日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

《キュア・ディジーズ》疫病。

2005年12月07日 20時56分24秒 | モンコレ
なんだか新しい機能がついてます。
ジャンル…ですか。
TCGってないんだなぁ。

ンー…
コレクション…かなぁ。
「モンスター・コレクションTCG」のお話だし…。


本日もモンコレデック談義。

メン様ドローンチャペル

《キュア・ディジーズ》を使うために作ったデックです。
その上、月初めの召喚術師戦が迫っていたため、召喚術師で、《キュア・ディジーズ》を使うデックということになりました。


召喚術師デックということで、まずは召喚術師を選ばなければなりません。

《キュア・ディジーズ》さえ入ればいいのなら、いくらでも候補はあるのですが、やはりそれだけでは不足です。
特に、《キュア・ディジーズ》は「疫病」という要素のある戦闘スペル。
同じ聖スペルでも、《ディスペル・マジック》などとは違い、どんなデックにでも入るというものではありません。

召喚術師を順番に見て行って、最終的に候補として残ったのは次の3人の召喚術師でした。

まずは、《ニナ》。
制限の何もない召喚術師です。
疫病だって問題なく組めます。
問題は、どんな相手と当たり、どんな効果を得ることができるのかということですね。

因みに、もう一人の制限なし召喚術師《カオス》は、スロットなども加わる可能性がある疫病では序盤がきつすぎるだろうということで、却下しました。

次に、《ヴァレリー》。
レベル1ユニットが入らないので、疫病の要の一つである《ソムナ・モスキート》が入りません。
ですが、《星座「エピデミック」》を一気に配置することが可能です。
また、《流星のハンター》や《宿星のセージ》などを使えば、今回のもう一つのテーマであった、「手数重視」という面を強調できるだろうと思っていました。

まあ、エピデミック以外、あまり利点という利点もないのかもしれませんが…

そして、《チャペル》
制限は、すべて2枚制限ということのみ。
ですが、疫病関連カードには、結構枚数制限を気にしないで済むカードがあります。
ドローンや海賊、沈没船、《下水道》、それから、《ホイール・オブ・デス》での疫病カード復活などですね。
ですので、枚数制限はあまり気にならないのではないかと考えました。

まあ、もともとチャペルの制限は制限と言うほどのものでもないのかもしれませんが。

召喚術師の変更ルールである、「手札上限枚数7枚」も、《ソムナ・マンティコア》で代償を払ったり、即時召喚を使う機会の多い疫病では、きっと役に立つだろうと考えていました。


で、最終的にこの3枚から選んだのです。
…ランダムで。

これ以上絞るのは難しかったので。
そして選ばれたのが《チャペル》でした。


召喚術師は決まりました。
あとはどう《キュア・ディジーズ》を使うかです。

火・風・魔属性中心の疫病の中で、聖スペルである《キュア・ディジーズ》はかなり浮いた存在です。

今現在、福岡では疫病デックが大流行していますが、その中に、《キュア・ディジーズ》を使ったデックは一つもなかったはずです。
それぐらい、普通に作った疫病では使いづらいカードということなのでしょう。

疫病で聖属性と言えば、もう一枚、《癒しの女神メングラッド》というカードがあります。
こちらも福岡では見ない。
しかし、こちらは全国に視野を広げると、使われている例があります。

しかし、その「めんさま」デックには、《キュア・ディジーズ》は使われていません。
まあ、はっきり言って、メングラッドの能力があれば、もう《キュア・ディジーズ》は不要なような気もしますしね。


さて、メングラッドでは、《キュア・ディジーズ》を使う意味があまりない。
となるとどうするか。

そこで目を付けたのが、《ホラー・ドローン》でした。
タイプ:疫病を持ち、さらに《キュア・ディジーズ》を自ら使うことのできるこのユニットこそ、《キュア・ディジーズ》の使い手として最高のカードであると言えるでしょう。

…まあ、それでも《ホラー・ドローン》だけでは不安なので、《癒しの女神メングラッド》も投入することにしたのですが。


と、そんな経緯の下、このデックは、「メン様ドローンチャペル」デックとなることが決定したのです。


それではそれぞれのカードについてコメント。

《チャペル》
まあ、既に上でその利点などについては説明したので、特に言うこともないのですが…。
2枚制限が辛く感じたのは、スロット儀式を2枚づつしか入れることができないことでした。
《下水道》入りにすれば、儀式の種類も増え、辛いこともなくなるのでしょうが…。

今回は《下水道》なしの、スロットはオマケ扱いな疫病デックとなっています。

《フォビア・ラビット》
ドローンのお供と言えばこのユニット。
とりあえず先攻取らないとね。
同じくイニシアチブを付与できる、《フォビア・タイガー》は、《コモン・ドローン》が溶けちゃうので採用せず。

《甦りし沈没船》
疫病船シリーズの中ではこのユニットをまず採用。
枚数制限解除でもなく、ダメージは少なめであるものの、普通対抗なのがやはり重要。

《ソムナ・モスキート》
疫病を振りまく蚊。
このデックでは、自軍に疫病を振りまくことの方が多いです。
が、既に素で疫病を持っているユニットが多いので、敵軍に疫病を与える必要がない場合、ただの蚊となってしまうことが結構ありました。

