
夕方、孫たちの帰りを待って、みんなで七夕飾りをした。
庭先の邪魔なところに生えてきたクロチクが、おあつらえ向きに伸びて葉を広げた。
切らないで、そのままの竹を利用した。
雨が心配だが、風もないようだし葉が乾燥するよりいい。ササの葉さらさら、ちょうど軒端に揺れる。
今朝、飼っていたヤゴが羽化した。
木の棒によじ登って翅が輝いていた。やはりアキアカネだった。
孫たちは歓声を上げたが、一匹は不完全で、まだお腹の部分が抜けきらず、また翅が伸び切らず小さいままだった。
萌ちゃんが幼稚園の帰りに小川で採ってきたのが6/19(拙ブログ2010.6.20)、約3週間飼っていたことになる。
冷蔵庫に入れて保管した餌のアカムシを毎日補充しながら観察した。
数日前に羽化に備えて木の棒を入れた。昨日はかなり大きくなったと思いながらも、まだ先かと思っていた。
水の中のヤゴが脱皮していた。多分最後の脱皮だろう。


ヤゴと同じころ飼い始めたミヤマクワガタを、孫たちが学校に行っている間に山へ返しにい行った。
武琉くんも十分遊んでやったり、観察もできた。話し合って山に放すことにした。
このミヤマクワガタは、里山の夜の明かりに飛んできていたのを拾ってきたものだ。
狭い入れ物では運動不足だしかわいそうだ。
武琉君と登校前に記念撮影をした。

梅雨のさ中だが、このところ毎日午前中はいい天気だ。
クワガタを近くのさ富山のクヌギの木に放した。付近のトンボの写真を撮っていたら、いつの間にか飛んで行ったようだ。
ゼリーで飼っていたからか、驚くほど力強く元気だった。

里山で、ヒメシロチョウとトラフシジミの夏型を見た。また、オオウラギンスジヒョウモンらしき個体に出会った。
残念なことに、ヒメシロチョウの食草のツルフジバカマが、花をつけることなく刈られていた。
ほとんど移動せず、わずかに棲息しているか弱いヒメシロチョウを心配している。



オオチャバネセセリに交じってイチモンジセセリも散見できた。


ノシメトンボとキイトトンボ、ハグロトンボも今季初めてだった。



今日、庭のナツツバキが一輪開いた。また、墨田の花火も上がり始めた。


昨日はやはり午後から雲がわき、夕方は数時間、ゲリラ豪雨に見舞われた。
今日もまた、夕方から強い雨と雷がなった。
あすは、ひさしぶりに梅雨の晴れ間が広がる予報だ。
今日出会った虫ったちも、じっと木陰で雨の上がるのを待っていることだる。

オーストラリアで、娘はユーカリの木に短冊を吊るして“七夕”をしています。昨年は日本におりましたので入れてもらった幼稚園で笹飾りをし持ち帰りました。思い出してしまいます。
カブトムシを採ってきたからといって、何匹も息子にくれるお隣のおじさんがいました。古い蝿帳を利用しておがくずなども用意しまして…、世話をするのは親の役目となりました。
結局は、生き物への関心は育てられませんでした。武琉君のような体験はなしです。
育てて野に放つ・・・
素適なことですね。
そうした優しさをみんなが持ってほしいですね。
沢山の虫たちが勢ぞろいですね。
最近は雨が多い上に野暮用が多くて、なかなか出かけられません。
うっとうしい梅雨ですが、体調を壊さないよう、元気で真夏をお迎えください。
先日のイチモンジチョウの件、ありがとうございました。
危うく間違えるところでした。
やはり子供、暇なじーちゃんの世話は大変です。でも、いろいろ積極的に興味を持ってくれます。わが子の時は、妻任せ、もっとも時間も、心も、孫に接するほどは余裕がなかったと思います。
せいぜい、自然に興味を持ち、優しい子に育ってほしい願っています。
孫も幸せ、じじばばも幸せといったところでしょう。
このところ、昼ころまでは梅雨ですが日がさしたりして、つい近くの緑を見に行ってしまいます。夕方はひどい夕立。こういうパターンも悪くはありません。
また、7月の検診、恐る恐る出かけます。
再発チェックよりも、食事と運動に気をつけています。
他愛のない自然観察が元気の素のようです。
オコジョさんも、張り切り過ぎないでください。
海野町の町おこし、驚きです。40年前は何もありませんでしたが・・・。