KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

八正道(はっしょうどう)

2007年03月25日 | その他あれこれ
先日、クレーム対応でお客さまに教えていただいた言葉です。

釈尊は「苦」を滅する方法として八つの正しい道を解き明かしました。
これが、正見・正思・正語・正行・正命・正精進・正念・正定の方法です。
これらすべての方法に「正」の字がついていますが、「正しい」とは
「真理に合った」・「調和のとれた」考えや見方、行動をさし、
小我「自分本意」にとらわれて、自分自身を過大評価し、
不平・不足・不満などの苦の種をつくらない大きな立場で物事を判断できる
人間となる事を示す道として解き明かしたもの。

1.正見
 自己中心的な見方や、偏見をせず前記の如く中道の見方をすること。
2.正思
 自己本位に偏らず真理に照らし物事を考える事。例えば貧欲(自分だけの為に貪る心)・瞋恚(自分の意に添わないと怒る心)・愚痴(不平・不満などの邪心で小我を通すよこしまな心)という「意の三悪」を捨て去り物事を考えること。
3.正語
 恒に真理に合った言葉使いをする事。社会生活の上で慎まなければならない事で妄語(嘘)・両舌(都合や立場で使う二枚舌)・悪口(破壊的な悪口)・綺語(口から出任せのいいかげんな言葉)という「口の四悪」を行わないということ。
4.正行
 本能に任せるままの生活ではなく、仏の戒めにかなった正しい行いをすること。仏が戒めたのは殺生(意味なく、或は楽しみの為に生き物の生命を絶つ事)・偸盗(ちゅうとう)・邪淫(道ならぬ色情関係)という「身の三悪」です。
5.正命
 衣食住その他の生活財を正しく求める事。人の迷惑になる仕事や、世の中の為にならない職業によって生計を立ててはいけないこと。
6.正精進
 自分に与えられた使命や目指す目的に対して、正しく励み、怠りや脇道にそれたりしない事で、とらわれ過ぎたり偏った精進はかえって逆効果になる場合があります。
7.正念
 仏と同じような正しい(真理に合った)心を持ち、小我(自己本位)による分別をせず、ものごとの真実の実相を見極め、心を恒に真理の方向へ向けること。
8.正定
 心の状態が真理に照らし正しい状態に定まる事。腹決めされた決心が外的要因や変化に迷わされないということ。

八正道 - Wikipedia
悟りへの道「四諦・八正道」


それ以外に、教えてくださった言葉

「目に見えないところやモノに、目をむけよ」
・水面下で努力していることを見る努力とその心が大事である。


【3つの坂】
「人生には色々な坂がある。上り坂、下り坂、思わぬ坂がある。」


方便品(ほうべんぼん)

「一以貫之(いつもってこれをつらぬく)」
楽な方ばかりに、目移りしてそのたびに都合の良いポリシーを変えていくと、
物事の本質はいつまでたってもつかめない。
しかし、単に頑固に1本の道を行けといっているわけではない。
柔軟な心と謙虚な態度があってこそ、ひとつのことが貫ける。
ゆずれること、ゆずれないことの選択は、やわらかい心で。

26日月曜日に再びお会いしなければならない。。。。。


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