酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

裏町酒場

2007-11-28 21:12:46 | Weblog
 昨夜は久しぶりに 近所の居酒屋に出かけた。

 何気に、カラオケが唸りたくなったのだ。

 自宅で、晩酌と称してビールと熱燗を数杯ずつ。飲むほどに酔うほどに、カラオケが恋しくなってきた。

 そこへ、折よく、仲間から「飲みに来ませんか」とのお誘い。
 
 いやもおうもなくかけつける。

 型どおり乾杯の後は、例によってカラオケ大会。

 私が唸ったのは、懐かしい西田佐知子の「裏町酒場」。
ご存じですか?


 ♪ 男なんかにゃ だまされないと
    鼻で笑って 引くルージュ
     夢を持ちなと 言う言葉
      そーれも どこまで 本気やら   チャンチャンと。

 「アカシヤの雨が止む時」「東京ブルース」「涙の乾くまで」「神戸で死ねたら」 いやぁ、あのハスキーボイスで切々と歌い上げる歌唱には、そそられたものだった。でも、関口氏の嫁さんに収まってからは、とんとお目にかかる機会がない。

 西田さんのような女をこそ、良妻賢母っつうんだろうね。でもでも、あの、濡れたような歌声を、もう一度、聴いてみたいなぁ。


 閑話休題。
 戻って、ごくごく普通の熱燗に酔いれていると、こんな、裏寂しい演歌が、なんとも身に沁みるんだよねぇ。

 冬の訪れ、年の瀬も近い。

 なんか、寂しいというか、わびしいというか、 ああ、人生だねぇ。
 今年も、あと ひと月かぁ。

クジラが食いたい

2007-11-28 20:47:25 | Weblog
 再三取り上げてきたが、またまたクジラの話題。

 捕鯨に反対する諸国の理屈は「クジラはかわいい哺乳類だし、年々その数も減じている。自然界の摂理からいっても保護すべきだ」と。

 ああ、そうですか。

 それじゃあ、いわせてもらいますが、あんたがたが、日に夜をついで食べている「牛」は、哺乳類ではないのですか? たとえば、インドでは、「牛」は神聖なもの。単に「かわいい」とか、そんなレベルではないはず。

 そうした動物を、ビーフステーキにして食べていること自体、どう、抗弁なさるおつもりか。

 そんなこと以前に、地球上の各国・民族には、各々の食文化というものがあったはず。食文化というとカッコよすぎるんだね。要するに、その国・民族の「食の原点」なのだ。

 モノの見方考え方が異なることは、お互いに否定できないはず。
 とすれは゛、各々の国・民族が、古来、連綿と継続してきた食生活を、「文明」の名のもとに否定することなぞ、どこの国・民族だって出来ないのだと思う。


 この際、日本は國際捕鯨協会を脱退してもかまわないと思う。
 
 一つの国・民族にとって、「食」の重要性は論をまたない。

 そんなことも理解できず、単純に、「クジラ」を擁護する国のかたがたって、
やっぱり視野が狭いというか、独善的なんだよね。

 己の嗜好・信条と異なるから、これを否定するなんて、そんな国が、「文明国」とか、「先進国」なんて、おこがましいよね。

 (掲出した写真は駅長の了解を得たうえで、安全なポイントから撮影しています)

体重管理が できる喜び

2007-11-28 20:25:44 | Weblog
 寒くなると熱燗がうまい。 で、少々油断していたら、体重が88kgに復活していた。
 これはならじ、と、本日、馴染みのサウナで、3時間かけて85kg台まで落としてきた。

 以前にも報告したが、なにしろ、落とすべきレベルまで落とすことができるようになったことが、うれしいのだ。

 サウナのなかでは、同席(?)した人たちに、「あんた、ものすごい汗ですけど、大丈夫?」って、相変わらず心配されている。

 もっとも、モノの本によれば、肉体の代謝を促すには、「熱い」と「冷たい」との交互作用(?)が有効なのだそうで、そのデンでいけば、サウナであったたまり、水風呂で冷やす ってのは、代謝機能促進上は理想的なんだそうな。

 ただし、血圧の高い人なんかが、サウナを出てすぐに、水風呂へドボン なんてのは、危険が危ない(?)のだそうだから、絶対に! ご法度。

 そのかわりというか、水風呂に身を浸さなくとも、外気に一定時間、身をさらすだけでも、効果はあるのだそうな。

 サウナの高温も、水風呂の冷たさも、ともに程々にして、しかし、適度に肉体に刺激を与える  っつうことなのかなぁ。

 しかーし、肉体には内と外がある。
 適度に、外側の肉体を刺激したなら、内側にも、適切な刺激を与えるべきであろう。
 もちろん、冷たいビールが、その主役になってくれるのだ。

高知県 昔に戻るの?

