Knockin' on heaven's door

NFLとNBAとその他諸々

NYN vs ATK + PO戦線

2015-04-14 22:50:24 | NBA
いよいよ残り2試合、
もちろんNYNの話である。

ATLのホームに乗り込んで、
貫禄を見せ付けることはできるのか。

で、もちろんTV放送は無く、
スタッツだけで楽しむことに。
いつものことである。

いつもなら、1Qで出鼻をくじかれ、
前半で軽く2桁リードを許すのが、
この日は、まさかの13点リード。

いやいや、こんな日が来るとは、
思ってもいなかった。

後半になっても、踏ん張り続け、
奇跡の4点差勝利。

控えPGのシュローダーと
PFミルサップは欠場していたが、
ティーグやホーフォードなど
主力は30分以上出場し、
6人が2桁得点といつものATL。

ミルサップがいない分だけ、
リバウンドでは39対37と珍しく上回る。

さらに珍しいのは、ガード陣のシュート確率。

ラーキンが22分出場し、4/7 7Aで9点。
ギャロウェイが32分出場し、10/12 6Aで26点。
(しかも3Pは6/6)
Jr.が35分出場し、9/17 5Aで23点。
レド君は8分出場し、0/1 0Aで0点。
(しっかり1TOはこなすところが憎らしい)
チームで17TOと、相変わらずの低レベルだが、
タッチがよければ勝てる、というのが、
今のNYNらしい。
(5試合やって1試合のペース)

ちなみにトーマスは、
33分出場し、3/11 4R 3A 2TO 3PF 2STで7点と、
この日はボールを避け損ねたような
ど派手なスタッツ。

結局レド君は、ただの保険だったようで、
プレイタイムが本契約後に激減。

せめて、一度でいいから動いている姿を見たかった・・・。
さようなら、レド君。

ATLは勝ち負け関係なしで、1位シードなので、
大丈夫といえば大丈夫だが、
最弱NYNに負けたことで、
尾を引かなければいいが・・・。

もちろん、大きなお世話といわれるでしょうが、
この時期のNYNファンは、
大きなお世話が大好きです。
それくらいしか、やること無いしね。

PO争いでは、この日の登場は
MEM・OKC・NO・HOU・LAC・BLK
の6チーム。

容赦なしベストメンバーのGSと、
コンリー・アレン欠場のMEMとの戦いは、
久々大当たりの仏陀トンプソンが、42得点。
HOUはPO戦線脱落のCHAと対戦し、
危なげなく勝利。
LACは、チーム状態ぼろぼろのDENと対戦し、
こちらも危なげなく勝利。

MEMは一気に6位シード転落。
次戦のIND戦で上位シードを狙う立場に。
いよいよINDは、明日のWAS戦に負けられなくなってしまった。

NOは最下位MINに危なげなく勝利し、
西ブル抜きのOKCの負けっぷりを見物、
かと思いきや、
西ブルのTFは取り消し、
POR戦にしっかり出場していた。
ツキがあるのはOKCか、
PORはオルドリッジとアフラーロも欠場中。
インサイドが弱くなったところに、
キャンターが奮闘・爆発。
27得点13Rと文句なしの活躍で、
OKCが勝利。
次戦MINに負けるはずはなく、
SASvsNOの結果次第で、
8位シードがNOかOKCかが決定する。

イーストでは、BLKがCHIと対戦。
BLKのボグダノビッチとCHIのミロティッチが
両PGの不振を補う活躍を見せたが、
脇を固める役者の差が。
結局BLKは痛い連敗で、
これでBOSの生き残りが確定。

BLKは残りORL戦だけなので、
勝ってINDの結果待ちとなる。

直接対決で、たぶんBLKが勝ち越しのため、
INDは2連勝しかPOには残れない。
ネネ・ゴーダッド・グッデンと、
渋い役者が揃うWASに、
同じく渋いウェストと、
長すぎるスランプのヒバートのインサイド対決。
(かつての活躍は”ヒバサリティ”だったのだろうか・・・)
はっきり言って、勝ち負け関係ないWASが、
主力ベテランやケガが心配のガード陣を
休ませるのかどうか、かな。
アウェイだし休ませんじゃないのという気もするし。

見る側としては、最終戦までもつれるほうがおもしろい。
WASには、明日はぜひ休息を・・・。







どうなる!PO戦線

2015-04-13 22:35:53 | NBA
本日は9試合が行われたが、
いよいよ混戦に拍車がかかってきた。

イーストでは
BLK vs MIL でホームMILの勝利。

8位の座を争うBOSは、
ホームでCLEを撃破。
(CLE相手に2連勝)
レブロン・アービング・ラブ・JRら
主力温存とはいえ、
39点差で圧勝。

同じく8位の座を争うINDは、
ホームでウェスト8位争いのOKCと対戦。
西ブルに54点を許すも、
チームAで25対18、リバウンドで52対43とし、
マイルズの爆発もあり、
POに向け大きな勝利。

