もっちぃーの宮崎暮らし

宮崎在住の私が、焼酎を飲みながら気ままにやってます(旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」をリニューアル)。

鶴見(黒麹仕込み)

2008-03-26 23:58:06 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
一つ前の記事で書いたレギュラーの白麹仕込みの「鶴見」とは異なり、
こちらはPBの黒麹仕込みの「鶴見」です。
関東の酒屋のPBということで、関東の方にいただきました。感謝々々です。

まずはラベル。昔の鶴見のラベルデザインみたい。
昔の鶴見のラベルを見たことがあるのでわかりましたが、書いてある文字の内容は
現在のものに変更されてますね。
私が昔見たラベルは、住所が「出水郡阿久根町」で、会社名が「大石長次郎商店」
でしたから。どんだけ古いんだ!って感じのラベルでした(w。

さて、大石酒造さんには、黒麹仕込みのレギュラー酒として「莫祢氏」があります
から、黒麹仕込みの「鶴見」と言われても「莫祢氏」との区別がどうなっているのか
よくわからないので、興味があるところですよね。

一つ前の記事でも書きましたが、以前の「鶴見」はシロユタカ仕込みで、同じく
「莫祢氏」もシロユタカだったと思います。
そして、最近はどうも「鶴見」「莫祢氏」ともにコガネセンガンみたい。
ということは、この黒麹仕込みの「鶴見」もコガネセンガンなんでしょうか(曖昧
ですいません)。

まあ、うんちくは置いといて、飲んでみますか。

味わいなんですが、何と言うか「莫祢氏」よりも「鶴見」に近い気がします。
黒麹なので「莫祢氏」よりかと思いましたが、雰囲気が「鶴見」に近いんですよね。
なるほど、わざわざ「鶴見」の名前をつけている訳だと思いました。
(名前のせいでそう感じるのかもしれませんが…(爆。)

つまりは、ちょっとドライで辛口な部類。

ただし、白麹の鶴見と違うのは、余韻の深さ、感触ですね。
余韻でやや香ばしく残るのは黒麹ならではの特徴ですし、それに加えてまろやかさと
旨みが増している感じがします。

口に含んだ瞬間のドライさと、後味のなめらかな感じとの差が大きいので、辛口な
のか甘口なのか区別がつかなくなる不思議な感覚になるんですよね。
口当たりと余韻の違いが大きい、つまりは立体的な味わいのある焼酎です。

この焼酎を私に下さった方は「辛口嫌いなのに美味しいと思った珍しい焼酎」だと
言われていましたが、その辺りがそういう評価に繋がっているんじゃないでしょうか。

スペックがわからないので、以上勝手に書きましたが、何にせよ大石さんの焼酎に
ハズレがない(どころか新たな旨さを発見した)ということは断言できます。

2杯目、3杯目が欲しくなる。やっぱりこれですよ…。