酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

コニカミノルタ 撤退

2006-01-21 11:22:46 | Weblog
 先日、ニコンが一部の製品を残してフィルムカメラから撤退することになったと書き込んだばかりなのに、今度は、コニカミノルタが、カメラ・フィルム両方の製造販売を止めるという。

 承前の通り、初めて自分で買ったカメラはコニカだった。現役時代の蒸気機関車はほとんどがこのカメラで捉えている。今、手元に残っているのは、ピッカリコニカ。井上順のCMで一世を風靡したストロボ付きのコンパクトカメラだ。このカメラは、子供の頃に長男に電車を撮らせたこともあるし、初めての海外・ニューヨークに出かけた際に携行した思い出深いもので、ボロボロになったものの、まだ捨てられずにいる。

 ミノルタはK市に暮らすN氏が長年愛用。氏が勤務先の広報担当の頃、二台のミノルタを駆使して地元の自然災害を熱写。その写真は某新聞社から高く評価されていた。ミノルタといえば忘れられないのは日本で一早く発売したAFカメラ。どういう理屈でピントが検出されるのか、今なお、不思議なのだが。

 ことほどさように、新機構を開発してきた両者がカメラ業界から姿を消す。
フィルムも今やFUJIのワンマンショーだが、コニカのSRP(SHINBI)は、渋い色合いが独特で、自分では気に入っていた。

 これからのカメラは、デジタル一辺倒になってしまうのだろうか。フィルムカメラは中古機で入手可能だが、フィルムそのものがなくなってはどうにもならない。せめて、フィルムだけは生き残って欲しいと、遠く南極大陸から(?)祈るばかりだ。

 

暖かい気持ちになった夜-2

2006-01-21 10:56:19 | Weblog
昨年末、「暖かい気持ちになった夜」のタイトルで書き込んだが、あの時の女子中学生に、昨夜また、バス停で出会った。
 とにかく、彼女の礼儀正しさには脱帽。「こんばんは」と声をかけてくれた後、「お久しぶりです、寒いですね」だって。今時の娘が、こんな挨拶できるなんて、まったく別の意味で、親の顔が観たいってものです。

 で、前回同様、私は「通飲(<痛飲>の誤植ではない。飲みに通うのだから<通飲>でイイのだ)」、彼女は「塾通い」で、バスを待ったのだが、今回もバスは遅れている(おお、神よ、感謝します)。当然のごとく、彼女との会話が始まる。

 高校生になったら、クラブ活動はナンと応援団に入って、選手たちを盛り上げたいこと。選手たちが勝ち進めば、一緒に各地に行けることも楽しみの由。

 語り続ける彼女の瞳はキラキラ輝いて、雪の結晶を見るが如し。
 「大事な時期だからカゼひかないでね」と諭したら、「ハイ、ありがとうございます」だって。 ウーッ、かわいいなぁ。

 寒風の中、やがてバスが到着。一緒に乗りこんだけれど、またまた、暖かい気持ちになった夜でありました。