Knockin' on heaven's door

NFLとNBAとその他諸々

レド君、残念・・・

2015-07-31 21:45:05 | NBA
クビの皮1枚のところで
何とかNYNに残り続けていたレド君。

ラーキンは放出され、
Jr.はドラフト指名権とトレード、
シュベドは帰国・・・。

ライバルが続々いなくなって、
ロスターには残れるかもと
思っていた矢先に
”ウェイブ”

代わりに元LALのブヤチッチらしいです・・・。
GMフィルがHC時代に使っていた選手、
ちょっとだけ、しょうがないかなとか
思ったりもする。
(ま、去年のプレーっぷりではねぇ・・・)

サマーリーグでも
チャンスをもらっていたらしんですが、
契約を継続させられるほどの活躍が
出来なかったらしい。
(存在感がやたら無かったと酷評すらも・・・)

残念ですが、実力主義なのも
NBAの厳しさで、素晴らしさでもある。

Dリーグで富樫とともに
がんばって頂きたいです。

願わくば、AS前後あたりで
どこかのチームに拾われることを・・・。

牧野修「大正二十九年の乙女たち」

2015-07-28 21:14:12 | 読書
この作者の本は、
それなりの数を読んでいる。

最初に読んだのは「スイート・リトル・ベイビー」。
ホラー文庫に手を出した初めての作品かもしれない。

読んでいてとても怖いわけではないが、
(だからつい読んでしまうのかもしれない)
不思議系(SFまでは行かないが・・・)なお話が多く、
好きな作家の一人でもある。
ライトノベル系でも本を多数出していることは、
巻末の著者作品リストで知りました・・・。

舞台は、大阪で時代は大正29年。
逢坂女子美術専門学校(逢美)に通う4人の少女が、
事件に巻き込まれながらも・・・ってな感じのお話。

ホラー系の作家だと思っていたので、
この題名の本を読むことに
抵抗が無かったわけでは、無い。

読み始めてみると、
4人の少女のお話ではあるが、
ホラーテイストもあり、青春的な要素もあり、
女性の強さみたいな部分も描かれていて、
あっという間に読み終わってしまった。

アスキー・メディアワークス文庫からの出版って事も
関係があるのかもしれないが、
学生たちを取り巻く先生たちが、
学長も含め暖かいこと・・・。

それも、御都合主義でしょとは
読んでいるうちは感じることも無く、
こちらもすっかり甘々の感覚で
4人を応援してしまう・・・。
(ついでにカンコ先生も)
ま、さすがに星野逸子編は
御都合主義満載でしたけど、
それでも応援してしまう・・・。

題材やプロット云々ではなく、
好きな作家の本は
何を読んでも面白いって
事なんでしょうかね・・・。

道尾秀介「ソロモンの犬」

2015-07-26 19:34:21 | 読書
この作者の本は、
今年2冊目。

前作が面白かったので、
期待をしつつ読み始めることに。

舞台は神奈川県(平塚)。
大学生の主人公が同級生たちと、
知人の息子が亡くなってしまった
事故について、話を突き詰めていくって感じの冒頭。

過去と現代を交えながら、
真相へと近づいていく・・・
みたいな展開・・・。

冒頭の不思議さや違和感は、
後できっちり回収される伏線になっていたり、
間宮先生の役どころだったり、
お話の中に入り込むよりは、
構成力や展開力のほうが
読みどころかもしれない。

後は、犬ってやっぱりいいなぁ、
飼いたいよなぁ・・・とか
ですかね、感想は・・・。

まぁ、始まりが事故だし、
怨みを買っていたとか
そういうことも無く、
もっといえば
物語の進行上、亡くなる必要性も
無かった気がする。
母親の椎崎先生にしても、然り。

やっぱり、犬の習性についての
紹介小説なのかもしれない・・・。




契約・トレード?組

2015-07-23 20:37:51 | NBA
勝組・負組と来たが、
どう評価したらいいもんだか
良く分からないチームもいくつか・・・。
LACのように、やっぱり一言
言っておきたいチームもあるので・・・。

何といっても、大騒ぎの中心になったLAC。
ピアースとランスの獲得に、
D.ジョーダンのイコカモドロカ・・・。
しかし、ホース放出の後釜はなく、
ビッグベイビーだけでは
見ている側は不満・・・。
J.スミスは体を張るイメージが無いし、
ゴールしたはジョーダン頼み?