ウェスト8位争いのNOは、
アウェイHOU戦で、7人が2桁得点を挙げるバランスの良い攻撃。
対するHOUも6人が2桁得点。
エースの得点力が、結果を左右したのか、
6点の僅差で敗北。

ウェスト上位シード陣では、
SASがPHOに危なげなく勝利し、
暫定ではあるが2位シードまで上昇。
(ついに見慣れたポジションまで来た・・・)

明日は、LAC・HOU・MEMが登場。
MEMはGSと厳しいが、LACとHOUはほぼ勝てる試合。

GSはMEM戦にメンバーを落として戦うのか、
勝ちに行くのかが、ポイントになりそうだ。

GSのスタイル的には、SASとMEMは避けたいはず。
この2チームが2・3位シードに座れば、
言うことなしだろう。

そう考えると、メンバーを落とし
MEMには勝機大。

それをされると苦しくなるのがNO。
最終戦でSASと戦うが、
今はOKCと同率。
OKCとともにMIN戦が1試合あるので、
かつと決定して星勘定しする。
明日のOKC対POR次第では、
絶対に負けられない最終戦となる。
SASは、何位シードでも関係ないだろうが、
メンバーを落とそうが
強いものは強い。
追いこまれたのは、NOのほうかもしれない。
と、思い込んでいたら
OKCは西ブルが累積TFで次戦欠場!!
たとえPORがブレイクをスターターにしても、
負けないんじゃないの?
OKCのサードユニットは、正直強力なので、
ここで奮起勝利すれば、生き残る可能性がでてくる。
獅子奮迅・孤軍奮闘といわれ続けた西ブル不在で、
OKCの真価が問われ、POへの生き残りが託される。

イーストでは、BLKが痛すぎる敗戦。
明日はホームでCHIと対戦だが、
CHIとTORは3・4位シード争いで同率。
ここでBLKが負けると、BOSが生き残り決定。
最終のORLは勝てるとすると、
INDは2連勝でPO生き残り。
但し、次戦のWASは調整試合になるから大丈夫だとしても、
最終のMEM戦が大問題。

正直、ウェストの勝率はタイブレークになると
どこがどうなるのかさっぱろわから無い。
ただ、この状況でホームのMEMが、
負けてもいい試合をするとは思えない。

この最終戦で、P.ジョージが大活躍すれば、
超かっこいいんだけどなぁ。

NYN vs ORL

2015-04-12 19:25:12 | NBA
早々にPO戦線から離脱した、
弱者同士の争い。

来期への希望の光は、
どこから見つけられるのだろうか。

試合は当然ながら、低レベル同士の争い、
だったのだろう。
何せ2Qは、8対7の泥試合。
(初めてみたぞ・・・)
何かの間違いなのか、
意味の無い試合なので、
2Qのみ5分間の短縮試合だったのか・・・。

FGが、37.8%対35.7%、
チームAが、22対15、
TOが、15対13。

当然、TV放送できるレベルではない。
なぜかアウェイで久々の勝利を挙げたNYN。

ガード陣はというと、
ラーキンが22分出場し、2/6 1Aで4点。
ギャロウェイが40分出場し、4/16 3Aで9点。
Jr.が34分出場し、4/16 4Aで13点。
レド君は出番なし・・・。
(何のための契約なんだ・・・)
ガード陣のシュート確率は
相変わらず安定して悪い、悪すぎる・・・。

ちなみにトーマスは、
32分出場し、1/6 1R 1A 1TO 2PFで2点と、
いつもどうりの低スタッツに逆戻り。
これは、もうボール避ける位じゃないと
出せないスタッツだろ・・・。

収穫は、10STも喰らいながら
TOが15しかなかったこと。
(10STが問題外なのは置いといて)

あとは、バル不在でインサイド陣の奮闘。
ORLのCはブセビッチとデッドモン、
ともに7フッターでリバウンドも強い。
2人合わせて、8/21 23R 2B で19点。

対するオルドリッジとスミスは、
13/23 21R 5B で32点。
アムンドソンとエイシーも及第点。
この活躍をあと3試合続けて、
来期はバルを放出と。

うぉっと、希望の光が見えてきた。

低レベルな争いとは縁の無いところで、
PO争いは激戦が続き、いよいよ佳境に。

残り2・3試合でウェストは2~6位が0.5差。
4位のPORだけは確定している。
その上位チームとの対戦を2試合残すNO。
OKCとは同率8位。
有利なポジションの2位MEMも、
首位GSとイースト8位争いのBOSとの戦い。
3位LACはDENとPHO戦、
2試合連勝できそうで、2位まで射程圏内。

