酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

遅まきながら 福田内閣って

2007-09-29 04:45:40 | Weblog
 「もぉ、ボクいやだ!」って、ボクちゃん首相が政権をほおり出して二週間。福田二世が自民党総裁選を経て首相に収まった。

 その顔ぶれたるや、スゴイ! の一言だよね。

 特に、党の役員なんて、派閥の親分の総出演。内閣はボクちゃん首相時代のまんま。福田さんご自身は「背水の陣内閣」と称しているようだけれど、私に言わせりゃあ、「みんなで渡れば怖くない内閣」じゃん。

 どっちに転んでも、次の衆院総選挙では(政権交代の有無にかかわらず)、負け戦は目に見えている。

 とすれば、敢えて「火中に栗を拾おう」という福田さんの姿勢は、犠牲覚悟として高く評価されるべきなのかも。

 それにしても、と思うのだが、やっぱ自民党って懐が深いよねぇ。

 小泉さんから福田さんまで、実に「手駒」が豊富。伊達に半世紀もの長きにわたって政権保持してきた政党じゃないんだね。


 ときに、福田さんに提案ですが。

 いわゆるテロ特別措置法での自衛隊活動を続けざるを得ないのなら、米を動かす妙手がありまっせ。北朝鮮カードを使うんだす。日本をないがしろにして北朝鮮との融和を進めない、拉致問題と核は同等に扱う。これを約束するんなら、自衛隊活動もなんとかしましょう   ってね。

 アベさんと違って、腹芸のできる(と思いたい)福田さん。かつては、なりたかったんでしょ、外務大臣に。外交は、国と国との腹芸の競い合いですよ。

 得意の英語で、これまた得意の皮肉で、米中に一泡吹かせてやんなさいな。
  
 

再び  大相撲殺人事件について

2007-09-28 19:03:30 | Weblog
 なんというタイトルじゃ? という向きもあろうが、稽古に名を借りた「イジメ殺人」には違いないのだ。

 今日、文部科学省に呼ばれて日本相撲協会の北の湖理事長が出頭した様子が、夕刻のTVに映し出されていた。

 が、これを迎えた大臣の、あの、アタマの提げ様はなんなんだ?
あれでは、どっちが大臣か、わからない。

 前段の、副大臣だが不服大臣だか、松浪とかいう、意見の異なる人間には遠慮なく水をぶっかける人が、関所の番人よろしく、生意気にもイントロを垂れたいたが、つまらん!   いったい、日本の政府はどうなっているんだか。

 とにかく、今日の文部大臣の姿勢は、コトを荒だてないようにひたすら穏便に穏便に っつう姿勢が見え見えだった。仮にも、未来ある若者が命を落としているという現実を直視しようという姿勢ではなかった。

 大臣だから、なにがなんでも規律一辺倒でなければ なんて、少なくとも私も思わない。

 しかーし、その場に臨んでは、然るべき態度が必須のハズ。

 相撲協会も相撲協会だが、文部科学大臣も大臣だねぇ。副大臣? あんなのは問題外だ。

大相撲は近代化が急務だ

2007-09-28 15:24:18 | Weblog
 いや、驚いた。大好きな大相撲(日本相撲協会)の時津風部屋で、新弟子をかわいがり過ぎて殺してしまったという。

 大相撲の監督官庁は文部科学省だと思っていたが、防衛省だったのか。聞こえてくるところによると、相撲の新弟子達って、入門した部屋の兄弟子たちに徹底的にしごかれるんだってね。
 
 なんのことはない、徴兵された新兵が上官たちに苛められたのとおんなじ構図だ。

 こんなことを記すると、「運動選手なんだから、気合いを入れることも必要なんだ」などと、したり顔でうそぶく輩が必ず出てくる。
 暴力なんかで人は育つものか。

 暴力は、反発と逃避しか生まないだろう。

 昨日開かれたという同協会の理事会の模様も公開されていない。
 今後、外国出身力士がさらに増え、好むと好まざるとにかかわらずに、角界としてその勢力を認めざるを得ないのだから、今回のような前近代的な意識・仕組みは直ちに正すべきだろう。

 そこで、新弟子検査をクリアした入門希望者については、野球並みのドラフト制度を導入してはどうか。
 弟子が入門することによって、一人当たり3百万円が、同協会から「育成費」の名目で所属部屋に支給されている。将来ある有望な新弟子を勧誘するためには、各部屋の育成方式やの披瀝や、かつて琴欧州が訴えていたトレーナーの設置等、近代的なスポーツへの脱皮が急務だ。

 隔月の大相撲が楽しみだというファンのためにも、今回の事件の全容解明と関係者の厳正な処分こそが、その近代化への「立あい」として注目されるていることを忘れてはならない。。ゆめゆめ「待った」など、あっては絶対にならないのだぞ。


高校にゴルフ部って必要なの?

