪米。ライス国務長官はじめ米国のお歴々に歓迎されたそうな。

 それもこれも、テロ特別措置法期限延長をニランでの、米国一流の思惑つきの対応だったろう。

 そのことを知ってか知らずか、小池さんのハシャギようといったらなかったね。

「私は日本のライスと呼ばれている」って、日本でダレが、そう呼んでいるの?
小池さん本人以外、だーれも呼んでないってば。

「私は、マダム寿司だ」に至ってはサッパリ意味が分からん。

 小池さん、あんたは仮にも日本の防衛大臣なんだよ。かつての敵国におだてられて、そんなに舞い上がっていいの?
 あんたのスピーチを聞いた米国関係者は、苦笑したか、理解に苦しんだか、どちらかだったろうと思うよ。

 あんたのスピーチに、聞き手側からの笑いが漏れていたのは、あんたのジョークがジョークではなかったから。おそらく、嘲笑ってヤツだったんだよ。

 国費を使っての訪米が、自らの見識のなさを披露してしまうなんて、これはこれで、ある種の「高官の資質」を問われると思いますが、お友達の安倍さん、いかがお思いですか?
 
 「小池大臣は適切に業務をこなしている」なんていうんでしょうネェ。
 ダメダ、こりゃあ。