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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

授業「貴重なヒメシロチョウを守る」 事前調査

2017-07-06 | 教育を考える

明日の授業を前に,同し時間帯に事前調査をした。

授業のタイトルは,「貴重なヒメシロチョウを守る」なので、今年は時期的に昨年より発生が遅く、ヒメシロが飛んでいないことが心配だった。

梅雨時の予報で、数日前までは雨を心配していたが、明日は曇りときどき晴れだ。

明日は七夕、学校行事でも3校時から七夕集会があり、我が5年生の出前授業は1,2校時の予定となった。

授業計画は、8時半から少し短いが30分ほどのお話し、昆虫や郷土の里山に細々と生息している、絶滅の心配なヒメシロチョウについて学ぶ。

そのあと野外へ出て1時間、自然の中にいろいろな生き物が精一杯に生きている様子を肌で感じてもらいたい。

教室へ戻ってのまとめは、以下を確認したい。

     ①いろいろな生き物がいること(生物多様性について)

     ②一つ一つの生き物はばらばらでなくつながっていること(森林生態系について)

     ③ヒメシロチョウの保護について考えたい。

最後に、生徒たちに、今後の課題を与えたい。

     ①実際に野外で触れた生き物の中から、関心を持った虫や植物についてゆっくり調べること。

     ②ツルフジバカマを移植してヒメシロチョウを観察してみよう。

こうした小学校での授業は,考え抜いた保護の具体的実践の一つだ。

自分たちの地域で,絶滅の危険性が高い(絶滅危惧第1類)ヒメシロチョウが生息していることを知ること。

そこから興味関心が高まり、保護の思想が生まれるはずだ。

事前の調査で、少ないがヒメシロチョウを数頭確認出来た。

以下は、事前調査で【学校からヒメシロの庭までに見かけた生き物】

     

   

   

  

      

  

  

      

 

 学校 - 500m - ブルーベリー畑 - 200m - スモークツリー - 400m -  一本松 ヒメシロの庭(自称)

      ツルフジバカマ、ヒメジョオン、ハラビロトンボ、ユウガギク、ノゲシ、蕎麦畑の土手にヒメシロ数頭、産卵、吸蜜を撮る。

      アキアカネ、スジグロシロチョウ、コウゾリナ、クサノオウ,ヨウシュヤマゴボウ、イタドリ、スモークツリー、ツユクサ、ベニシジミ、ツユクサ、

      モンキチョウ、スジグロシロチョウ、ドクダミ、ブタクサ,スイバ、マメコガネ・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 少し登ってみた。夏の虫たちがどんどん出始めた。アキカアネを初見できた。

   

 

 オゼイトトンボ

 

 ウラギンヒョウモン  メスグロヒョウモン

 

 吸水のコムラサキ、シータテハ、ルリシジミ、テングチョウ、オオチャバネセセリ     

    

   

 

 

 


ヒメシロチョウ夏型 産卵

2017-06-26 | 教育を考える

絶滅危惧のヒメシロチョウが生息する山里の小学校で、出前授業をする。

自然保護が叫ばれるが、具体的な保護対策はあまり取られていない。

一般には興味も関心も持たれない現状で、チョウやトンボの種が絶滅しても、痛くもかゆくもない。

昨年も実施したテーマは、「貴重なヒメシロチョウを守る」、わずかに生息する地元の子ども達への授業が一番の近道と思っている。

昨年は、ヒメシロチョウの第3化が発生した9月半ばの授業だった。5年生の「総合の時間」を2時間いただいた。

今年は夏休み前、7月第2週に計画した。でも、発生が少し早いようだ。

授業では、子ども達にヒメシロチョウの産卵の様子を見せたい。テーマのヒメシロチョウが飛んでいない野外では寂しい。

野外での約1時間、それなり小さな自然から得られるものは限りないとは思う。

ちょっと日程を変更したいと思っている。

でも、忙しすぎる。(町内会での祭りの会議が続く、地区の会議、地区の会計業務、市の会議、そしてこの出前授業)

