酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

安倍内閣 支持率63%の怪

2006-09-28 07:19:56 | Weblog
 安倍内閣が発足した。
 世襲議員と官僚出身議員とで組成された内閣に、なんともコメントのしようがない。

 なんだね、52歳の首相が率いる割には、若々しい雰囲気が微塵も感じられない顔ぶれだよね。
にも拘らず、支持率が63%だと。新(晋)内閣への期待度が高いのだろうが、コレに気を良くして「憲法・教育基本法」を歪めるようなら、国民は、今度こそ黙ってはいまい。

 そんなかに、「ハデ」のひとことなのが高市早苗女史。

 このひと、米連邦議会事務局なんかでの勤務経験があり、自由党に籍を置いていた頃は、ある種の期待があったのだけれど、最近はサッパリだねぇ。夫君の山本さんも、自民党議員。

 彼女が著した「アズ ア タックスペイヤー」なんて、名著だった。要は、国民は税金を支払っているのだから、その使途についても十分な目配りをするべきだ」
という内容で、彼の国の実情を紹介していた。

 小池さんとの確執は事実なのか知らんが、オンナを武器にせずに、本来の意味でのジェンダーフリーを実践して欲しい。いずれ、米国流の施策発案に期待しておこう。
 
 アレ? もしかして私、彼女がタイプなのか知らん。まあ、セクシーなオンナは
閣僚だろうとセンセイだろうと、好きかもぉ!

東京地裁の判断は当然だ

2006-09-23 10:28:08 | Weblog
 国旗・国歌法に従がって 卒業式等の場において教職員が「国旗に起立」「国歌斉唱」しなかったとして 当該者が懲戒処分されたことは 同法の範囲を逸脱しており、思想信条の自由を保障した憲法にも抵触する 
 なんというすばらしい判断を東京地裁は下してくれたことか。

 横並びは善・異端は悪 という、余りにも硬直かつ保守反動の石原ナニガシとかいう都知事よ、ちったぁ、世間の常識というものを思い知ったか。

 そうなのだ、我が憲法には、つとに著名な「戦争放棄」に並んで、「思想信条の自由」が保障され、同時に「刑罰の場合を除いて、意志に反する苦役を強いられることもない」のだ。

 万一、憲法が変えられることがあっても、この二点だけはゼツタイに死守せねばならない。
 この二点が存続しさえすれば、徴兵にも応ずる義務はないし、手挙げしない限りにおいては戦争を忌避できる。

 それにしても、小泉さんにはあきれる。
「国旗・国歌へのスタンスは、礼儀の範疇だ」と。ならば、「礼儀」を逸しただけで懲戒なんて処分が妥当なのか、と問いたい。

 唯我独尊首相から、年齢不相応保守思想首相へ政権が渡る。
 この国の民主主義はいつになったら成熟するのだろうか。

戦争映画に潜む怖さ

2006-09-14 07:10:10 | Weblog
 昨年の「おれたちの大和」、この秋の「出口のない海」。

 いずれも大盛況だった(大盛況の見通し)たけに、ある種の「怖さ」を感じてしまうのは私だけなのか。

 映画って、観る人に感動を与えんとして制作される。当然だろう。しかし、だからこそ、観る人が、一定のスタンスで咀嚼していく必要があると思う。

 ラストシーンに向けて盛り上がっていく時、優れた作品であればあるほど、観客は無我夢中になり、ストーリーに引き込まれてしまう。

 そうしたときは、ストーリーが全てであり、映画を「理屈・理論」では観ていない。

 映画の主役たちは、最後には「死」に至るのだが、その「死」が、映像や表現によって、完璧に美化されるとき、戦争自体が美化されてしまうことにもなりかねない。。

 そうでなくとも、情に流されやすく、異端を認めたがらない国民性。

 感動を与えるべき映画が、「戦争美化」へ誘導するかのような意図にとられたら、制作サイドも遺憾だろう。

 戦争映画には、常に、「怖さ」が潜んでいることを、観客はゼッタイに忘れてはならない。 

消費税率  ダレが上げていいと言ったの?

