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KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

知らなかった「2018年問題」

2013年11月29日 | 世の中あれこれ
「2018年問題」とは、2009年を底にして、一旦安定した18歳人口が、
2018年から再び減り始めるので、経営破たんする大学が増えることを示しています。
2018年から2031年までの間で33万人の18歳人口が減少し、入学する大学生の数が減ることで、
大学の経営難のリスクが高まります。

過去も、1992年から2009年の間で、18歳人口は205万人から121万人へと、84万人も大幅に減少しましたが、
逆に大学進学率が27%から50%に伸びたために、大学進学者数は、54万人から61万人に増加しました。
経営努力が必要なかった時期だと思われます。


私立大学の約4割が定員割れの状況にある現状ですが、2018年以降は経営が耐え切れない大学が続出するでしょう。
この場合、変な政策をとる必要はなく、自然淘汰の経済原則に任せるのが良いでしょう。
しかし、一方で、様々な情報開示で、被害を受ける学生さんを少なくするようにする政策は必要です。

大学進学者数が2018年から2031年の13年間に17万人の減少という数字は、結構大きいものです。
1,000人規模の大学が170校潰れる可能性がある事を示していますが、現状の大学数が780校で、
1985年当時は460校なので、170校では淘汰される数は、逆にまだまだ少ないのかもしれません。
(2011年現在、大学1校あたり学生数は約3700人、930人/1学年・1大学)





※各年度ごとに、問題になる話題を集めたサイト
 ■2018年問題:年表.com

※高校生に大学のブランドイメージを聞いたサイト
 ■大学ブランドランキング2013/リクナビ進学

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