 

午前中の少しの晴れ間を利用しての調査、わずかな癒しのひとときだ。

 止まる  お腹を上げる

   産み終わりました。卵を確認。

 

 

クサフジ満開 ツルフジバカマ

 

ヒメシジミ♂ 

 ♀  ルリシジミ

スジグロシロチョウ 

   トゲアザミだろうか  これはノアザミ 

オクウスギタンポポ ウツボグサ

農道の脇にいつも気になっていた綿のような花の木、スモークツリーという。ネットで分かった。

もやもやっとした煙の先に小さな花が咲いていた。

    

 

                                  里山の八重咲きドクダミ 園芸種とはちょっと違うようだ。

 クリの花にキタテハ、ハナムグリ

帰りに小学校へ寄り、資料のプリントを依頼してきた。 5年生 14名。

 


森で遊ぼう(第2回)  野鳥の観察と ちまき作り

2017-06-11 | 教育を考える

前日の準備、事前調査は素晴らしい天気に恵まれた。

 まづは、ちまきのササの採取、約1200枚。続いて散策コースの点検。

倒木を除き、腐りかけた丸太の橋をなおした。

いつも一番乗りで、ずっとお世話になったHonさんがしばらく欠席すると聞いた。 お大事に。

  

 ササ取り      橋の修理

 ひまわり、コスモスの芽が伸び始めていた。  サツマイモの生長が悪く、ジャガイモも芽の出ていないところが多かった。

  エビネ

・・・・・・・

  当日の朝は今にも降り出しそうな曇り空で雨の心配をした。今日は、子ども達31名保護者21名の大所帯だ。

 3班編制、リーダーを務めたが、これまでを反省して、子供中心の活動を確認した。

 散策コースもとかく子ども達が長~くなったり、保護者との会話などを反省して進めた。

必要な説明等も、子供を全員集めてサブを含めた先生方からお話し頂いた。

  

昨年より季節の移ろいが遅いようだった。

フタリシヅカとヒトリシズカのちがい、葉っぱの虫食いや縮れの観察、咲き始めたオニアザミの観察、エビネ群落の鑑賞と、さわやかな林の中を歩いた

  見事なエビネ  不食 ヒトクチダ クサギの葉にハムシ   ゴイシシジミ初見

双眼鏡でお城が見えた。気をつけて! 

 

  Iga先生から講評を兼ねて

お昼前に、ひまわり、コスモス畑の草取り。 それぞれにいろいろ思い巡らせながら、楽しくお話ししながら、草むしりもなかなか良い作業だ。

お昼は何とか持ったが、雲行きが怪しい。午後のちまき作りに入るころ、パラパラ雨が。

講師ののムカシのおね~さんたちにご指導を受けながら、みんなで楽しく笹巻きに取り組んだ。

別に煮え上がったお土産をいただきました。毎年毎年、有り難うございました。 

                                         

               

今年は低学年の子供が多く、出席率も高くまとまりがあると思う。

「野鳥の観察」がテーマなのに、クマ避けの花火はどうなのか、との疑問が出された。

帰宅後、本格的な雨となった。  多少の疲れ、足が吊った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

デンさんからメール、6時に桐屋で会食することになった。珍しく妻を同伴し、楽しい話ができた。               (2017.6.10)


森で遊ぼう 第1回

2017-05-20 | 教育を考える

                     けさ、山へ出かける前に庭のタンポポにウスバシロチョウが訪問。

   

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今年も「森で遊ぼう」が始まった。準備は月曜日に終えた。

今日は総勢50名ほど、送迎する親もほとんどが参加した。

市内の各小学校から28名、3班に分かれての第1回が終わった。

テーマは、午前中は林に入り ○林業体験の除伐作業 ○シイタケの植菌、午後は ○カボチャ、サツマイモの苗植え ○ヒマワリ、コスモスの種を蒔いた。

5/15準備作業  5/20開会式

 林業体験  初めてのノコギリ

シイタケ植菌

  