レディックとジャマクロのSGコンビも、
RSあれだけ当たって、
POに沈黙では、補強して頂きたかった・・・。
PGの控えも、息子ってのは心配。
まさかのプリ爺を拾ってきていたが、
機能するんでしょうか・・・。
SFの攻撃力不足は補えたんだが、
なんだかそれだけの気がしないわけでもなく、
ポールとグリフィン頼みというのは、
変わらない気が・・・。
結構豪華に補強して気もするが、
絶妙に微妙なところを付いてきている・・・。
もう少しやりようってモンが有る気もするが、
HCなりの戦略があってのことなんでしょう・・・。
がんばれ、ポール!!(ついでにプリ爺も・・・・)

もう1つ巷を騒がせたのが、SAC。
カズンズ・ゲイの問題児を抱え、
PGにロンドを補強・・・。
しかし、クーファスやベリネリなども確保。
NYNからは、だぶついていたPFのエイシーを
引き取っていただき、
もう、どんなチームになるかが想像できない・・・。
コリソンやマクレモアも含めて、
昨年のチームスコアラーは
軒並み残留。
強くなってもおかしくないんだが、
強そうな気もするんだが、
POに出ている気がしない・・・。
がんばれ、ミラー!!

UTAやPHIは、正直良く分からない・・・。
UTAに限っては、あまり移動が無かったが、
昨年AS後の勢いを考えると、
上位争いをしそうだが、
補強という意味では、
評価できませんでした・・・。
PHIは良く知らない選手が出たり入ったり・・・。
ドアマットチームのままなんでしょうかね・・・。
DENも動きは少なく、T.ローソンまで放出。
2・3年は観念しておとなしくするって事でしょうか・・・。

PHOも不思議な選手の移動で、
昨年のデッドラインで散々叩かれたチーム・・・。
チャンドラーやテレトビッチ獲得も、
双子のモリス片割れを放出したりとか、
完全に開き直ってブレッドソー中心のチームを
再構築しているかのよう。
そもそも昨年末がどんだけひどいか知らないので、
いい補強かどうかも判別不可能・・・。
5割直前の悪いチームではない気もするんだが、
毎年のように8~10位争いをしてるだけの
感じがする。

LALも去年がひどかったんで、
基本何やってもいい方向だとは思うんだが、
再建できる気がしない・・・。
ドラフト組の成長を気長に待ちながら、
コービーには引退してもらうまで待つのか、
引退前にもう一花咲かせようとしているのか・・・。
もう、評価の対象にもならないです・・・。

なんやかんやで、
東は打倒CLEで
西は、打倒GS&SASで、
他のチームに奮起して欲しいと
願っています。

NYNはいつになったら
標的とされるチームになるのやら・・・。

契約・トレード負け組

2015-07-22 17:42:18 | NBA
色々と選手の行きかう中、
出る一方で、新たな選手の確保が
上手くいかなかったように
見えるチームもチラホラ・・・。

筆頭で上げられるのはPORでしょうが、
意外といい結果ではないかと、
期待してたりもする。

スターターのうち、4人を放出し、
完全にリラードのチームとして
チームの再建に乗り出している。
マカラム、レオナードは成長するだろうが、
フリーランドの離脱はもったいない気もする。
LALから加入のE.デービスや、プラムリー、
デューク大出身のSG、G.ヘンダーソンに加え、
CHAからN.ボンレーが加入。
若くて走れて身体能力もあり、
ウィングスパンが長かったりと、
潜在能力は非常に高い選手を集めた。

いつ噛み合うのかは分からないが、
何年も掛かるとは思えない。
来期のサプライズチームまでは難しいかもしれないが、
2・3年後は、POで勝ち上がりも狙える
今より強いチームになるかもしれないと、
期待しています。

次点は、DAL。
ロンド、エリス、チャンドラー、アマレは離脱し、
D.ジョーダンには土壇場で契約白紙に・・・。
W.マシューズやD.ウィリアムスの加入はあるが、
全体的に弱体化は否めない・・・。
インサイドの弱さが露呈し、
切り込んで掻き回すエリスもいなくなり、
3Pシューターだらけのチームでは
落とす試合も確実に増える。
今年はPOには届かなそうです。

