加齢臭はフェロモンか？

「フェロモン」は、メスがオスを呼び寄せるためだけの性ホルモンとの誤解があります。
フェロモンは、その目的だけでなく、仲間が道に迷わないよう、目的地に辿りつけるための「道標フェロモン」、
敵が巣に迫ってきたら仲間への危険メッセージとしての「警報フェロモン」、
同族、近親者の認知など、いろいろな目的に使われているそうです。

最後の近親者認知で有名なのは、娘が父親のにおいを嫌うのは、近いＤＮＡを避けて強い子孫を残すためと言われています。


すなわち、生物学的、動物的には、人間の発する「臭い」には、元々、何らかのメッセージ、
目的や意味があるのではないかと思うのです。


「加齢臭」について調べると、発生の原因やその対策などは詳しく研究されています。
また、中高年は単に「加齢臭」だけでなく、「メタボ臭、疲労臭」、「老人臭」など様々な臭いを発散させているようです。

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※加齢臭、メタボ臭、疲労臭…　気になる「体のにおい」の抑え方　：日本経済新聞
※もしかして臭う？体臭のセルフチェック方法 スキンケア大学
※体臭 - NAVER まとめ


しかし、どこを見ても、歳を取ってから、男女を問わず発散している「加齢臭を始めとした体臭」の
発散の目的や意味、メッセージを解説した内容にめぐり合いません。

検索の仕方が悪いのか、そもそも、人間の寿命は現代よりもっと短く、
生物学的には、人類史上「加齢臭」なるものが発散されるようになったのは、
後天的なもので、意味合いはなく、単なる、高齢化問題の一環だけなのでしょうか？


色々調べて、一つの新発見があります。
家族から「加齢臭」の指摘を受けてから、一生懸命、従来以上に体をごしごし洗うようになったのですが、
臭いが収まるどころか、少し、悪化したように感じます。

その原因は、ごしごし洗うことで、必要以上に皮膚から脂質が除去され、カサカサになるのを防ぐために、
一層、脂質が排出されるようになったのではないかということです。

洗い方と洗った後の、ボディケアに気を付けなければならないようです。