今年も押し詰まってから、うれしい知らせが舞い込んできた。
山形新幹線延伸期成同盟会等が主催する「奥羽南線フォトコンテスト」にエントリーしていた私の作品が、「優秀賞」に選ばれたと言う。
なんとしたことか。うれしいではないか。
鉄道がらみに限らず、フォトコンへのエントリーは、元来好みではなく、エントリーした機会は決して多くはない。ここ十数年でも、指折り数える程度か。
審査員の嗜好があるし、なにしろ、シャッターを押した撮影者のネライや感動が、審査員に響くかいなかは、甚だ疑問だからだ。「審美眼」なんて、ひとそれぞれだからね。そんなスタンスだった。
前回の受賞は、さるアパレル業界主催の「夏を感じる写真」コンテストだったかな。「入選」とのことで、なにがしかの商品券をいただいたっけ。
でも、今回の受賞で、私の趣が少々代わってきたみたいだ。
テーマは、ひたすら「鉄道」なのだが、これからは、「鉄道のなかの人間模様」にカメラを向けてみようかな。
乗務員の横顔、乗客の笑顔、駅構内で働く人たちの日常---- 「鉄道写真」の裾野の拡がりを、新年の目標にするべぇ。
目標は決まった。さぁ、新年に向けて、今年最後の酒盛りだぞぉ!