ATLもあまりよくなさそうで、
なんと言ってもキャロル放出は大きすぎ。
ビッグマンのスプリッターも、
体張れる訳でもなく、
NYNから加入のJr.は、
DFが出来ないなんてレベルではない・・・。
コーバーも元々スターターでやるタイプではないし、
綻びは来期から見え始まるのではないかと・・・。
勝率5割程度にまで落ち込む気がします。

危ういのはOKC。
ラムとP.ジョーンズを放出。
カンターとシングラーと再契約・・・。
セカンドユニットがどうなっているのか、
想像もしたくない。
いつもどうりに、西ブルとKD頼みで、
この2人の活躍次第でチームの浮沈は決まりそう。
怪我が無く、40分近いプレータイムを続けられれば
上位に入れるチーム力だが・・・。
HCの手腕に期待です。

前評判が高いMIN。
ドラ1選手がかなり集まってきているが、
PGがルビオというのが・・・。
今年4年目になるが、
今年こそはとチームが期待され続けた年数も、4年目・・・。
トリッキーなパスで、見ていて楽しい選手ではあるが、
チームを勝たせることが出来るかどうかは、
また別の話。
ルビオの成長なくして、
MINのPO進出は厳しいのではと・・・。
期待はしてるんですがねぇ・・・。




契約・トレード勝ち組-2

2015-07-21 19:54:25 | NBA
昨日書ききれなかったので、
少しだけ続きを・・・。

・A(+5~10勝)
 TOR・HOU・MEM


少々微妙かもしれないが、
個人的な見解なので、気にはしないで・・・。

A.ジョンソン、L.ウィリアムズ 、G.ヴァスケスと、
それなりの選手が出て行ってしまったTOR。
しかし、加入してくるのはもっと期待が持てる選手。
キャロルとスコラは実績十分だが、
SASからのPGジョセフも、なかなかの補強。
ラウリー、デローザン、ロスの主力トリオが残留しつつの
この補強。
10勝近くは上積できる気がします。

J.スミスはPOで活躍したが、
再契約せず放出したHOU。
元々が怪我人だらけで
POまでも勝ち進んだ不思議なチーム。
ビバリーの再契約だけでも評価大だが、
最後の最後に、T.ローソンを獲得。
(プリ爺はDENへ・・・)
得点力はそれほど期待できないが、
純正PGとしては、個人的にものすごく評価していて、
DENから放出されるとは、思っても見なかった・・・。
サラリーも、能力の割には割安で、
得点取らないと、
やっぱり評価は上がらないのかもと、
少し哀しくもなる・・・。

ブリュワーとも再契約し、
良いチームに仕上がりつつあるんじゃないかと。
10勝近くは上積と言いたいが、
混戦ウェストなモンで、
TORよりは評価はしたかもしれない。

MEMは、ほぼ動かないのに
去年はキーマンを放出してしまった。
のに、あの強さ。
クーファスの放出は、もったいない気もするが、
バーンズ加入は精神的な面でいいかもしれない。

B.ライトの加入は、クーファスの穴を埋められるかもと
期待してたりもする。
身長は206cmとクーファスより7cm低いが、
ウィングスパンは、3cmしか変わらない。
アレンもレナードも、かつてのD.クリスティやT.プリンスも、
皆腕が長く、DFの名手。
(ちなみにレナードのほうが2cm長かったりもする・・・)
身体能力が高い分、走れて飛べて、
DFできるのではとか、考えてしまう。
リーとグリーンがマッチして、
ツインズPGのA.ハリソンがコンリーから学習して、
AS明けくらいには使い物になるとかで、
何とかならんもんかと、いい風に考えてみました。

次点で挙げるなら、NO。
A.ジーの加入のみだが、
糞みたいなHCが変わったことが、とても大きい。
カニンガム(個人的には大好きな選手)やアシックを含め、
全て再契約で選手は引き止められたことも、
高評価。