鍵を握る8位NOは、SAS・HOU・MINの3戦。
OKCがIND・POR・MINの3戦。
ともにMINに勝つと計算すると、
OKCはイースト8位争いのIND戦が天王山。
ホームのPORも勝つと計算すれば、
(PORは勝負関係なく4位確定A無し)
NOに大きな重圧をかけられる。
NOは上位シード争いのSAS(H)とHOU(A)。
OKCが3勝すれば、1つ落とすと9位転落。
POには出場出来なくなる。

ここ最近の勢いから考えると、
2位LAC
3位SAS
4位POR
5位MEM
6位HOU
7位DAL
8位NO
と、予想する。

一方イーストの下位争い。
MILはぎりぎりPHI戦があるので、
残れそう。
問題は、BOS・BLK・INDの3チーム。
(恐らくMIAは届かない)
対戦相手が厳しいのはIND。
ホームでOKC・WAS、アウェイでMEMと対戦。
P.ジョージ効果で3連勝も可能かもしれない。
鍵になるのは最終のMEM戦。
MEMも負けるたびにシード順が落ちていくのを、
黙認しているはずは無い。
アウェイのGSに勝てば2位シードをかけての最終戦。
MEMvsGSの結果次第かもしれない。

BOSも残りはCLE・TOR・MILと
上位陣としか残っていないが、
BLK・INDとは直接対決の差で有利。
ホームで2試合+6位シード確定のアウェイMILなら、
ここ10試合で7-3と勢いがあり、
直近でCLEに競り勝った経験から、
POに生き残る可能性は、高い。
BLKはMIL・CHIの上位陣と、安パイORL。
CHIとTORは3位シードで同率、
厳しいだろうが、アウェイのMILに勝てば、
ほぼ確定。

P.ジョージ効果で奇跡の番狂わせがあるのなら、
BLKがORLに負けることか、BOSの3連敗。

イーストは、MILの戦い方が
PO生き残りの鍵となりそうだ。



 

POR vs GS + MIL vs NYN

2015-04-11 18:25:10 | NBA
Div優勝し、ほぼ4位シード確定のPORと、
ファイナルまでホームコートアドバンテージ確定のGS。

ロペス、オルドリッジのツインタワーに
スモールラインナップのGSはどう対抗するのか?

試合は序盤からGSペース。
高さを使えないのか、
使わせないようにしているのか、
インサイドでの得点が伸びないPOR。

セカンドユニットが登場してからは、
ブレイクの打ちまくり外しまくりはいつものことで、
いつもと違ったのは、
2本外したところで、
ほぼ自分で打たなくなった。

当然のように功を奏し、
一時はPORが13点のリード。
ケイマン、レオナルドのセカンドユニットも
高さはPORが断然有利。

リードを許すとそこから入らなくなるし、
外からはあまり打たなくなるGW。
シュートを打つのは、ほぼカリー。
それでも決めるのが、えげつないところ。

結局、ほぼカリー&トンプソンで逆転。
3Qには逆に11点のリード。

それでも食らいつくPORは、
リラード・マカラム・オルドリッジらの活躍で追いつき、
ブレイクのでたらめ3Pが、
奇跡的に決まり逆転。

4Qには入ると1点を争う展開。
重い展開になると、
外から打つのは、カリー&トンプソンのみ。
PORはインサイドをポストプレイでは全く攻められず、
切り込んでのレイアップは良く決まるが、
高さの有利さは微塵も感じられない。
なんせ、オルドリッジは外から打つばかり・・・。
4Qロペスはほとんど出番なしで、
速さに対するDFを意識しているようだ。
残り2分で1点差にするも、
カリー&トンプソンだけであっさり突き放す・・・。
結局カリーが45点と独壇場で、11点差で勝利。

PORの敗因は、カリーにやられすぎ。
それに、外を警戒するあまり、
ゴール下のイージーシュートを許しすぎ。
カリー以外は並みのシューターなので、
外から打たせればいいんだが、
気が付けばがら空きになり、
グリーン・トンプソンのイージーシュート。
高さのミスマッチもつけず、
策を施した感がまるで無い。

リラードも伸び悩んでいるのか、
ゲームを支配している感がまるで無い。

もっと上に上がるためには、
HC交代じゃないかい・・・。

GWは、やはりカリー。
こいつさえ押さえられれば、
どのチームにも勝ち目はあるのでは?
やたらと外が入るイメージだが、
2人以外は完全な波程度のシューター。
外のイメージで内が開き、
イージーシュートと速攻で得点。
困ったときはカリー頼み・・・。

分かっていてもやられるのは
何故なんだろうか?