 サツマイモの苗植え    シカの害を守るネット張り

  

 小生も5年目となるか、子ども達に少しでも自然に興味を持って貰いたい気持ちで参加している。 

午前中、予定より早く終了した空き時間に先生方の何人かが話しをした。

小生もしんがりで虫の話しをしたが、いつしか子ども達も話しに飽きてきたよう、季節のヒメシロチョウと絶滅危惧について話した。

例年に比べ、しっかりした第1回目だったが、やはり「遊ぼう」を忘れずにいたいと思った。

やっていることの意義を知らせることも重要ではあるが、理屈ばかりでは本来の目的とする活動の意義とバランスも大切だと思った。

 

午後2時過ぎ終了。帰路、エゾイトトンボの林に寄った。

コサナエと、シオカラトンボ♀が迎えてくれた。林の中で、まだ色がはっきりしないエゾイトトンボに会えた。

生まれた水辺から離れ、一度林に群れている。そしてまた、やがて産卵に水辺へ戻るのだ。

 コサナエ初見

エゾイトトンボ  

   いづれもエゾのようだ。

  シオヤトンボ♀ 

 

  シオカラトンボ♀     ひとり静かに

 

 多忙な日々、今週は、森で遊ぼう事前調査、会議、町内Mさんの葬儀、森で遊ぼう第1回、忙しい日が続いた。

 明日は町内「花いっぱい美化運動」、来週も会議2つ、そのあと義兄の49日法要で信州へ。

 身体に気をつけて過ごしたい。ぼやかずに。


自然観察 体調不良

2016-09-30 | 教育を考える

                                       黄金の会津盆地  遙かに秀峰磐梯

 

隣町のM小学校4年生の自然観察教室の授業に臨んだ。リーダーのT会長と、山仲間計5人で参加してきた。

数日前からの風邪が一向によくならず、どうか大雨で中止になってなどと考えていたが、小生、晴れ男なれば、清々しい秋晴れとなった。

頑張って早めに家を出たが、H森林公園管理棟手前のゲートは8時半まで閉鎖中、しばらく待たされた。

別の道があったようで、メンバー2人は既に到着していた。

  

高台からの下界は朝霧に包まれていたが、ほどなく黄金の会津盆地が見え始めた。

我が輩、この森林公園は今回が2度目、打ち合わせ後1時間ほど、下見に歩いた。  

バスで到着の子供たちと挨拶を交わし山の中へ。

 物怖じせず、昆虫じいちゃんへの元気な質問に受け答えしながら、清々しい林を歩いた。

メモ帳なし、水筒なしの子ども達、少し勝手が違ったが、きれいに咲く花の名前を全員3つ覚えさせた。 アキノキリンソウ、ツリガネニンジン、ナンブアザミ。

いろいろ解説したが、メモも取れずば仕方なし。眼についたいろいろな草について話す。

色づきの違う葉っぱを集めて紅葉のしくみ、野菊もみんな違ってる。ノコンギク、シロヨメナ、ユウガギク、ヤマジノギク等など。

興味を持って栗を集める、キノコを集める、手が一杯で、袋を渡す。ビニール袋も持たせたかった。

名前なんか覚えなくて良い、いろいろな個性を見つけさせた。

約2時間の山歩き、みんな揃っての感想は”楽しかった”。

 ミドリヒョウモン ナンブアザミ スギヒラタケ

 蓋沼  ワレモコウ アキアカネ

 ウルシ 

それで良いが、最後に講師の義務感として、森や林の役割、自然のしくみ等を話し、締めくくった。 

途中、我が班の子ども達総勢7名、遥かに聳える磐梯山をバックに記念撮影。我が班だけで悪いが、他の班に内緒で後ほど写真を送ってやりたい。

  

