こんにちは、部員のぺんぎんです。
第94回五月祭が9/19,9/20にオンラインで行われました。ご覧になっていただいたみなさんありがとうございます!
今回の記事では五月祭で展示された個人作品の紹介を行いたいと思います。ちなみに 【東大LEGO部】2021五月祭企画 Day1 の 1:08:00 ~ からライブ配信で個人作品の紹介を行いましたのでお時間ある方はぜひこちらもご覧ください!
◯ ERカー T-01 (V.14)
TBSからの依頼で製作した、TOKYO MERに登場する車両です。およそ1万ピースあり組み立てには5人がかりで12時間を要しました。全長は80cmで重量は8.5kgに上ります。ステアリングが可能で、車両後部にはオペ”前”室があります(オペ室部分は支柱と空洞です…)。設計中は常に強度に対する不安がありましたが、いざ組み立ててみると各部分の重量に驚愕しました(見えない部分は徹底的に軽量化を測ったつもりなのですが…)。いろいろと勉強になりました。これより大きい車はもう作りたくありません(せめて車軸を増やさせて!)。
◯ 美女と野獣 (このやろー)
ディズニー映画の有名なワンシーンをレゴで再現してみました。限られたスケールの中で、ベルの髪型や野獣の表情をよく再現できたと思います。ドレスの部分はパーツをうまく配置して隙間ができないように作りました。また、背景についても夜の舞踏室の雰囲気が出るように作り込みました。
◯ 海の上の家 (このやろー)
夏らしいものを作りたかったので、リゾート地にあるような海の上に建っている家を製作してみました。青い透明ブロックの水面を境に海の中と家の部分に分かれています。海の中は動物の角といったパーツを珊瑚に見立てて、色彩豊かに配置しました。家の部分は外壁の模様や屋根の構造を工夫しています。全体として、非常に作りがいがありました。
◯ 桜と茶屋 (このやろー)
桜の木とお茶屋さんを作りました。桜の花は茶色い茎のパーツにプレートをつけることで表現してみました。お茶屋さんは、茅葺き屋根の感じをプレートやタイルを不規則に配置することで再現しているのがポイントです。また、番傘といった小物もしっかり作りました。
◯ メジロと梅 (このやろー)
メジロの特徴である目のまわりの白い部分はニンジャゴーのミニフィグ用のスカーフを使っています。梅の花びらは丸いプレートを5つうまく配置することで再現しました。また、おしべはレバーと呼ばれるパーツをはめ込むことで作りました。
◯ タンス (カピバラ)
何か和風で趣のあるものを作ろうと思って作りました。タンスの引き出しの取っ手に黒ソーセージを使っているところと引き出しを本当に引き出せるように作ったところが気に入っています。引き出しは小さいですが1x1ブロックぐらいはしまえます。
◯ はたらく細胞 (みかん)
はたらく細胞から、赤血球、白血球、血小板、キラーT細胞をBrickHeadzの規格に合わせて作りました。全体として、キャラの特徴を踏まえた上での可愛さを意識しています。赤血球はベレー帽のようなふわっとした帽子をかぶっているので、それをカーブスロープで表現しました。キラーT細胞は腕を太くしたり足に逆スロープを使ったりしています。血小板は他の細胞よりも小さいので、胴体を1ポッチほど細くしています。また白血球とキラーT細胞の首にターンテーブルというパーツ(3680c02)を使い、首を回せるようにしました。少し首に角度が付くだけでも表情が変わって見えるのが面白いと思います。さらには髪の表現にもこだわっていたりするのですが、詳しくはいつか対面での展示が可能となったときに見ていただければと思います。
◯ おにぎり (みかん)
おにぎりの丸いフォルムの表現にこだわりました。また全面にポッチを出すことで、お米の粒の感じを表現しています。竹の皮はところどころに茶色の線を入れ、単調にならずにそれっぽさを出せたかと思います。
◯ 清水寺 (ぺんぎん)
京都にある清水寺を作りました。特徴的な舞台の下の木の組み方をレゴで再現することにこだわりました。ライブ配信のときは完全に忘れていたのですがarchitectureシリーズを意識して土台の周りを黒色にしました。
◯ 顔 (せきしょー)
顔を作りました。曲面の表現が難しかったです。顔のパーツの配置は、可能な限り顔の黄金比になるようにしました。1年以上前に作った作品で所々改善したい箇所があるので時間に余裕があれば再挑戦したいと思います。
◯ 電柱 (せきしょー)
バーと呼ばれるパーツを生かした作品を作りたいと思いこの作品を作りました。
◯ 宇宙望遠鏡 (せきしょー)