ことしも、POには間違いなく行く事でしょう。

選手があまり動かなかったチームや、
良く分からないところは割愛し、
出入りが激しく、行って来いのチームも割愛。

次回は、出るだけ出て
来期どうすんのチームを考察でも・・・。
ここに、NYNが入らなかったことだけでも、
とても楽しいオフシーズンです・・・。


契約・トレード勝ち組-1

2015-07-20 17:46:29 | NBA
毎年のことではあるが、
今年も大きく選手が移動。

NBAを見始めた頃には
これに慣れなくって、
翌年の試合を見て初めて知り、
軽いパニックになりながら
選手を追いかけていたモンで・・・。

今となっては、
動きが少ないと寂しかったりもするし、
現NYNの戦力を考えれば、
動きが少なすぎる気もしたりする・・・。

いちいちまとめてはいられないが、
DENからT.ローソンが移籍したりで
一服感もある。

これで今年の勝ち組は、
なんて考察してみたりすると・・・。

・A+(+10~15勝)
 SAS・MIA・NYN・


1番手は、なんと言ってもSAS。
目玉のオルドリッジ獲得に加え、
D.ウェストまでミニマム契約で加入。
ベリネリ・ジョセフ、スプリッターの放出はあるものの、
この段階で優勝候補筆頭の声まで
上がり始めている。
ファイナル制覇までは無いかとは思うが、
RSでは間違いなく強いでしょう・・・。

あえて弱点を挙げるとすれば、
Gの層くらいかも。
PGはパーカー、ミルズ
SGにジノビリ、D.グリーン

もともとPGがアシストを稼ぐチームではないので、
純正ゲームメーカーは不要かもしれないが、
ジノビリの年齢や雑なTO、
グリーンの好不調の波の大きさ
とか考えると、
意外とベリネリ、ジョセフの離脱は痛いかも。

ま、その分3Pでは無く
率の高いミドルをオルドリッジとウェストで、
とか考えると、やっぱり強そう・・・。

MIAは、離脱者無しで
ウェイドやドラギッチとの再契約も完了。
ホワイトサイドが成長し、ボッシュが復帰。
インサイドではミニマム契約と
NYNファンを舐め腐った契約でアマレが加入・・・。
PHIからも、身体能力が以上に高いグリーンが加入。
(SGには、陰ながら一押しのタイラー・ジョンソンもいる)

ウェイドの健康状態次第かもしれないが、
打倒CLEの1番手には、
MAIを挙げることになるのでは・・・。

NYNが見事だったのは、
なんといってもJr.の放出。
メロとかぶり倒しのプレースタイルでは、
(DFしない・確率悪いのに打ちたがり)
勝てる気がしなかった。
だぶついているPGも放出し、
(ラーキン、シュベド)
役立たずビッグマンのバルも放出。

再契約は1人だが、
地味な活躍ながらも
きっちり貢献していた(と、思われる・・・)
トーマスを確保。
Cには、ゴール下で体を張れるロペス弟、
PFには、若いながらもゴリゴリいけるオクィン。
(そんな気がするだけですが・・・)
SFには、身体能力の高そうなD.ウィリアムズ。
(メロよりは確実に高スペックな気がします)
SGには、ベテランのアフラロ。

ドラフトでも、C・PG・PFと補強をし、
間違いなく、去年より15勝は上積みできそう。

希望をこめたロスターは、
PG:カルデロン、ギャロウェイ、グラント(R)
SG:アフラロ、レド君
SF:ウィリアムス、ウェア
PF:メロ、トーマス、アムンドソン、エイシー、ヘルナンゴメス(R)
C :ロペス、ポルジンギス(R)、オルドリッチ

メロ程度のスピードでは、
SFは務まらん気がするが、
こうやって並べてみると、
PFだらけな気もする・・・。

さらに、メロ以外で誰が得点取れるのか、
疑問と心配が・・・。
(OKCのラムとかP.ジョーンズとかが欲しかった・・・)

それでも、去年ぎりぎりの中で頑張り続けた
FA途中加入組が全員残りそうで、
できれば彼らとともに、
再び強豪へと復活してほしい。
(もっと言うと、メロまで放出して・・・)

ま、15勝どころか去年の倍ほど勝っても
POには出られない弱さだったので、
今年はPO8位争いを熱く
4月の初旬までやってくれれば
満足しますよ・・・。
今のところは、ですがね・・・。


五十嵐貴久「パパとムスメの7日」

2015-07-19 16:25:11 | 読書
この作者も、何冊か読んだ事がある。
初めて読んだのはデビュー作の「リカ」。
ホラーサスペンス大賞を受賞した作品とかで、
OLさんがどうしたとか言う話だったような・・・。