なんにせよ、NOがどのような作戦で
挑んでくるのか楽しみである。
ま、まゆゆvsカリーの取り合いなんでしょうけどね。

ホームにMILを迎えたNYNは、
3Q終了時に16点のリードを許す、
善戦っぷりを披露。
結局は8点差の敗戦で、中途半端な敗戦。

ガード陣はというと、
ラーキンが32分出場し、5/6 5Aで14点。
ギャロウェイが34分出場し、8/16 2Aで20点。
JR.が25分出場し、2/7 1Aで7点。
レド君は15分出場し、1/6 1Aで2点。(2TO)

ちなみにトーマスは、
35分出場し、6/6 1R 2A 1TO 3PFで16点と、
やればできんじゃないかと、
ほめたくなるスタッツ。

2桁得点が5人もいて、
リバウンドでは33対42と完勝。
チームアシストも18対22、
なのに負けることができる底力。

ガード陣のシュート確率が低いよな・・・。
特にGW戦見た後では、
現実逃避すらしたくなる。

安定といえば安定しているが、
このガード陣にシュベド、カルデロン・・・。

レド君、そろそろ見納めかな。
(動いているとこ見たことないが)


お疲れ様です。トロイ・ポラマル

2015-04-10 22:17:57 | NFL
PITで12年間チームを支え続けた、
トロイ・ポラマル。

独特な風貌(長髪)と、
神出鬼没に駆け回る姿に、
ファンからは愛され、
相手QBからは避けられ、
多くのNFLプレイヤーから、
敬意を示され続けてきた。



大好きだったプレーは、
プレイカウントを読みきり、
OL・DLを飛び越えての、QBサック。

1ヤードラインでスニークに来るQBを、
サックしてしまうシーンを見たときは、
「滅茶苦茶やないか!」と、
思ったもんでした。

2~3年前から、パスカバーが届かなかったり、
ハードヒットで相手をぶっ飛ばすシーンが
少なくなったりと、
パフォーマンスの低下は、
皆が知っていたところ。

もう見れなくなるのは、
非常に残念ではある。

引退後も、セカンドライフを
満喫して頂きたいと思います。
間違いなく、エド・リードとともに、
リーグを代表する名セーフティとして、
殿堂入りすることになるでしょう。

PITファンとしては、
もちろん引退は織り込み済みで、
来期の構想が気にかかる。

再契約やFA加入は、ほぼオフェンス陣。
(DFはOLBのハリソンのみ)
DFの補強は、まずドラフトって言うところでしょう。

アナリストたちの行うモックドラフトでは、
OLBとDB陣が有力視されている。

フロント7が弱いままでは、
DBの補強が間に合わないのとは
考えてはくれないのだろうか。

DLがOLを押し込むシーンは、
ここ数年見れなくなっている。

押し込めないDLに、
届かないパスラッシュ。
弱体化したDBには、酷なシーズンが・・・。

NT陣の昨年の成績は、
マクレンドンは、12試合 21T 1S
ゲザースは、6試合 6T 0S
マクラーズは、9試合 2T 0S

3-4なので、ダブルチームを受けて
スタッツが稼げないのは、理解している。

ランヤードでは、99.8y/Gとそこそこ上位。(リーグ6位)
しかし、1回あたりの平均ヤードは、4.4yでリーグ24位。
そもそも、相手のラン回数はリーグ3位の少なさ。(23.0回)
これより少ないのは、
ランDFが強すぎるDETと、
パスで追いかけないと追いつけなくなる
強力OFのDEN。

ランDFはけして機能してたわけではなく、
パスDFがザルだから、パスで攻められていただけ。

33サックとリーグ26位のフロント陣でも、
成功率64.5%に押さえ(リーグ23位)、
1st更新回数は、リーグ12位タイの193回と、
それなりにではあるが、
踏ん張れていた。

ヘイワードとツィットが機能している分だけ、
NTに強力ランストッパーと、
ILBにランストップ&TEマッチアップ可能な、
モズリー、コリソンみたいな選手を、
指名してほしい。