《ソムナ・マンティコア》
メングラッドの相棒。
まあ、疫病デックのほとんどのカードの相棒となるカードなのではありますが。

《眠りの死神サマエル》
1枚なのは資産の都合上…。
これを1枚しか持っていなかったおかげで、《ペトロ・ワイバーン》を使うことになり、結果スロットを組み込むことになってしまいました。

挙句の果てには、「もうサマエル外してやってみた方がいいんじゃないの?」と言われる始末。

《癒しの女神メングラッド》
自身は疫病を持たない。
まあ、癒し手が侵されているようでは話にならないのですが。

このユニットのおかげで、聖スペルをそれなりの数組み込むことになりました。
他の疫病ユニットでは使いづらいという問題はありますが、やはり、《ディスペル・マジック》が使えるというのは、大きいのではないでしょうか。

枠の問題は《ホラー・ドローン》が解決してくれる…かなぁ。

《コモン・ドローン》
ドローンと言えば、ホラーよりまずこっちなのでしょう。
バカみたいな攻撃力を弾き出します。

実はこのユニットがいれば、《キュア・ディジーズ》要らない?
いやいや、《キュア・ディジーズ》は防御力も上げられるの重要なんですよ。きっと。

《ペトロ・マミー》
スロット疫病にするなら、まずこのユニットを入れなければ話にならない。
…というのは福岡だけですか?

《ホラー・ドローン》
《キュア・ディジーズ》の使い手。
そして、どうもいまいち合わない、このデックのスペル枠を調整するユニットでもあります。
うまく消滅できれば、すごく強い《スカルミリオーネ》ができ上がる…かもしれない。

《スカルミリオーネ》
どうにもスペル枠が調整しづらい疫病5レベルユニット。
何でも使える5レベルスペルユーザーが欲しいなぁ…ってことで投入。
チャペルでドローンなら、防御力も結構期待できるはず…。

《ペトロ・ワイバーン》
とりあえず対抗1Dユニット。
このデックでは、サマエルの代わりでしかないのですが。
自身でタイプ:疫病を持っているため、《キュア・ディジーズ》をかけることができます。
自分じゃ使えないですけどね。

《妖精の輪》
チャペルで増えている手札上限枚数をさらに増やしてしまおう。
増えた手札でドローンをいっぱい呼び出したり、《スカルミリオーネ》を超絶強化したりするのです。

《コーズ・フォビア》
とりあえず疫病付与。
実は、《ソムナ・フォッグ》の方を先に組み込むべきだったのかもしれませんが…。
しかし、それでは魔に片寄りすぎる感があり…。

このスペルは、使いやすいのが利点。

《サプライズ・ウィンド》
イニシアチブ対策重要。
ダメージ系は他にあるから、行動完了の《アイスバーン》の方が良かったのかもしれません。

《キュア・ディジーズ》
ストライキング+エンデュランス効果なスペル。
だが使われているのを見たことがない。

やっぱり疫病では枠が捻出しにくいからなのでしょうか。

疫病は、攻撃力は十分にあることが多いので、重要なのは防御力アップの方なのかもしれない。

《ディスペル・マジック》
折角聖枠があるのなら、これを入れない手はない。

《ドラコ・イリュージョン》
しかし、こちらまで入れるのはやりすぎなのかな。
メングラッドで使いたい。

《カース・リミテッド》
その場は死んじゃいますが、破棄効果であるこのスペルは結構重要なはず。
ダイス目関係ないですしね。

間違っても、サマエルや《ソムナ・マンティコア》、ましてやメングラッドにかけたりしないこと。

《コーズ・ディジーズ》
《キュア・ディジーズ》の相反属性スペル。
こっちは疫病デックの必須スペルなのになぁ。
必須なだけあって、このデックにもしっかり投入。

《ドラコ・ジェノサイド》
なにはなくともジェノサイド。

《ペトロ・クラウド》
疫病の主砲。
スロット系が加わったことにより、とりあえず投入してみたスペル。
だけど、流石にスロット儀式4枚では使いにくい…
1D対抗が精一杯な感じ。

今のままでは中途半端か。

《星座「エピデミック」》
使用条件は少々重いが、《下水道》のないこのデックには、他に候補がない。

《フォビア・ブラッド》
「使用条件:なし」
これに尽きます。
なかなかスロット効果発動しているのを見ない儀式。



途中にも書きましたが、《ソムナ・フォッグ》が入っていません。
メングラッドや、《キュア・ディジーズ》を使うなら、全体疫病付与は必須なのかもしれませんが…。

しかし、《ソムナ・モスキート》が時々余るこの現状だと、もしかしたら必要ないのかも…。


とりあえず、現状ではスロットが中途半端です。
スロットやるなら《下水道》入れてしっかりやる、やらないなら、スロット系全部外して、もっと他のものを組み込む。

サマエルがもう一枚あったなら、スロット系にはしなかったのですが…。

しかし、サマエルも外すことを勧められたし…。
まあ、サマエルを外せというその理由も、やはりこの中途半端さにあるのでしょうけど。


《スカルミリオーネ》は《チャペル》なら結構がんばれると思うのですよ。
疫病に必要なのかどうかは微妙なところですが、風聖魔となるメングラッド疫病デックなら、スペル枠調整に丁度いいですし…。

やっぱり防御薄いんですけどね…。