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡をモデルにした作品を作ってみました。この宇宙望遠鏡の特徴でもある、六角形18枚に分割された主鏡がちょうど良い大きさで表現できたかなと思っています。この宇宙望遠鏡には太陽等からの光を遮る遮光板が備え付けられているのですが、それの再現はただプレートを重ねるだけになって面白くないと思ったので、実物とは異なりますがギア等を使って動くようにしてみました。個人的にギア等を組み込んだ作品は初めてなのでなかなか難しかったですが、その分組んでいて楽しい作品になりました。
◯ 氷川丸 (さくらもち)
横浜に停泊している氷川丸を作りました。船首や船尾は先に伸びるにつれて細くなっていくため、レゴ化しづらい形状をしているのですが、カーブスロープやスロープをうまく配置してシンプルに仕上げました。レールやヒンジを使ってデッキ構造を再現してみたり、グリルの溝を外に向けて非常に小さな窓を作ったりと、できるだけ表現密度を高くするよう心がけました。
◯ 零式艦上戦闘機 [TECH] (さくらもち)
HFさんの零戦をもう一度見たかったのに予想より早く卒業されてしまわれたので、自分で作ってみることにしました。でもせっかく作るのなら違う感じに作りたいということで、テクニック主体の白色零戦にしました。取り入れたギミックは以下の6つです。
・補助翼の上下
・昇降舵の上下
・方向舵の左右
・プロペラ回転(PF)
・主脚の出し入れ(PF)
・尾輪の出し入れ(PF)
実際に動いている様子はアーカイブをご覧になってください。
テクニックがメインの構造だったためか、去年制作したオスプレイよりもとても強度が高い仕上がりになっており、改めてテクニック構造の頑丈さに感心しました。
今度の駒場祭で時間があれば中の構造を紹介しようと思うので、興味がある方は駒場祭もぜひ見に来てくださいね!
◯ 多賀城南門 (マイク・V.14・このやろー・ジュリアン・mizutaro)
宮城県多賀城市のご協力のもと、2024年に復元される多賀城南門を一足先にレゴで再現しました。多賀城南門は日本三大史跡の一つ・多賀城跡の入口に位置し、完成すれば多賀城市最大の観光名所になる予定です。作品としては、門を下から見上げることを意識し、軒を深くするための「手先」にこだわりました。レゴ南門は10月から多賀城市立図書館で展示されます。お近くにお越しの際はぜひご覧ください!
後日大型作品を紹介する記事も出す予定です。それでは。
第94回五月祭が9/19,9/20にオンラインで行われました。ご覧になっていただいたみなさんありがとうございます!
今回の記事では五月祭で展示された個人作品の紹介を行いたいと思います。ちなみに 【東大LEGO部】2021五月祭企画 Day1 の 1:08:00 ~ からライブ配信で個人作品の紹介を行いましたのでお時間ある方はぜひこちらもご覧ください!
◯ ERカー T-01 (V.14)
TBSからの依頼で製作した、TOKYO MERに登場する車両です。およそ1万ピースあり組み立てには5人がかりで12時間を要しました。全長は80cmで重量は8.5kgに上ります。ステアリングが可能で、車両後部にはオペ”前”室があります(オペ室部分は支柱と空洞です…)。設計中は常に強度に対する不安がありましたが、いざ組み立ててみると各部分の重量に驚愕しました(見えない部分は徹底的に軽量化を測ったつもりなのですが…)。いろいろと勉強になりました。これより大きい車はもう作りたくありません(せめて車軸を増やさせて!)。
◯ 美女と野獣 (このやろー)
ディズニー映画の有名なワンシーンをレゴで再現してみました。限られたスケールの中で、ベルの髪型や野獣の表情をよく再現できたと思います。ドレスの部分はパーツをうまく配置して隙間ができないように作りました。また、背景についても夜の舞踏室の雰囲気が出るように作り込みました。
◯ 海の上の家 (このやろー)
夏らしいものを作りたかったので、リゾート地にあるような海の上に建っている家を製作してみました。青い透明ブロックの水面を境に海の中と家の部分に分かれています。海の中は動物の角といったパーツを珊瑚に見立てて、色彩豊かに配置しました。家の部分は外壁の模様や屋根の構造を工夫しています。全体として、非常に作りがいがありました。
◯ 桜と茶屋 (このやろー)
桜の木とお茶屋さんを作りました。桜の花は茶色い茎のパーツにプレートをつけることで表現してみました。お茶屋さんは、茅葺き屋根の感じをプレートやタイルを不規則に配置することで再現しているのがポイントです。また、番傘といった小物もしっかり作りました。
◯ メジロと梅 (このやろー)
メジロの特徴である目のまわりの白い部分はニンジャゴーのミニフィグ用のスカーフを使っています。梅の花びらは丸いプレートを5つうまく配置することで再現しました。また、おしべはレバーと呼ばれるパーツをはめ込むことで作りました。