あとは、アーチャーを育ててくれれば・・・。
潜在能力だけなら、スプロールズ級だと思うんだけどなぁ・・・。


SAS vs OKC + IND vs NYN

2015-04-09 21:14:18 | NBA
4月に入りますます好調なSASと、
怪我人続出3連敗中のOKC。

SASはスプリッターが欠場で、
ベインズをスターターに抜擢する余裕の采配。

試合は、序盤はともにシュートが入らず重い展開。
徐々に入り始めて、
気が付けばメンバーを交代し始めているSAS。

西ブルが突破を図ると、
急激に縮小しダンカン・ディアウが立ちはだかり、
外からは誰も入らないOKC。

1Q終了時には19点の大差をつけ、
余裕のポポ。

セカンドユニットの差も歴然で、
OKCの勝ち目が見えない。
2Qで一時14点差まで詰め寄るも、
レナード・グリーンが突き放し、
3Q終了時には31点差。

4Qはサードユニット同士の対決・・・。

チームで27Aと、圧倒的なパス回し。
しかも、パーカーが後半欠場にもかかわらず。
もう、PGが誰かなど問題ではなく、
ディアウ・ジノビリは抜群のパスセンス。
(ジノビリの一昨年のファイナルはひどかったが)

レナードも2戦連続キャリアハイのうえ、
前戦ではカリーとマッチアップし、
GWの連勝を止める活躍。
この日は24分のみの出場と、
危なげも何も無い。

ただただ、SASは強い。

次はHOUとの連戦。
2連勝すれば2位シードまで見えてくる。

気が付けば、そこにスパーズ。

もう、笑ってしまうくらいの安定感である。

恐らく、シード順もどこでもいいというくらいの
余裕さえ感じる。

ウェストはほんとに激戦である。

OKCは、正直悲惨な出来だった。
完全に西ブル次第。
(言うまでもないし、見る間でもないが)

キャンターはマッチしてるが、
ウェイターズは今年限り放出でしょう。

ラム・ロバートソン・P.ジョーンズと、
能力のあるメンバーは揃っているが、
セカンド・サードユニット扱い。
KDが戻ってくると、ポジションもスタイルもかぶる。
是非、NYNに来てほしい・・・。
この3人なら、誰でも歓迎です。

そんなNYNはホームでINDと対戦。

元NYNのコープランドが刺された直後だが、
(もちろんサードユニット扱いである)
P.ジョージが復帰したばかりで
勢いの差は歴然。
これも言うまでもないが、
勢いに差が無くても、勝てる気は当然しない。

試合は当然、NYNの底力が炸裂。
3Q終了時に28点差をつけられる、
圧巻の安定感、パフォーマンス。
リバウンドで54対34、
あのヒバートにでさえ、11Rを取られる始末。

PG陣は、
ラーキンが37分出場し、1/10 4Aで2点。
ギャロウェイが34分出場し、6/14 3Aで19点。
JR.が24分出場し、3/8 0Aで12点。
レド君は22分出場し、2/7 3Aで6点。(1TO)

どいつもこいつも、全く安定感が無く、
日替わりで誰かだけが、
それなりの結果を出すという感じ。

レド君は前日無事に、
今シーズンの終わりまでの契約を勝ち取り、
テスト期間は終了ということか、
ホームで見せれる選手じゃないということか、
存在感が足りない。

一応3Pが40.9%、平均9.1点が評価されているようだが、
(Jr.は33.5%11.2点 バルは36.6%14.8点 ラーキンは31.0%6.1点)
(一応メロは、34.1% 24.2点)
比べる相手がひどいだけという気が、
しないわけではない。
Jr.よりは、リバウンドもがんばるし、多少のアシストもできる。
Jr.よりは、ボールを触らないがTOを連発する・・・。
攻撃しかしないのは、メロだけで十分なのに、
Jr.もスターターになるようでは、
来期も望みが・・・。

トーマスはといえば25分出場も、
何をしてたかスタッツだけでは
全く不明な低スタッツ。(3R 1A 1ST 1PF 2点)

NYNも残り4試合。
PGは誰でもいいから
安定感のあるプレーができんもんかね。

萩原浩「あの日にドライブ」

2015-04-07 23:01:41 | 読書
この作者の本は、ここ数年でよく読んでいる。
初めて読んだのは、短編集の「押入れのちよ」
だったはず。

10~20冊くらい読んでいるが、
まず一番は、読みやすい。
そして、軽めのユーモアとほんのり泣ける
全体的にハートフルなお話が多い。

笑って泣けるという点では、
エンターテイメントの王道。

バットエンドが無く、
読後も非常にいい。

舞台は、東京。
元銀行マンが、追われるようにやめた後、
タクシー運転手に転職してからの物語。

序盤は悲哀に満ちたエピソード、
空想の世界に思いをはせていくうち、
少しづつ実際に行動を起こす。
そのうちに、空想した世界も
思っていたよりいいものではないと気づき、
現実世界で再出発・・・、
見たいなお話。