2007-09-22 18:55:24 | Weblog
 埼玉平成高校で、同校ゴルフ部の顧問教師が、部員(生徒)めがけてゴルフボールを打ち込み、顔面陥没の重傷を負わせたという。

 なにを考えてるのか、この教師!


ゴルフを打つ方向に、仮にも生徒を立たせるなんて、非常識もはなはだしい。信じられない出来事だぞ。

 それにしても、高校にゴルフ部なんて、必要なんだろうか?


いわゆる運動部の一つなのかもしれぬが、野球や剣道などの部活動とは、明らかに異なる部門(?)であろうし、高校時代から、「接待」を学ぼうということなのか。

 野球部の「特待生」が物議をかもしているけれど、ゴルフだって、そのそしりは免れないだろう。

 高校生なんだから、もつと高校生らしい部活動を展開したらどうかな。

 たかがスポーツで、周囲が騒ぎ過ぎるのも問題だよね。やわらチャンが一等賞を取ったからと、一面に掲載する新聞社もどうかしていると思うよね。



交通情報の明確な開示を

2007-09-19 06:33:33 | Weblog
 秋田県内はここ数日降り続いた大雨の影響で相当な被害が出た。
折も折、秋田市から40km離れた本荘市まで葬儀参列に出かける用事が入ってしまった。

 最初はJR羽越線利用で、葬儀開始時刻まで楽勝で到着! のハズだったのだが、当日の朝、目覚めて直ちに念のためパソコンを叩いてみる。
あらま、羽越線不通!

えぇーっ、どないしょ?

見通しを聞くために駅に電話を入れる。こんな時は大きな駅よりも、有人の小さめなの駅のほうが通じることが多いのだが、大小取り混ぜて6つほどの駅に電話したものの、いずれも、お話し中・お話し中・・・・

 JRはあきらめ、並行して走る羽後交通に電話し時刻を確認。早目に家を出た。

 秋田駅から本荘までの急行バスは、所定より20分ほど遅れてやってきたが、ナンと、女性運転士。今月アタマの、友人の一周忌に出かけた際、乗車したJR羽越線普通電車も女性運転士だったが、何気に「縁」を感じてしまう。

 電車もそうなのだが、こんなデカいクルマを(無論、ワンマン)女の細腕でよくぞ操れるものだと感心してしまう。でも、考えてみれば、粗雑な男よりも、繊細さを持ち合わせているむ女のほうが、交通ルールの順守や接客面からも、より優れているのかもしれないね。

 このバスの運転士さん、乗客ひとりひとりに丁寧に声をかけつつザけていた。運輸サービスの原点を見せつけられたようなバスの旅。滅多に乗らないバスだけど、気持ちの良い思いをさせられた。

 それにしても、悪天候で不通になった際の、JRの対応はもう少しなんとかならないものか。照会した時点では不通だったとしても、運転再開の見通し等、なによりも、利用客からの問い合わせ窓口は維持すべきと考えるのだが。

 報道機関も、悪天候時だからこそ、普通列車等の「日々の暮らしの足」の状況を、より突っ込んで視聴者に周知してほしいものだ。

酎ハイ

2007-09-14 08:25:19 | Weblog
 昨夜は久しぶりに甲類焼酎を買い込み、炭酸で割って、いわゆる「酎ハイ」を楽しんだ。
 ビールとちがって何杯飲んでもお腹にたまんないし、スカっとした爽やかさはイイねぇ。

 で、TVを眺めつつグラスを振っていたのだが、何杯か飲んだら、ヘンに気分が昂揚してしまい、何気にカラオケが唸りたくなってきた。

 近所の居酒屋に顔を出してみたら、折も折、カラオケ好きな常連が顔を揃えていた。

 ここまで御膳立てが整えば、もう、歌っきゃないわけで、歌ってきましたよ、5曲もね。メンバーのおひとりで人妻のTさん、彼女は昔、のど自慢荒らしだっただけにホントにうまい。
 昨夜も坂本冬美の歌には、泣けましたねぇ。

 それにしても、サケを飲むと歌いたくなるのは何故?
今や、世界的に著名なカラオケ。居酒屋文化が生んだ偉大なる副産物ですよね。
今夜も、唸ってみようかな。

パソコン更新

2007-09-13 02:15:15 | Weblog
 四年ぶりにパソコンを入れ替えた。
従前のノートパソコンが草臥れてきたこともあるのだが、退職後、原稿の依頼や取材依頼が増えていて、より機能的な機種が欲しかった。

 家電量販店の店頭に足を運ぶこと数度。適当な価格のデスクトップ機種を購入。
昨日から運用を開始している。

 いまさらだが、この分野の日進月歩には驚かされる。
4代目のパソコンなのだが、初期設定から、各種の処理に至るまで、そのスピードには唸ってしまう。

 ただ、毎度のことながら、仲間のメルアド(連絡先)の書き込みが、やり直しになるわけで、70人ほどのデータを前に、何気にため息が出る。

 先のパソコンとOSが異なるので、一括引越(?)は不可能とのこと。
まぁ、しかし、退職に伴って、交友関係の整理をすべき時期だし、仲間の一人一人について吟味(失礼!)することにしよう。