2007-11-26 08:05:20 | Weblog
 高知県の橋本前知事の引退に伴い、後任の知事に40歳の、全国最年少候補が当選した。

 若さを選んだことは評価できるものの、なぜに官僚出身者なのか? せっかく、橋本前知事が、本来の県政のあり方に一石を投じたにも拘らず、高知県民は、再び中央主導の道を選んだことになる。

 なにより不思議なのは、社民党までが、これに載っかったこと。

 健全野党として、期待していたのに、こんな体たらくでは社民党にも期待できそうにない。

 地方自治は、独自路線を貫くべきだ。国の顔色を伺い、中央官庁の天下りを戴いては、「自治」の名が泣くというものだ。
 自治の主役は、その地に暮らす住民なのであって、中央官僚の視点での施政が、足を地に着けたものになるとは、到底期待できないのだ。

 坂本竜馬も、忸怩たる思いでいることだろう。残念と言うほかない。 

雪道は慎重な運転が必須

2007-11-22 10:28:23 | Weblog
 雪の便りが各地から届いていて、北国の山あいでは、相当な積雪量になっている模様。

 雪国に暮らす「必要悪」のひとつに、夏タイヤから冬タイヤへの交換作業がある。路面が凍っていようといまいと、積雪時には、夏タイヤでは走れない。法的な規制もあるが、とくかく、滑って走れなくなるのだから、取り替えざるを得ない。

 取替え費用のことはともかく、夏冬両方のタイヤ(場合によってはホイールも)を所持せざるを得ず、暖房費ともども、雪国ハンディは少なくない。
税制面での措置を講ずるべきなのだが、東京で審議する国会では、全く無視されているというのが実情だ。

 その雪道を走るための冬タイヤだが、タイヤメーカー各社のCFを目にして、ハテナ? というシーンがある。

 ほとんどのメーカーのCFでは、冬道での、快適走行を謳っていて、中には、鉄腕アトムを登場させて、アトム並みのスピードで山あいの峠を駆け抜ける様をウリにしているものもある。

 いかに、タイヤが優秀でも、積雪の峠道をCFのごとく駆けることは無茶であり、タイヤ性能を過信したドライバーの事故多発が心配になってしまう。

 タイヤメーカーは、夏並みの走行能力を競うのではなく、あくまでも、積雪路での、安心・安全な走行の保証を最優先させるべきであろう。

 メーカー各社の、CFに対するスタンスが聴きたいものだ。

ペット溺愛症候群を憂う

2007-11-22 10:14:14 | Weblog
 本格的な冬の訪れ。
 熱燗片手につつきあうナベは、たまらなくウマい。

 ナベ奉行を疎ましく思いつつ、まぁ、割切ってまかせてしまえば、これほど、重宝するヒトもいない。こちとら、ナベが食えればいいわけだから。

 一方、最近、「ねこ鍋」や「ねこカップ」、果ては「ねこ丼」まで登場し、その写真集やDVDが売れ行き好調とのコト。

 無論、食べ物ではない。いや、食べ物ではないだけに、人間様が食事用に使用する食器に、こともあろうに、家畜の範疇でしかないペットとやらを載っけるのは、
いかがなものか。

 家族同様として、家中を闊歩させ、街中で知られざる病原菌を咥えてきているやも知れぬ動物に、直接口付けしたり頬づり、ホントに大丈夫なのか?
 癒し効果はあるのかも知れぬが、病気をうつされたりしたら、元も子もあるまい。

 よしんば、飼い主家族は納得しているとしても、たまたま訪れた人たちにとっては必ずしも気持ちのいいものではあるまい。

 家族同様とはいっても、決して「好きではない」人たちも存在することを忘れてはなるまい。

 マスコミはじめ一般社会でも、これ以上、ペット溺愛症候群を野放しにしていいのか? ここは、考え直してみるころではないだろうか。

晩酌会席

2007-11-21 08:27:00 | Weblog
 冬将軍到来とともに、熱燗がオイシくて、いつも以上の消費量になっている。

 毎年、この時期ともなると「濃霧」ならぬ「飲-む」注意報が出ずっぱりになるのだ。

 最近気に入って出入りしているのが、JR秋田駅近くの「D」。

 仕事をリタイヤなさったご夫妻が、二人きりで賄っているお店なのだが、これが、なんともアットホームで温かい。
 
 親戚の家にでも遊びにきて飲んでるような雰囲気。

 でも、供される料理は、タダモノではない。奥様がチョイスした季節の味が、小鉢に載せられ、お盆に鎮座する。
 名づけて「晩酌会席」。そう、会席のような美しい料理が並ぶのだ。