あれって言うまに
読み終えてしまった。

これまでがいい作品に当たっていただけに、
起伏が少なく、やや物足りない感じ。

個人的に、最近はついていないことが多いので、
前向きなお話だったのは、
良かったかもしれない。

次は、久しぶりに本格的なミステリーものでも
読んでみるとしよう。

PHI vs NYN

2015-04-06 20:28:54 | NBA
いわずと知れた、イーストの最下位争い。

MINには未来があるので、
勝利数は近いが、チーム状態は雲泥の差である。

結果は、ホームNYNが久々の勝利。

何故勝てたのかは、全く不明。
もちろん放送があるわけもなく、
スタッツやボックススコアから読み解くことにする。
(いつものことである)

スコアリングリーダーは、バル。
珍しくシュートタッチが良かったらしい。
いつも無駄打ちする輩が、
タッチが良かったりすると、
勝てることもあるようだ。

できれば、無駄打ちをやめさせるという
常識的な手段をとってほしいんですけど。
(Jr.は5/11で12点と、余裕の無駄打ち)

スタッツで注目は、まさかの14ブロック。
18TOをしても勝てた理由は、
ブロックとFG%というわけでした。

得点で続いたのが、
ラーキンの15点、L.トーマスの14点。

トーマスは、アムンドソン・ギャロウェイと同じく
2度の10日間契約の後に、
今シーズンのみの契約を勝ち取る。
とはいっても、NOの頃より半値。
試合数考えれば、ほぼ同じか。

本職はSFようだが、
NYNではPFをやらされ、
それでもがんばっているようだ。

5年目の26歳なので、過去のスタッツも見てみる。
SFの割には、シュート確率はあまりよくない。
アシスト数、リバウンド、スティールも含め、
全てが低い。
しかし、TOも少ない。
(NYNに来てから増えているのは廻りのせい)
何もしていないのか、
スタッツに表れない献身的な動きをしているのか?

こちらも動いているところを、
たぶん見たことがないので、
なんとも言えない。
(何もしてないってことはないだろうが)

期限ぎりぎりのレド君はというと、
18分出場で、3/6の6点どまり。
1Aも課題のTOは2つと、いまいち。

相手ガード陣は、
スミス、トンプスンともにチームハイの17点。
トンプスンは3Pが5/6と、外からやられている。
これは、Jr.のせいだと信じたい・・・。

リチャードソンは、3/11で7点どまり。
これは、レド君が献身的なDFをしたおかげだと信じたい。
もちろん、動いているところを見たことがないので、
献身的にDFする選手かどうかは、知らない。

今期も、残りあと5試合。
PHIがガード3人しかいないのが、
少し気にかかりながらも、
4人目のガードとして契約をしてもらえるのか、
いてもいなくても負けることには変わりないということで、
8人のロスターで4試合戦うことにするのか。

次のIND戦で結果を出さなきゃ、
レド君のNYNラストゲームになってしまう。

できれば、レド君も含めて、
10日間契約上がりの4人組が、
来期華々しく活躍する姿を見てみたい。

いまでは、というよりかは、
ずいぶん前からメロよりは、
こちらの4人組に感情移入してしまっている。

でもそうなると、TV放送来期もほぼゼロなのか・・・。

悩ましい問題である。

OKC vs MEM

2015-04-05 19:27:33 | NBA
激戦サウスウェストで首位陥落後のMEMと、
激戦ウエスト8-9位争い真っ只中のOKCの一戦。

MEMはアレンが欠場、
OKCはデュラント、イバカがシーズンアウトで、
ラムやジョーンズ、コリソン等
セカンドユニット陣も怪我人続出。

試合は開始から当然のように、
西ブルが一人舞台。
MEMはコンリーが着実なゲームメイクをするも、
Fトラブルでカレイテスと交代。

PGの差が大きすぎ、OKCが2点リードで2Qへ。

そこから西ブルのマッチアップが、グリーンに交代。

急激に西ブルが得点できなくなり、
パスを回しだすが、
慣れていない分、単発なパス回し。

トレードで獲得したキャンターが活躍するも、
チーム力の差は歴然。
結局、2Q以降は逆転を許さないまま、
見事な逃げ切り。

コンリーはアシスト数こそは少ないが、
35分出場でTO無しと、
見事な司令塔っぷり。

インサイド2人は、DFと高さ・強さを評価されがちだが、
パス回しがグンバツにうまい。(ノア並み)
アレンがいれば、4人で見事なバスケットが完成する。
(バスケIQ高い選手が多い)

残りの1人は、シュート力のあるグリーン。
DFは全く評価対象外だったが、
この日は西ブルをほぼ完封。
得点力の高いGが多いウエストでは、
これはPOでも期待ができそう。