その後も何作か読んだが、
内容的には全てウロ覚え・・・。
思い返す度に、こんな何冊も読んでいるのにと、
少し哀しくもなってしまう・・・。

ただ、悪い印象はなかったから、
この本も購入しているわけで、
それでもあまり期待はせずに
読み始めることに。

舞台は、東京。
電車の脱線事故で47歳の父と、
16歳の女子高生のムスメの
心が入れ替わってしまい・・・
ってなお話。

設定的には、ありきたり。
使い古され、書き尽くされた感もあるくらいに。
だけど、読んでみると以外に面白く、
すんなりとページが進む。

父親は無気力事なかれ社員ながら副部長で、
成功の見込みのないPJのリーダーに。
ムスメは、憧れの先輩と初デートの約束があり、
期末テストも間近に迫りと、
問題山積の中でも、
ムスメの父に対する扱い方が見事で、
気軽に「殺す」と言えてしまえるあたり、
無視されていようが、口聞いてもらえなくっても、
良い家族かも知んないと、思ってしまう。

こんな設定でも、良い作品に仕上げられる
自信があったんだろうけど、
確かに面白かった。

ほんとにありきたりで、
入れ替わったおかげで問題解決とか、
ご都合主義も満載だが、
それでも面白いものは、面白い。

ちょっと流石プロだと、
感じてしまった1冊でした。

ハインツ・フィールドでSB

2015-07-17 19:30:47 | NFL
いまさらながら、アート・ルーニーII社長が
5月のオーナー会議で申請書を
正式に提出したことを知りまして・・・。

招致立候補したのが、2023年開催分。
選定作業が始まるのが、2018年で
決定するのは翌2019年・・・。

気の早い話だが、
ぜひとも実現してほしいモンです。

8年後ということは、
確実に世代交代は完了済みのはず。
5,925万$の6年契約をしたヘイワードも、
34歳になり搾りカスになっているかもしれない・・・。

何より、ここ10年近く安定していたQBを
交代する必要がある。

持ちすぎだとか、精度がどうとか言われ続け、
3度出場し2度SBを制するも、MVPも取れず、
エリートQBに選ばれることも少ない、ベン。

ただ、新人QBやFAで獲得したQBに
苦労しっぱなしの他チームを見ていると、
やっぱりそれなりに頼れるわけで、
引退前にもう一度SBを・・・、
そして今度こそMVPを取って頂きたいと。
出来れば、ここ1・2年で勝って、
さっさと引退して、
8年後に向けて新QBを育ててほしい・・・。

これだけ時間があれば、
今年も不安いっぱいの
DB陣にも立て直す時間はたっぷり。

不安は、今が最盛期くらいの
勢いがある攻撃陣かも。

WRは不思議と育成上手で、
FAで抜けても抜けても
新しい選手が穴を埋められているので、
あまり心配はしていない。
(コーチがいいんでしょうかねぇ)

TEやRBは、当然今とメンバー総入れ替えぐらいか。
時期的なことを考えると、
3・4年後当たりにドラフトで上位指名して、
育てて全盛期にSBとか・・・。

相変わらず、SB開催地のチームは
出場できないジンクスは継続中だが、
寒冷地の開催がなかったからで、
8年後には、出場はおろか
SBの勝利さえも・・・、
とか妄想は爆発してしまう。

NYで開催できたからといって、
さすがに厳しいでしょうが、
是非、開催にこぎつけてほしいモンです。



萩原浩「ひまわり事件」

2015-07-15 21:55:36 | 読書
この作者の本は、今年2冊目。
前作はやや期待はずれだったので、
期待しつつ読むことに。

舞台は、とある郊外。
隣接する「ひまわり幼稚園」と
老人ホーム「ひまわり苑」が
交流することになり、
気難しい老人とのなんやかんやが始まる・・・、
ってな感じのお話。

冒頭では、数年後の子供たちの話から始まり、
幼稚園と老人ホームでの出来事が
交互に展開される、
最近ではよくある手法の構成。

そんなことも気にならず、
面白く読めたのも確か。

子供の臆病な部分や、懐かない感じなんかも
リアリティがあり、
甥っ子とか知人の子供のことを思い出す。
(そうそうすぐ懐く子供なんて見たことがない・・・)

徐々にそんなわけあるかいって感じの展開にはなるが、
それはそれで、面白い。

さらっとした伏線も
きっちり回収されている気がしたし、
保母さんやヘルパーさんの活躍も、すごく良い。
ただ、ヘルパーさんの書き分けがいまいち良く分からず、
誰だかわからないまま
後半の山場を迎えたのも確か。
(特に男性職員が・・・)

