エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

初冬の里山を歩く

2020-12-10 | 自然観察

近くの里山を歩いた。朝方氷点下、でも昼近くにはひだまりはまさに小春日だった。

特に、春先に頻繁に通った、自称「里山公園」の冬芽を見に行った。

木蓮の小さい新芽が膨らんでいた。春咲くレンギョウは数輪咲いていて驚いた。

  

   

 ノイバラ    サンシュウ

    

                                            ヒヨドリジョウゴとアオツズラフジ

 ガマズミ

花の時期にきれいな花をつけるつる性のボタンズル。

この時期にはきれいな冬の花・・・。まるで梅の花が咲いたように木に絡みついている。

白いフワフワの綿毛の中心に放射状に黒い実がついている。

   

その横には、赤いツルウメモドキが高い木に絡みつきいっぱい実をつけていた。

  リョウブ 

クズヒヨドリジョウゴ

陽だまり

 

      

こんな山奥にU字溝を発見!  どうして?。

猪苗代から若松まで全長31キロ。300年の歴史があり、手掘りで流れてきた戸の口堰の流れが、

なぜ今の時期にコンクリートのU字溝に?(戸の口堰の支流だろう)

いつも早春にショウジョウバカマを楽しんでいた流れだ。

U字溝については、いつも嫌な印象を持っていた。もっと、生態系への影響を考えるべきだと。

遠くからは、カメラマンに見えた。近づくと月面に下りた宇宙飛行に・・・。

じきに雪が来る。 

最後の冬の始まりを楽しんだ。            2020.12.5