プリンスやポンデクスターを出したときには、
チーム崩壊の前兆かと勘繰ったが、
予想以上のはまり具合。
もう少しできる2番手PGがいて、
ギブソンやアダムスのような泥臭い控えPFがいれば、
ウェストを勝ち抜けたかもしれない。

応援はしているが、セカンドユニットの差で、
ゲームを勝ち抜けない可能性が高いか・・・。

OKCは、いまや西ブル次第のチーム。
かつてのLAL(コービー獅子奮迅時代)を見ているよう。
ようやくアシスト数も増えてきて、
PGらしさがほんの僅か芽吹いたところだが、
廻りが慣れていないのだろう。

今期はPO1回戦さえ勝ち抜けないだろう。

もったいないのは、
ジャクソン放出でウェイターズをとってしまったことか。
ここでまともなPGさえ獲得できていれば・・・。

なんにせよ、HOUに肉薄したMEMは、
何とかDiv優勝を勝ち取らなければ、
4位シードとなる。
2位と4位では大違い、
2位だとDAL、4位だとLACとの対戦。
LACとSASはここ10試合で9勝と、
POに向けて仕上がってきている。
(GWは12連勝中と万全の状態)
ポールが勝負弱いとはいえ、
ジョーダンvsガソル兄では、
どう転ぶのか、読めないところがある。
勝ち抜けても次戦はGW・・・。

残り数戦、
シード争いが激しくなる。

ケガだけは、
どのチームであっても、
しないでほしいものだ。

NYN vs WAS

2015-04-04 17:47:38 | NBA
結果からいうと、さすがのNYN。

1Qでは10点しか取れず、
3Q終了時で16点差をつけられる安定感。

チーム全体で17Aに対し、
J.ウォールに18Aを喫する。

貫禄の14点差での敗北。

いまや注目を一身に集める、レド君。

チームハイ&シーズンハイ&ゲームハイの21得点。
(キャリアハイかは不明)
リバウンドも、アムンドソンに続く9R、(ORが3)
チームハイの3A。
しかも、31分出場しTOはわずかに1つ。
シュートセレクションも良くなったのか、
6/13(3Pは2/4)と今までにない高確率。
(バルとJr.は2人あわせて1/16と出なきゃいいのにっていうほど)
FTも8本もらい、はずしたのは1本のみ。

崖っぷちのところで、きっちりと結果を出した。
4/9には、契約してもらえるかも。
来季の契約までは微妙かもしれないが、
ギャロウェイ程度の契約は、
是非ともしてあげてほしい。

来季の契約を得るためには、
大きな問題がある。

この活躍が、まぐれではないと証明することが必要になる。
査定試合は、残り2試合。
ホームでのPHI、IND戦である。

INDはリーグ7位、PHIも17位のDF成績。
ちなみにNYNは23位。
OFではINDが24位、PHIが30位、NYNは29位。

DFが強いINDと、NYNとさほど変わらぬPHI。
(4/2のvsWASでは、3Q終了時に31点差の完敗)

IND戦は、目立たないようにおとなしくして、
PHI戦で全開プレーで最終アピール、
とすれば、可能かもしれない。

IND戦のマッチアップは、
マイルズ、スタッキー、ワトソンあたりか。
抑えれないし、入れあいでも負ける。
さらにTO連発とかでは、
この活躍分の評価など、
あっさり帳消しになる。

PHI戦では、トンプスン、スミス、リチャードソン。
正直、勝ち目は十分でしょ。

逆に、ここで結果が出せなければ、
来期は必要とされなくなる。
(レド君以外にも言えることだと思うし、
PHI側も同じことを考えているかもしれない。)

いよいよ本当の正念場が近づいてきた。
レド君のがんばりに期待しよう。

歌野晶午「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」

2015-04-03 19:30:59 | 読書
この作者の本は、学生の頃から何冊か読んでいる。
初めて読んだのは「家」シリーズものだが、
(信濃譲二シリーズ)
大きなくくりでいうところの、
「新本格第一世代」。

当時はこれといったものがなかったような気がする。
本格世代にはまりはしたが、
綾辻行人や有栖川有栖といった、
ドメジャー処に流れていった過去がある。

最近読んだのは、
「世界の終わり、あるいは始まり 」
「さらわれたい女」
「葉桜の季節に君を想うということ」。

正直とても面白く読めた本だったので、
最近は探しはしないが、
見つければ購入するようにしている。

舞台は、関東某所(架空の町?)、
刑事の舞田歳三が主人公となる推理もの。
(というよりはミステリー)

