この作者も、高校生の頃から
読んできた。
初めて読んだのは、「ある閉ざされた雪の山荘で」。
それまでは、推理小説を読んだといっても
赤川次郎や吉村達也・・・。
まじめにトリックを考えるだけ
ばかばかしくなるようなことも
2度や3度ではきかなかった・・・。
べたに本格の舞台設定で、
そんなことになっていたのかと
べたに驚いた若かりし頃。
しかし、乃南アサと同じく
数年後には直木賞も獲り、
今や超が付くほど
有名売れっ子作家大先生・・・。
うれしくもあり、さびしくもある・・・。
舞台は、東京で近未来?
遺伝子情報から犯人を特定できる
画期的なシステムの開発者が殺害され、
主人公が容疑者に挙がる。
主人公は多重人格で(2重)
記憶がない時間があり・・・、
みたいなお話。
読み終わってから数日経ってから
記憶を辿りこの文章を書いているのだが、
正直、内容はうろ覚え・・・。
つまりは、あまり心の芯には響かなかったのかもしれない。
お話としては、さすがに良く出来ていたと感じた。
特定不能のDNAがあるだとか、
システムのバージョンアップがどうだとか、
追いかける刑事たちのあたりとかは。
人格転移部分や、空想の少女の件は
少し、う~んと呻りたいような違和感・・・。
ついでにクライマックスに犯人との対決場面にも
ご都合主義の臭いがぷんぷんと・・・。
バッドエンドは気に入らないといいつつも、
こういう終わり方でも
ぶつぶつ言ってしまうのは
読むほうの身勝手かもしれないが、
外れだったかもって言うのが
やっぱり正直なところかな・・・。
好きな作家でも、こういうことはあるようで、
そう考えると、
嫌煙している作家の本にも、
当りがあるかもしれないとか、
考えてみたりもする。
そこまで手を伸ばすのは、
好きな作家の本を
読みつくしてからか・・・。
読んできた。
初めて読んだのは、「ある閉ざされた雪の山荘で」。
それまでは、推理小説を読んだといっても
赤川次郎や吉村達也・・・。
まじめにトリックを考えるだけ
ばかばかしくなるようなことも
2度や3度ではきかなかった・・・。
べたに本格の舞台設定で、
そんなことになっていたのかと
べたに驚いた若かりし頃。
しかし、乃南アサと同じく
数年後には直木賞も獲り、
今や超が付くほど
有名売れっ子作家大先生・・・。
うれしくもあり、さびしくもある・・・。
舞台は、東京で近未来?
遺伝子情報から犯人を特定できる
画期的なシステムの開発者が殺害され、
主人公が容疑者に挙がる。
主人公は多重人格で(2重)
記憶がない時間があり・・・、
みたいなお話。
読み終わってから数日経ってから
記憶を辿りこの文章を書いているのだが、
正直、内容はうろ覚え・・・。
つまりは、あまり心の芯には響かなかったのかもしれない。
お話としては、さすがに良く出来ていたと感じた。
特定不能のDNAがあるだとか、
システムのバージョンアップがどうだとか、
追いかける刑事たちのあたりとかは。
人格転移部分や、空想の少女の件は
少し、う~んと呻りたいような違和感・・・。
ついでにクライマックスに犯人との対決場面にも
ご都合主義の臭いがぷんぷんと・・・。
バッドエンドは気に入らないといいつつも、
こういう終わり方でも
ぶつぶつ言ってしまうのは
読むほうの身勝手かもしれないが、
外れだったかもって言うのが
やっぱり正直なところかな・・・。
好きな作家でも、こういうことはあるようで、
そう考えると、
嫌煙している作家の本にも、
当りがあるかもしれないとか、
考えてみたりもする。
そこまで手を伸ばすのは、
好きな作家の本を
読みつくしてからか・・・。