日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

まだ工事中ですよ。

2005年12月27日 22時02分23秒 | モンコレ
2002ルールブック 14-3 進軍の手順より抜粋。

〔1〕進軍させるユニットを選択する。
〔2〕進軍側が「進軍する際に使用する効果」を使用する場合、1つずつその使用を解決する。
〔3〕手順〔1〕で選択した全てのユニットの「進軍範囲」を確認し、確定する。
〔4〕手順〔1〕で選択したユニットが、確定した進軍範囲の中から、任意の地形に進軍を宣言し、解決する。
〔5〕進軍したユニットが進軍先の地形に存在することを確定し、進軍先の地形とその地形に存在するユニットが持つ、進軍先の地形やその地形に存在するユニットを対象とする効果を適用する。

以上がモンコレの進軍の手順です。
かなり略しているのですが。


なぜ、こんなことをいきなり書いているかと言うと、こんな記事を目にしたから…。

【携帯更新 初心者もんこれ&雑記日記】:ドワーフの秘密工具と大砂蟲

ラフェロウさんのオルトアールです。
《大砂蟲》と《ドワーフの秘密工具》(を持つユニット)が、道でも代理地形でもない地形に同時に進軍した場合、《大砂蟲》の大食らいは発動するのかしないのか。


これを、最初に挙げた、進軍の手順に当てはめて考えて見ます。
まず、進軍するユニットは、《大砂蟲》と《ドワーフの秘密工具》(を装備したユニット)。

そして次に、進軍する際に使用する効果の発動。
ここで大食らいが発動するのか…と思いきやそうではない。
ここではまだ、どこに進軍するのかは決まっていません。
進軍しようとする際に、発動する効果、例えば、《ワイバーン》の騎乗なんかが、ここで発動します。

そして、進軍範囲の確認と確定。

で、やっと手順〔4〕で、進軍先の地形を決め、進軍を解決。
ここで、進軍の追加の代償も支払われます。

ということで、大砂蟲の大食らいも発動。
追加の代償として、手札を全て破棄しなければなりません。

《ドワーフの秘密工具》の突貫工事が発動するのは、その次、手順〔5〕です。
進軍したユニットが、進軍先に存在することが確定、その地形に対して、《ドワーフの秘密工具》の突貫工事が効果を発揮し、「タイプ:遺跡/道/罠」が付与されます。


ということで、《大砂蟲》と《ドワーフの秘密工具》が、同時に同じ地形に進軍しても、《大砂蟲》の大食らいの発動を防ぐことは不可能であるということになります。

かの蟲は、工事が終わるまで空腹を我慢できずに、手札をむしゃむしゃしてしまうらしい。

この問題、なんか昔どこかで一度話題になってたような気もするのだけど…。
どこでだったか忘れてしまいました。

しかし、進軍一つにしても、いろいろ行われているのですね。
いつもはテキトーに流してしまうのですが。