舞田ひとみは姪っ子で、
バツ一の兄の家で姪っ子と過ごす時間等々が、
事件解決の糸口となる、
てかんじ。

当然事件も起こり、
人が死んだりなど、タイトルからのイメージよりは、
内容的にはややヘビーなはず、
それを姪っ子のキャラで、軽く仕上げているようだ。

軽く読みやすいものに仕上げた分だけ、
本の世界に引き込まれることは、
正直無い。

11歳の小娘が、探偵の真似事をして事件を解決するとか、
そんな現実離れしたことも一切無い。
(きっとそういう展開なら駄作)
ダンスの場面もほぼ無く、
探偵っぽいこともほぼ行わない、
タイトルはいったい何なんだと
言いたい気分も、少しある。

それでも、全体的に面白く読みやすいのも確か。
続編があるようなので、
できれば読んでみたいと思う。

デビュー当初の本を読み返そうとまでは思わないが、
いつの頃からか、作風が変化したというか、
一皮剥けたというか・・・。
(読むだけの人は、上から目線でものを言ふ)

本格世代は筆が遅い人が多かったが、
調べてみると、本格以外も色々書いているようだ。
個人的には、
「世界の終わり、あるいは始まり 」
が作品の転機だったのではないかと。

本格というくくりの本では無いが、
これでもかというヘビーな題材で、
後味のいいラストシーン。
妄想と現実が入り混じってのお話だったが、
本の世界に引き込まれる感は、かなりのもの。

デビューするのも大変な世界で、
作風を変えながらも成長を続けられる作家は、
早々居ないんぢゃないのか。
(基本的には、皆高いレベルで横ばいだと思う)

本を読むときにいいのは、
自分に合う作者の本は、
どれを読んでも面白く読めること。
(ごくごくたまに例外はある)

歌野昌午は、合う。

今後も見つけるたびに、
読むことになるでしょう。


SAS vs MIA + BLK vs NYN

2015-04-02 22:10:59 | NBA
激戦サウスウェストで首位肉薄のSASと、
激戦イーストPO争い真っ只中のMIAの一戦。

デン+ハスレムが欠場で、
SFにはルーキーが抜擢されるが、
昨年のファイナル再戦はどうなるのか。

とは、さすがに思えない。

当然のように立ち上がりから噛み合わないMIA。

どうにもならないと思いきや、
1Qで逆転して終了。

理由は、SASの外が決まらなかったから。
MIAは苦しい展開。

2Q以降もじりじり離され、
レナードの(4スティール)DFにウェイドが苦戦。
大きく流れが動くことも無いまま、
4Q残り5分には、10点以上のセーフティーリード。

ホワイトサイドの活躍は目に付くが、
気になるのは反応が良すぎること。

フェイクだろうと何だろうと、
とにかくシュートには飛び掛りブロック。

当然空振りも多数。

POでは、狙われるよ。
飛びついてPF連発し、
ファールトラブルに追い込まれそうな予感。

チャルマは、1年目のふてぶてしさが影を潜めてきた。
(レブロンにしこたま説教されたせい)
クラッチなのか分かりかねるが、
妙なところで勝負強いのは確か。
どことなく、R.オーリーの匂いがする。
(コールを出しチャルマを残したのは、このためか?)

個人的には、SGのタイラー・ジョンソンが好印象。
攻守共にハッスルプレーで、
シュートはまだまだって感じだが、
泥臭さもあり、何よりTO無し。

ドラギッチBros.、ウェイド、チャルマ、・・・
ブラウンやネイピアとのロスター争いになりそうだ。
(CHIとかぴったりのチームなんだが)

SASはさすがと言いたい、
ここ10試合で8勝し、MEM・HOUと2ゲーム差(4/2)。
ダンカンも支配力やパフォーマンスこそ、
年々下降は否めないが、
廻りとの連携がピカイチ。
(特にグリーンとのピック)

勝ち抜けるかは、
グリーン・ベリネリの外次第か。

NY対決となった一戦は、結果を見れば接線。
放送がないので結果しか見れないが。

注目のレド君は、シーズンハイの13得点。
(キャリアハイかは不明)
TOは相変わらずだし、シュートの確率も悪い。
但し、こちらもシーズンハイの4A。
(キャリアハイかは不明)
攻撃力だけなら、ギャロウェイと遜色無しと言えよう。
(ルーキーと紙一重の競合いっていうのもね・・・)

スティールでは、ギャロウェイが圧倒。
つまりはDF力が違うわけか。

ん~、ギャロウェイ強敵だ・・・。
3P全盛期でPG・SGの得点力が大幅上昇中の昨今、
DFできるガードは是非とも残ってもらう必要がある。
(本当にDFいいのかが不明なのはさておき)

ギャロウェイ推しに・・・、
いやいや、もう少しレド君でいきましょう。