それでも、クライマックスの篭城部分とかは
とても好きな展開で、
「パーフェクト・ワールド」を
思い出したりもして、涙腺が・・・。

全てが全て、ハッピーエンドではない結末だったが、
やはり温かみのある、いい終わり方で、
トータルすると、
とても面白い1冊でした。

どこがと言われれば説明しにくいが、
萩原浩らしい、
「こうでなくっちゃ」
ってかんじの本だと思います。

石持浅海「耳をふさいで夜を走る」

2015-07-13 21:15:05 | 読書
この作者は、何冊か読んだ事がある。
「扉は閉ざされたまま」とか、
「アイルランドの薔薇」とか・・・。

「扉は・・・」は、ミステリー好きなモンで、
完全に題名に惹かれた読んだが、
これがまた何も覚えていないモンで、
だけどそんなに悪いイメージは持っていなかったはず。

舞台は、埼玉県(現さいたま市あたり)。
”覚醒”する可能性がある女性を3人殺し、
罪に問われないように悪戦苦闘する・・・、
って感じの物語。

まぁ、設定が気に食わなくって、
そんなこと程度では
ヒトは殺さないよって思いが邪魔をして、
全くお話に入れずじまい・・・。

覚醒のくだりも、後々明らかにはされるのだが、
なんだかなぁって感じ。

物語の初期設定から基本設定まで、
全てを否定的に捕らえてしまっているので、
お話が収拾されるオチの部分でも、
やっぱり腑に落ちない・・・。

巻末の解説者も、こんな作品では苦労したようで、
作者のほかの作品からの引用だったりがやたらと多い。
あまりに多くて、過去の作品の内容も
少し思い出せたぐらい・・・。
(やっぱりそんなに悪くなかったんだが・・・)

この作品は、大外れだったようでした・・・。

三浦明博「サーカス市場」

2015-07-10 19:29:05 | 読書
この作者の本は、
今作が始めて。
何の先入観も情報もなく、
なんとなく購入した、この本。
いまさらながらに調べてみると、
2002年に江戸川乱歩賞を取りデビューしたとか。

舞台は仙台、その中心部の奥地に
存在する”サーカス市場”が舞台の中心。
(もちろん実在はしない)
そこで生活を営む怪しげな人々たちが
織り成す物語の連作短編集・・・
見たいな感じのお話。

舞台設定は、なんとなく新宿の
歌舞伎町裏通りや小便横丁あたりを
想像すると、すんなり映像が頭に浮かぶ。

幻想的な部分もあり、
(特に”黒白天秤”)
現実的なお話もありで、
確かに面白かった。
それだけに、連作短編だけでは
少し物足りなさも感じる。
ノーネームだけでも、
面妖屋だけでも、
(個人的にはこの絡みは大好きで・・・)
十分1冊書けるくらい
この作家さんなら技量はありそう。

続編でもスピンオフでもいいんで
書いて頂きたいと、
思う1冊でした。


浦賀和宏「時の鳥籠」

2015-07-07 22:55:30 | 読書
この作者も、そこそこ読んできた。
もちろん、きっかけはメフィスト賞受賞作。

自分でも不思議なのだが、
この作者は、あまり合わない・・・。

なのに、つい読んでしまうが、
あぁ、やっぱり合わないと思い続ける。

なんとなく、登場人物が同じものが多く
シリーズものではないが
シリーズっぽくなっているところがくせモンで、
読んでしまったからにはという思いが
少なからずは、ある。

舞台は、川崎市。
主人公は延命センターの医者に成り立て、
蘇生するはずもない患者が生き返るが、
記憶が戻らず、その少女を引き取りる事に。
その少女は、夢で自分の運命を知る
来世から来た少女でしたってことでしたってお話。