折角の山歩き、子ども達に何かを残してやりたい。そんな案内人でありたい。

とすれば、もっと学校の先生との打ち合わせが必要だと思った。一つの反省だ。

少し微熱があり、しんどかったが、何とか終わった。

帰宅後、昼食もとらず横になる。咳、喉の痛み、発熱、かなり重症だ。

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先日、出前授業をしたB小学校の担任の先生から嬉しい礼状が届いていた。

子ども達のこころ温まる感想文と、記念になる授業風景の写真が送られてきた。

先生からも、今後も、ヒメシロチョウ保護に向けた取り組み意欲が書かれ、嬉しかった。

今後、また声がかかれば地区のもう一つの小学校と中学校、さらには地域の住民への観察会など計画したいと思う。

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これから、町の役員会6時半。 明日は、孫の運動会、明後日は町内行事の「研修視察」、月曜日「森で遊ぼう」事前調査、

火曜はT中学校のクラフト実習、 週末は「森で遊ぼう」最終回と続く。

まだまだ、町の秋の大行事 「敬老会/芋煮会/お楽しみ会」と・・・。風邪だなど言っていられない。

多少元気が出てきた感じ。そろそろ風邪の神様には出て行って欲しいと、切に祈りながらブログを認める。


 


出前授業「貴重なヒメシロチョウを守る」を実施して

2016-09-17 | 教育を考える

 9時に学校へ到着すると、玄関前で、たも網とケースを持った子ども達に出会った。

 2年生が、これから幼稚園との交流授業で「生き物探し」に行くと、元気に答えてくれた。

今朝、新聞でB小学校の「緑の少年団」結成の記事を見た。同校が緑化推進活動や環境学習に力を入れると言った記事に触れたばかりだった。

今回の出前授業もそのお手伝いになればと思った。

校長室に案内され、しばし授業時間を待つ。開け放たれた窓から、秋のさわやかな風が入ってきた。

窓に広がる田園風景に、磐越西線上り列車2両が音もなく通過していく。こんな静かな空間で子ども達と毎日過ごせる教員を羨ましく思った。

2校時は9:25の始まり、5年生の教室へ入ると8名の生徒がきちんとした姿勢で迎えてくれた。一緒に町の報道の方が、カメラを手に教室の後ろに入った。

まず自己紹介を兼ねて、昆虫少年だったころからの虫との関わり、今絶滅が危惧されるチョウやトンボを守る活動をしていることを話した。

50年も前のチョウの標本を取り出すと、生徒の反応は一変した。中にはルリタテハだ、と叫ぶ昆虫少年もいた。

標本についてはいろいろ心配して持参したが、不安は吹き飛んだ。チョウの保護を訴えながらの採集標本であり、昆虫採集や標本の意義を添えた。

 授業のテーマ「貴重なヒメシロチョウを守る」を板書した。

  【貴重とは  ① 絶滅が心配される(絶滅危惧第1類)  ② この地で細々生息している。】

 先ず、カラー両面刷りの資料をもとに、地元で撮った多くのチョウやトンボの写真(A4)を見せながら昆虫の話をした。

 次に目的のヒメシロチョウに関わる内容を、カラーの自作パンフレット「絶滅危惧種 ヒメシロチョウ -その生態と保護-」をもとに簡単に解説、

 これから実際に野外へ出て観察する期待を膨らませた。

 10:10 長袖、長ズボンに紅白帽、資料と課題の「観察メモシート」を携えた生徒8人と担任のE先生と学校を出発。

 時間の都合もあり、当初の計画の観察フィールドを近くの土手に変更した。道すがらトンボ、チョウ、植物を観察できた。

 途中見た昆虫は、ヤマトシジミ♂、キタキチョウ、モンキチョウ♂♀、ナツアカネ♂、ノシメトンボ♀、シオカラトンボ♂♀、シオヤトンボ♂、など。

 ナガメの幼虫の群れやウラナミシジミ、オツネントンボも見つけた。