 場所柄か、JRの職員各位のご利用も多く、たまたま顔見知りの方とご一緒になった日にゃあ、鉄道談義で大いに盛り上がったりする。

 お客さんの年齢層はやや高いが、それだけに、カウンターで肩を並べた常連さんの世事万般の話題には、思わず、聞き耳を立ててしまう。

 お酒も温かく、お店も温かい。
 熱燗がウマイぞぉ!

福田さん  結局なにしに行ったの?

2007-11-18 08:31:34 | Weblog
 福田さんが顔見世興行というか、参勤交代というか、とにかく米のブッシュさんに会いに出かけたそうな。

 肝心の、米朝接近に伴う、日本としての危惧や要望はさっぱり語られた様子もなく、拉致問題についても「私は忘れない」という、ブッシュさんのクールな一言でチョン。

 「洋上での給油再開に努める」なんて約束したりして、福田さん、それじゃあ逆だってば。

 今回のケース、彼の金正日が日本の首相の立場だったら、きっとこんな風に発言して、得意の恫喝外交を展開したんでしょうね。
 イワク「わが国にも相応の事情というものはある。しかし、ブツシュ大統領が「拉致解決なくして米朝妥協はしない」と約束するなら、我が国も、全力をあげて洋上の給油再開を約束する」ってね。

 同盟国だろうが何だろうが、お互いの立場を説明し、主張すべき点は明確にこれを主張することこそ、首脳外交であろう。

 「やぁやあ、どうもどうも」で握手するだけだったら、米まで出かける必要なんてない。子供の使いじゃないんだし。

 日本にに駐留している米軍の費用だって全額負担せざるを得ない方向のようだし、金正日ではないが、米の足元をゆすることぐらいはできたはず。

 日本の外交って、一体全体どうなっているんだろうね。

コメントには配慮すべし  女子アナ

2007-11-16 07:51:29 | Weblog
 昨夜から今朝にかけては、北海道を中心に北国では本格的に雪が舞った。
 
 今朝も早起きしたので、NTV系の朝のワイドショーを観ていると、旭川の町の横殴りと言っていいほどの風雪の模様が、中継で映し出されていた。

 スタジオには、三人の女子アナが居たが、旭川の雪の模様を見たひとりが
「幻想的ですねぇ」とコメントしていた。

 現地に住む人たちにとって、冷たくつらく、余計な費用がかかる「雪」。
この女子アナは、そうした現地で暮らすという現実から、はるかに乖離した感想を、よくも言えたものだ。

 東京暮しのお嬢様にとっては、北海道の風雪なんて、ただの絵空事なのだろう。
クリスマス・イブに雪が降れば、「ホワイトクリスマスだわ、素敵!」っていう程度のアタマしか持ち合わせていないんだろうな。

 仮にも全国放映しているTV番組。スタジオからのコメントは、スタジオでの感覚・イメージだけで語られるべきではあるまい。何を考えているのか。

 当人と、同番組の局関係者に猛省を促しておく。
 あまりにも、お粗末だ。

今年の漢字一文字は?

2007-11-11 08:31:14 | Weblog
年末恒例の、その年の世相を表す漢字一文字。
 
 ことしはナニ?

私なら、残念なことだけど、食品を中心にうち続いた表示や原料の「偽装」 ということで「偽」。

 「偽」は、「嘘」や「誤」「騙」に通じていて、明らかに犯罪である。

 でも、私たちは、今年の「偽」騒動に学ぶべきことがあったはず。

 ひとつ、本物を見抜く眼を養うべきこと。
 過多とさえいわれる情報の中から、自分のニーズにあった確かなモノを選び抜く姿勢が必須だ。

 もう一点。いわゆる「ブランド」信仰への警鐘でもあったと思う。
 食品に限らず、購入する商品は「名」よりも「実」をとるべきだし、同一の素材であっても、それをいかに調理し、または、着こなすかは、購入者の責任なのだから。

 来年は確実に、衆院選があろう。
 さきの民主党のゴタゴタも含めて、政治屋たちの「偽」に惑わされることなく、自分たちの気持ちに素直に投票したいと思う。

 今年も、あと50日。
 さて、忘年会の計画でも組んでみようかな。

 (掲出した写真は、列車停車後にホーム端から撮ったものです)