◯ タンス (カピバラ)
何か和風で趣のあるものを作ろうと思って作りました。タンスの引き出しの取っ手に黒ソーセージを使っているところと引き出しを本当に引き出せるように作ったところが気に入っています。引き出しは小さいですが1x1ブロックぐらいはしまえます。
◯ はたらく細胞 (みかん)
はたらく細胞から、赤血球、白血球、血小板、キラーT細胞をBrickHeadzの規格に合わせて作りました。全体として、キャラの特徴を踏まえた上での可愛さを意識しています。赤血球はベレー帽のようなふわっとした帽子をかぶっているので、それをカーブスロープで表現しました。キラーT細胞は腕を太くしたり足に逆スロープを使ったりしています。血小板は他の細胞よりも小さいので、胴体を1ポッチほど細くしています。また白血球とキラーT細胞の首にターンテーブルというパーツ(3680c02)を使い、首を回せるようにしました。少し首に角度が付くだけでも表情が変わって見えるのが面白いと思います。さらには髪の表現にもこだわっていたりするのですが、詳しくはいつか対面での展示が可能となったときに見ていただければと思います。
◯ おにぎり (みかん)
おにぎりの丸いフォルムの表現にこだわりました。また全面にポッチを出すことで、お米の粒の感じを表現しています。竹の皮はところどころに茶色の線を入れ、単調にならずにそれっぽさを出せたかと思います。
◯ 清水寺 (ぺんぎん)
京都にある清水寺を作りました。特徴的な舞台の下の木の組み方をレゴで再現することにこだわりました。ライブ配信のときは完全に忘れていたのですがarchitectureシリーズを意識して土台の周りを黒色にしました。
◯ 顔 (せきしょー)
顔を作りました。曲面の表現が難しかったです。顔のパーツの配置は、可能な限り顔の黄金比になるようにしました。1年以上前に作った作品で所々改善したい箇所があるので時間に余裕があれば再挑戦したいと思います。
◯ 電柱 (せきしょー)
バーと呼ばれるパーツを生かした作品を作りたいと思いこの作品を作りました。
◯ 宇宙望遠鏡 (せきしょー)
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡をモデルにした作品を作ってみました。この宇宙望遠鏡の特徴でもある、六角形18枚に分割された主鏡がちょうど良い大きさで表現できたかなと思っています。この宇宙望遠鏡には太陽等からの光を遮る遮光板が備え付けられているのですが、それの再現はただプレートを重ねるだけになって面白くないと思ったので、実物とは異なりますがギア等を使って動くようにしてみました。個人的にギア等を組み込んだ作品は初めてなのでなかなか難しかったですが、その分組んでいて楽しい作品になりました。
◯ 氷川丸 (さくらもち)
横浜に停泊している氷川丸を作りました。船首や船尾は先に伸びるにつれて細くなっていくため、レゴ化しづらい形状をしているのですが、カーブスロープやスロープをうまく配置してシンプルに仕上げました。レールやヒンジを使ってデッキ構造を再現してみたり、グリルの溝を外に向けて非常に小さな窓を作ったりと、できるだけ表現密度を高くするよう心がけました。
◯ 零式艦上戦闘機 [TECH] (さくらもち)
HFさんの零戦をもう一度見たかったのに予想より早く卒業されてしまわれたので、自分で作ってみることにしました。でもせっかく作るのなら違う感じに作りたいということで、テクニック主体の白色零戦にしました。取り入れたギミックは以下の6つです。
・補助翼の上下
・昇降舵の上下
・方向舵の左右
・プロペラ回転(PF)
・主脚の出し入れ(PF)
・尾輪の出し入れ(PF)
実際に動いている様子はアーカイブをご覧になってください。
テクニックがメインの構造だったためか、去年制作したオスプレイよりもとても強度が高い仕上がりになっており、改めてテクニック構造の頑丈さに感心しました。
今度の駒場祭で時間があれば中の構造を紹介しようと思うので、興味がある方は駒場祭もぜひ見に来てくださいね!
◯ 多賀城南門 (マイク・V.14・このやろー・ジュリアン・mizutaro)
宮城県多賀城市のご協力のもと、2024年に復元される多賀城南門を一足先にレゴで再現しました。多賀城南門は日本三大史跡の一つ・多賀城跡の入口に位置し、完成すれば多賀城市最大の観光名所になる予定です。作品としては、門を下から見上げることを意識し、軒を深くするための「手先」にこだわりました。レゴ南門は10月から多賀城市立図書館で展示されます。お近くにお越しの際はぜひご覧ください!
後日大型作品を紹介する記事も出す予定です。それでは。
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