 でも、もとより非仕事友人が圧倒的に多かったのだから、退職の前後で付き合いの変わる友人てのもほとんどいないんだけどね。

 パソコンを入れ替えた、その日、アベさんが首相の座を退くと表明。戦後生まれ初の首相、それも50代前半という、自民党のホープだったが、自らのリーダーシップの乏しさとともに、分不相応な「復古調」の思想信条が寿命を縮めたことはまちがいない。「若き者は夢を語り、老いたるものは思い出に浸る」という例えがある。まして、首相として明日への夢を語らるどころか、過去への思いだけを訴えていたのでは、その座にとどまることは到底適わぬことだったろう。

 さてさて、自民党という「パソコン」に、新しいOSは、果たして機能するのだろうか?



米朝接近は 日本にとって「危機」なのに

2007-09-09 20:23:40 | Weblog
 北朝鮮との直接対話などありえない とまで言い切っていた米の、昨今の姿勢の変化は例えようもない。「君子、豹変す」という例えがあるが、なに、米が、君子だったことなぞ、一度としてないのだが。

 先の敗戦以降、日本に民主主義を教えてくれたから、という理由だけで、米一辺倒を喧伝している輩がいるが、日本と言う国のポジションを考えたら、米のみにコミットすることの危険性は、意識しておくべきであって、そんな程度の国際事情も理解できないなら、自らの不明を早々に意識すべきだ。

 このたびの、米朝直接交渉。米にとって最も重要なのは、東アジアにおける、自国のポジションであって、名ばかりの同盟国の「拉致問題」なぞ、およそ、とるに足らない事象に過ぎないのだろう。

 肝心の安倍さんは、APEC出席の折、相も変らぬ空疎で抽象的に記者会見を行っていた。

 この国の外交センスは、いったい、どうなっているのだろうか?

 忘れもしない。太平洋戦争開戦間近のころ、同盟相手のドイツが、突然、ソ連と不可侵条約を結んだ際、外交のなんたるかも心得の無かった、当時の平沼麒一郎首相が「欧州の天地は複雑怪奇也」とのことばを残して内閣を放し出している。祖国存亡の危機という意識だけでもあれば、そんな体たらく、選択できなかったはずだし、テメエの内閣を投げ出すなんぞ、敵前逃亡の極みであったろう。

 その、平沼麒一郎の息子が、虎視眈々と自民党への復党を狙っていることは、御存知の通り。

 北朝鮮対策のためには、中国もロシアも「カード」として使えばいいのに。 
日本の外交は、いったい、どうなっているのか?

あきれた 日テレの番組進行

2007-09-09 19:51:27 | Weblog
 日曜日は早めにシャワーを浴びて 夕食前のTV前に陣取る。当然、冷えたビールがお供である。

 今日もおんなじパターンで、NHK唯一の優良番組・大相撲中継を楽しんだ。その後、日テレにチェンジし、「バンキシャ」を観る。というか、大好きな菊川令を観ていた。うーん、相変わらず、いいオンナだよなあ、なんとかしてお近づきになれんものか? なんて、妄想していたら、「バンキシャ」の終了時刻。もぉ、終わりか  と思ったら、画面はナンと7時から放映予定の野球中継に早々と代わってしまっている。
 それも、「バンキシャ」のゲスト二名が発言している最中にである。
 これって、「バンキシャ」のゲストに対して、ものすごーく失礼の極みではないのか。
 
 仮にも「バンキシャ」は報道番組。たかが野球中継を優先した絵作りだとしたら、日テレの良識を、私は疑う。

最近のCF考

2007-09-08 18:26:34 | Weblog
 JRや薄型TVのCFに出ている吉永小百合。いい年をして、ナニを優等生ぶっているのか?
 己の青春時代は日活のカンバンスターで、それは「青春」「清純」のイメージで売ってきたことは認めよう。
 しかし、イマ、還暦になんなんとして、あの無味無臭さはナンだ。純粋培養された温室育ちの枯れ尾花みたいだ。年相応の色気もなければ、当時とのドラスティックな変容も無い。当時から魅力無かったセリフの棒読みも相変わらずで、JRにしてもシャープにしても、よくぞ、あんな女をCFに登用したものだ。

 視聴者の食事時に、便器やその関連商品のCFを流すのはやめとくれ。食欲減退効果も甚だしい。

 ペットが、いわゆるペットフードに駆け寄ってむしゃぶりつく絵も、なんとかならぬものか。気色悪いったらない。
 なかには、コーヒーカップに子犬を入れているCMまである。人様が口にする食器の類に、ペットなんざ、入れるんじゃない。一般の人には「不潔」なイメージを抱かせるのだということが、ペット寵愛者には、理解できないのか。

 対象とする視聴者を絞り込んでいる、といえば、聴こえはいいが、あまりにも、独善的なCFが多すぎやしないか。