もちろん、ここに出てくる登場人物も、
過去の作品に出ていたゆかりがあり、
全部読んでいるファンの方には
とても良い1冊なのかもしれない。

何がいいのか分からないが、
文壇?からは評価が高く、
何が悪いか分からないが、
自分には、心に響くものがない・・・。

500ページほどの分厚い1冊でしたが、
あぁやっぱり合わなかったかと、
思ってしまう1冊でした・・・。

火中の栗・・・

2015-07-05 16:46:11 | NBA
大物選手が行きかい始めたオフシーズン。

再契約で残る選手よりも、
新たなチームに行くほうが多い、今シーズン。
NYNも何かと画策しているようで、
大物獲得の噂だけはチラホラ・・・。

ま、それ以上に啖呵をきられる勢いで
袖にされているニュースも続々・・・。
エースがエースなんで、
やはり並の神経の選手では
加入してくれないようで。

それでも、泥沼チームに加入してくれた
ありがたい選手が今のところ3名。

当分リングも狙えないし、
エースは我侭でボール離さないし、
HCは使い物にならないし、
GMは結果を残していないし・・・。

こんなチームに来てくれたんだから、
文句は言わないし、
贅沢も言わない。

1人目は、SGのアーロン・アフラロ。
8年で4チームを渡り歩いたジャーニーマンで、
これで5チーム目。
PORでは全くかみ合わず、
あっという間に放出された。
これだけいるのに、またガードかよって言う気持ちは
存分にあるが、
現有のSGと比べると、
一番いいというのは、確か。
ベテランらしい渋さを発揮してくれて、
ギャロウェイやレド君の若手を、
成長させてくれれば、
とか期待してみます。

2人目は、SFのデリック・ウィリアムス。
'11年に1順目の2ndピックで指名され、
MINとSACで2年ずつ過ごした
若手有望伸び悩み選手。
6-8とそんなにサイズはないので、
きっと身体能力が優れていることなんでしょう。
(正直良く知らない選手なんであやふや)
スタッツを見ると、TOの少なさが目を引く。
アシストもスティールも低水準で、
これはボールを持ったら
打ちたがるって事なのか、
無難にボールを廻しているのか
このあたりも定かではない。
現有戦力では、SFに得点力があるのが
全くいなかったので、
良い補強といえるのかもしれない。
これだけ未来のある若手が、
NYNを選んでくれただけでも、
感謝というもの。
ドアマットを渡り歩くというのも、
今後の選手生活で
きっと良い経験になってほしいモンです・・・。

3人目は、Cのロビン・ロペス。
ロペス兄弟の弟で、7フッター。
の割には、キャリアスタッツが
5.0R 1.2BL 8.2Pと、微妙な成績。
FGAも少なく、FTはビッグマンの割には得意そう。
支配力の低さは気に掛かるものの、
今の戦力を考えると、
まず間違いなく抜群でNo.1のC。
スターターでお願いすることになるでしょうし、
ポルジンギスやスミス、オルドリッジの
指南役になってほしいモンです。
(彼らが残れるならって事ですが・・・)

これだけの補強ではあるが、
間違いなく、昨年より強くなっているのは確実。
もちろん、優勝を目指せるとかのレベルではなく、
17勝から、+10位かもしれないが。

いきなりPOまで出てドウコウなんて、
NYNファンのほとんどは
期待していないはずなんで、
若手の育成に力を注いで、
全く何にも見えてこない
チームカラーというものを
作っていただきたいモンです。

確か、去年の今頃は
トライアングルなんたらで
期待していた気もするが・・・。

沢木冬吾「握りしめた欠片」

2015-07-04 16:23:33 | 読書
この作者は、この数年で読みはじめたばかり。
たぶん「償いの椅子」が最初に手にとった作品で、
どちらかというとハードボイルド的な作品。
なんとなく、真保裕一と感じが似ていたと
思った記憶はある。
最近では、「ライオンの冬」を読み、
とても面白かったので、
期待して読み始めることに。

舞台は、東北の泥洞島(海斗市)。
(この作者ではおなじみだが
架空の年である)
主人公は17歳の高校生で、
7年前に姉が失踪し、家族は崩壊。
容疑者の一人だった男が
島に戻ってきたことから事態は急変し・・・、
みたいなお話。

高校生ということもあり、
緊迫感のあるアクション描写とかが少なく、
物足りなさは、ある。
父親が覚醒してからは、
多少らしくなったが、
それでも全体的には・・・。

もともと作風も暗いものが多かったはずだが、
この作品も、やはりなんとなく暗くて、重いものに。

裏表紙には、「心揺さぶる、感動の傑作長編」
とか紹介されているが、
残念ながら、心揺さぶられることもなく、
感動する場面すら、今となっては思い出せない。

つまりは、ハズレを
引いてしまったということのようで・・・。

それでも、他の作品があれば
きっとまた読むことに。
1冊当たれば、よほどのはずれを引かない限りは
追いかけることにしているんで。

次作に期待という、
まぁ読み返さないであろう1冊でした。