2006-09-12 19:55:27 | Weblog
安倍・谷垣・麻生の、自民党総裁候補者がアチコチでいろんなことを言っている。
 
 反論は山ほどあるが、消費税について、若干のニュアンスの差異はあるものの、
三人とも異口同音に「税率アップ」を唱えている。許せないのは、それが当然だ、と言わんばかりの口調。

 消費税を導入、また、その税率を上げないと、国の財政が破綻するという。

 では、三人に聞きたい。

 この国の財政が危機に瀕するような政策を遂行してきたのは、どこの誰なのか、と。自民党が、民生よりも票になる土建等に予算を大幅に振り向けた結果ではないのか。

 もっと明確に言えば、自民党政治の「失政」だろう。

 その反省も謝罪もなくして、いきなり、増税だ、と言われて、世界一従順な国民だって「ハイ、そうですか」ってワケにはいかないさ。

 これまでの自民党の失政による財政破綻に至る経緯を検証し、国民の前に平伏して、自らの責任の所在と、処遇を明らかにするのが、スジってものだろう。

 しばしば例に挙げられるが、例えば「食料品」。昔、「貧乏人はムギを食え」との暴言を吐いた自民党の首相もいたが、消費税のように、全ての経済活動が課税対象になるような悪税の場合、自民党がハナにもかけない貧乏人も、自民党のスポーンサーといえる裕福層も、「食い物を買っただけで税金を払わされる」。
このままでは、貧乏人は、「ムギも食えない」可能性すらあるのだ。

 近い将来、必ずや大問題となろう「介護・老人医療」。これも、「貧乏人は介護なぞ受けるな」ということなのか。

 国の財源が相応に潤沢の頃は、国民に還元したことなぞ一度もなかったくせに、財源が底をつきそうだからと、国民に理解を求めるなんて、余りにもムシが良すぎるというものだ。

 自民党よ、「参りました!」と、国民の前で陳謝し、責任を取って野に下ったらどうだ。
 そこまで真摯な姿勢を見せるなら、国民とて鬼ではないんだぞ。

 さぁ、どうする?
 

お祝いムードに、敢えて水を注す

2006-09-06 19:55:45 | Weblog
 戦争犯罪人の孫の嫁に第三子が誕生との由。少子化が極まっている最中、まずは、めでたい。ただし、この一言以上では、決してない。

 朝から晩まで、「紀子さま、おめでとう。宮家、万歳!」とはナニゴトか。

ほとんどのマスコミが「奉祝」一色。インタビューを受けた市民も異口同音。
 まるで、どこかの国の「首領様バンザイ!」と、寸部違わぬ状況だ。

 号外を出し、通常番組を中止してまで対処すべきことなのだろうか。

 生まれてきた子には罪はないのかも知れぬが、それでも、国民の税金から、いきなり300万円を超えるカネがあてがわれる。当然ながら、成長するに連れて、その
額は、いや増す。

 市井の子供たちは、名ばかりの景気回復の中、出産費用すら、ままならぬ家族だっているというのに。

 天皇制のさだむるところによると、生まれてきた子は、皇位継承権が第三位なんだと。
 
 現下、この子が天皇になるまでは、天皇家は安泰ということか。

 現憲法の唯一の誤謬-「天皇」。

 この部分に限っては、私は、自民党以上の改憲派である。
 

やはりおかしい、安倍さんの感覚

2006-09-02 07:01:26 | Weblog
 安倍晋三さんが正式に自民党総裁選への立候補を行った。

 「美しい日本」を目指すのだそうな。
 戦後、ほぼ一貫して政権を担い、経済の高度成長の名の下に、日本各地の景観を壊し、国民の意識まで変容させてしまった元凶の団体のトップをめざす人が、良く言うよ。

 様々な憶測が飛んでいる。高校入学時期を9月にずらし、3月に中学を卒業した生徒たちに「奉仕活動」を半年間、義務付ける、とな。

 「奉仕」の考え方は否定しない。しかし、「愛国心」と同様で、人様に指示されるべきものでは決してないのだ。

 安倍さんて、どうしても、「憲法」と「教育」を共に捻じ曲げ、「私」より「公」、「権利」より「義務」を最優先し、「国民」ではなく「国」を第一義とした政策をゴリ押しするつもりらしい。

 国民各位、こんな政権を支持することがあっていいのか。

 「言いたいことも言えず、ひたすら国に尽くすことを強要される」
 そんな暮らしに、この国を、また、そんな国に国民に、戻していいのだろうか。

 来年は参院選がある。ダメなことはダメ、イヤなことはイヤ。胸を張って自分の意思を示しましょう。「言いたいこと」が言えるうちに。