KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

お賽銭と五円玉

2013年10月17日 | その他あれこれ
先日、インドネシア人ご夫婦の大阪市内観光アテンドで、
最初に住吉大社に行き、お賽銭は語呂合わせで「5円玉」を使うことが多いと説明しました。
インドネシア人ご夫婦のアテンド - KOfyの「倍行く」人生

お賽銭の金額について、ライブドアリサーチが約4000人を対象に調べた
「あなたはお賽銭にいくらいれますか」が参考になります。
そのアンケート調査では、「5円以上10円未満」という回答がもっとも多く全体の33%、
「10円以上50円未満」という回答が23%、過半数が50円にも満たないという結果になっていました。


後日になりますが、お賽銭と五円玉について調べてみました。

賽銭 - Wikipedia
五円硬貨 - Wikipedia





お賽銭に五円玉が最適なのは、「ご縁」との「語呂合わせ」だけではなかったのです。

まず、デザイン面から見てみると、表のデザインを良く見ると「稲穂」
中心の穴の周りのギザギザは「歯車」、下に横線で描かれているのは「海」
反対を見ると「木の芽」が描かれており。つまり「農業」「工業」「水産業」「林業」を表しています。

この日本にとって重要な産業がすべてこの硬貨に凝縮されているのです。
おまけに「ご縁」と思いが通り、先を見通すことができるので吉祥の「穴」まで開いています。

神社というのは日本古来のもので、日本の神が祀られている所のお賽銭に最適なのが、「5円玉」なのです。


そして、語呂合わせも、すごい種類がありました。

■1枚(5円)「五円」と「ご縁」をかけて「ご縁がありますように」という意味
■2枚(10円)2枚の五円玉を重ねることで「重ね重ねご縁がありますように」という意味
 (ネガティブ意見として「ご縁が遠のく」という考え方もある。。。。)
■3枚(15円)15円(じゅうごえん)と「十分ご縁」をかけて「十分ご縁がありますように」
■4枚(20円)4枚の五円玉で「よいご縁がありますように」
■5枚(25円)25円(にじゅうごえん)なので「二重にご縁がありますように」
■6枚(30円)「安定と調和のとれたご縁がありますように」という意味。
 (「6」という数字が使われる「六角形」には、安定と調和をもたらす意味がある)
■7枚(35円)「3」と「5」で「再三ご縁がありますように」。
 (一方で、「散々なご縁にあってしまう・・・」というネガティブな意見もある)
■8枚(40円)「末広にご縁がありますように」という意味がある
■9枚(45円)初詣の年始から、年末までの一年間を願うという意味で、「4」と「5」を合わせて「終始ご縁がありますように」
■10枚(50円)「五重の縁がありますように」や「10倍のご縁がありますように」という意味
 (この場合は50円玉一枚を使うことが多い)
■11枚(55円)お賽銭を「午後(ごご)」に投げることでご縁がある
■17枚(85円)「8」と「5」で、「矢継ぎ早にご縁をうけられる」
■21枚(105円)「百(盛)り沢山のご縁がある」や「十分にご縁がありますように」という意味
■23枚(115円)「115(いいご)」で「いいご縁がありますように」
■25枚(125円)「十二分にご縁がありますように」


一方でマイナスの語呂合わせで、避けた方が良い枚数は、

■13枚(65円)「ろくなご縁にあわない」
■15枚(75円)「泣くようなご縁にあってしまう」
■19枚(95円)「苦しいご縁にあう」

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする