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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

小学校 自然観察教室 ホタル撮影 

2019-06-14 | 日々の生活

朝9時、庭にホシミスジお出まし。新しい薔薇咲く。アジサイも開花

  

 変わったドクダミ

テントウムシ蛹にたかる クマシデの実下がる

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10:30~12:00 美里町のN小学校3年生、生徒30名、1時間30分の「自然観察教室」のお手伝いがあった。

梅雨の晴れ間、清々しいひとときを過ごした。

テントウムシの蛹発見から、コウゾリナ、ヒメジョオン、すべてに興味を示す子ども達を見た。

ハラビロトンボ、ヒメウラナミジャノメ、モンシロチョウも顔を見せてくれた。

ホウノキの葉っぱをねだられ、クワの実をいっぱい食べた。

狭い公園の林にも、いろいろな自然があり、子ども達も生き生き新しい世界に浸った。

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観察を終え、ヒメシロ生息の土手を見に寄った。

河川事務所の春の草刈りは最近終わっていた。生息場所の端の2個所、ツルフジバカマを刈り残してくれた。

ヒメシロチョウは刈り残されたツルフジバカマへの産卵は好まない。むしろ、刈ったあと一週間ほどで芽生える柔らかい葉に好んで産卵している。

問題は、夏型の発生だ。昨年の3化が産卵の時期にほとんど見られず、個体数が極端に減っていた。

いよいよ絶滅が心配される状況だ。しばらく注意して見ていたい。                              2個所を刈り残してくれた

既に済んだ草刈り

ここで、モンキチョウの黄色い♀を発見。♂と思いきや、目の前で産卵。その後も、次々繰り返す。

産卵は瞬時だ。刈り残されたアカツメクサに止まるとすぐに産んで離れる。

  これも卵を産んだ個体

これは♂だろう。比較できないかと♂も撮った。

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帰宅して遅いお昼。

明日は雨降りの予報で、天気の良いうちにと午後はムカシヤンマに会いに。

なつっこいいつもの子が迎えてくれた。

いつもの赤いダニのついている子と、別の個体2頭で、顔に傷がある子には会えなかった。

愛おしくてならない。

  

 

 

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夕食後、しばらくの間、8時ころに町内ホタルの探索へでかけている。

再発生から4年目だ。 僅か100mほどU字溝でない流れが住み家だ。

11日に1頭を見たものの、12,13日は発見できず。

今夜、それぞれ30m程離れたところで3頭を発見。  午後8時、気温18度、微風、おぼろ月夜。

ホタルは草に止まっているところを灯りで発見。

何とか彼らが出合い明日への命をつなげて欲しい。

あと数日観察し、子ども会の観察会を開く予定だ。

   

    

元はと言えば、住宅地開発で田んぼが消えたことだ。

ホタルも姿を消して30年になる。 サワガニ、ドジョウも沢山いた。 

多忙な、でも楽しい1日だった。