goo blog サービス終了のお知らせ 

KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

A/G比(アルブミン/グロブリン比)について

2021年11月11日 | ダイエット・健康あれこれ
献血時に血液検査をして、簡易項目だけですが献血の2日後くらいに検査結果をお知らせくれます。
9月11日の白内障手術依頼、禁酒を続けており、肝機能のデータγ-GTPは良くなってきています。

2021/8/30 : 94
2021/10/19 : 66
2021/11/8 : 57


10月19日の検査では全項目基準内でしたが11月8日の検査で、
「A/G比(アルブミン/グロブリン比)」の値が「1.2」で基準を外れました。

過去のデータを確認すると、






2019年4月、2020年12月、2021年2月に「1.2」の時がありました。



少し気になったので調べました。




血液中には、100種類以上のたんぱく質が存在するが、血液中のすべてのたんぱく質の総和が「総たんぱく」。
総たんぱくのうち最も多い成分は「アルブミン」で、総たんぱくの70%を占める。

アルブミンは、血液中の水分を一定に保つ働きをもち、そのほとんどが肝臓で産生されるので、
アルブミンの異常は肝障害の指標となる。グロブリンは肝臓以外にも骨髄などでも作られる。

腎臓病などにより体外に漏れ出てしまう場合や、低栄養状態でも、アルブミンは低下する。
また脂肪肝などでは、アルブミンの合成量は減少するものの、グロブリンの合成量が増加する。







■A/G比(アルブミン/グロブリン比)

血液の中を流れるアルブミンとグロブリンの量の比率で、健康な状態ではアルブミンが多く1以上だが、
肝臓に病気があるとグロブリンの量がアルブミンより多くなり1以下になる。

血清中の蛋白は主にアルブミンとグロブリンが占め、健常人ではアルブミンが約67%、
グロブリンが約33%の割合である。
A/G比はアルブミンとグロブリン(総蛋白-アルブミン)の比で、肝臓や腎臓等の異常を知る簡便な方法。
基準値は1.2~2.0である(ビウレット/BCG法)。
A/G比の低下はアルブミンの減少またはグロブリンの増加、両者の合併によって起こる。
A/G比は健保組合や検査会社によって基準値に多少の違いがあり、「1.10~1.80」の場合もある。






■グロブリン(免疫グロブリン)

異物が体内に入った時に排除するように働く「抗体」の機能を持つタンパク質のこと。
血液や体液の中に存在し、病原体の働きを止める大きな役割を担っている。

免疫グロブリンには5つの種類があり、分子量が重い2本の「重鎖」と、分子量が軽い2本の「軽鎖」から構成。
基本的にY字型の構造で、それぞれに異なる役割を担い、検査で異常値を示すと様々な疾患が考えらる。

免疫グロブリン製剤とは、血液の中にある免疫グロブリンを薬にしたもので、
国内の健康な人の献血血液から作られている。
免疫グロブリン製剤には、感染に対して有益なさまざまな抗体が含まれており、
体内で病原菌やウイルスと結合し、細胞内に侵入して増殖するのを防いでくれる効果がある。
さまざまな感染症や免疫に関する病気の治療薬として使用されている。



■肝臓

体の中で最も大きな臓器で、大人では1,200~1,500gくらいの重さがある。
肝臓は何らかの原因で障害を受けても予備能力が高いため、
症状として自覚できないことが多いことから「沈黙の臓器」と言われている。

消化管で吸収された栄養素を分解・合成して血液に送り出したり、アルコール、
薬物、細菌などの分解や解毒を行ったり、脂肪の消化・吸収を助ける働きのある、
胆汁も生成している。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 押入れ用引き出しタイプの収... | トップ | 雑草カット用のハサミ »
最新の画像もっと見る

ダイエット・健康あれこれ」カテゴリの最新記事