 植物はクズ、ツリフネソウ、クサノオウ、クサネムなどを解説。子ども達はそれぞれに観察メモシートに記録していた。

 曇り空、微風、学校から300mほど上ったソバ畑の土手一帯にヒメシロチョウが数頭舞っていた。

 この土手にはツルフジバカマが繁茂し、生徒全員がツルフジバカマの葉に産まれた卵を見つけルーペで観察した。

 無事に蛹まで育ち、来春の無事の羽化を願った。

 美しく咲くツルフジバカマの花や葉を観察した。葉の付き方や花の形をスケッチした。

 何名かの生徒はヒメシロチョウがお腹を曲げて産卵する様子を見ることが出来、飛び去ったあとの紡錘形の白い卵を確認出来た。

                

また、生徒が手のひらで静かにしているシジミチョウを持ってきた。ウラナミシジミだった。

このチョウはこの辺りで越冬はできないが、発生を繰り返し秋に見られる。

 帰りには農道を横切るタヌキを見かけ生徒が追いかけたり、ひとときの思い出の野外観察授業となった。

 先生に聞くと、野外に出ての授業はないようで、生徒は歩きながらの虫や植物の話が楽しかったようだ。

 現物に触れることができるこんな環境の良いところでの授業を勧めた。

 わずかなふれあいだったが、楽しかった。こんなに近づくことができるのか、物怖じせず、積極的に質問する生徒が愛おしかった。

 教室へ戻り、まとめとして「昆虫と自然のしくみ」、一つ一つの生き物はばらばらでなくつながっていることを確認した。

 もう一つ、ふるさとのチョウを守るため、ツルフジバカマの移植やヒメシロチョウの飼育、観察ができたらとの希望を述べた。

 しっかり終わりの挨拶をした後、E先生が記念撮影をしてくれた。

 皆が手に手に写真や図鑑、標本箱を持ってカメラに収まった。

 このような授業の機会を設けてくれた学校、教育委員会に感謝したい。

 これからも地域の子ども達に、局地的にこの地に細々生きるヒメシロチョウに関心を持ち見守って欲しいと思う。

 そんな願いを抱きながら学校を後にした。           2016.9.16


「森で遊ぼう」 昆虫ウオッチング

2016-08-21 | 教育を考える

第4回の「森で遊ぼう」は僕の担当で「昆虫ウオッチング」

活動の概要・反省等を記録として残す。

台風接近のため、事前調査(8/17予定)は行わず、当日朝、参加会員全体で活動の打ち合わを行った。

簡易テントを一張、ブルーシートに荷物を置く。久々に見るひまわりは満開で約4m程の生長に驚いた。

      慣れっこいウラギンシジミ  すっかり会津に定着か

受付の始まる8時半頃からかなりの雨降りとなったが、じきに上がり青空が広がった。  

開会式:ディレクターからは、虫を沢山採集し、よ~く観察しよう!、と活動内容を話す。

4班編成で班ごとに出発、たんぼ道を通り山神社へ向かった。

 実りたわわ

上り始めると間もなくオニヤンマの雄姿が行き交い、虫たちが顔を出し始めた。

初めのうち苦戦していたが、みんな網の使い方を工夫しながら採集した。

金堀の滝を過ぎたあたりで、再び雨が降り始め、しばらく木々の下で雨宿りした。

  各班が合流し、その場で「採集・観察発表会」をすることにした。(これが怪我の功名となったようだ。)

雨が上がり、ブルーシートを敷き、班の順にひとりずつ採った虫をみんなに紹介、感じたことを一言述べさせた。

それぞれの子ども達の個性を尊重しながら、各班の指導者の進行で発表しやすい工夫が見られた。

 大きな声で、自信を持って!

ディレクターからは昆虫の写真も示しながら、子どもたちの紹介する虫について、簡単なコメントを加えた。

(ゴイシシジミ:幼虫は肉食種、オニヤンマ:昆虫、複眼、ミヤマアカネ:♂と♀について、カワラバッタ:バッタの種類、モンキチョウ:生長・変態・の仕方、食草など)

また、まとめとして、「昆虫と自然のしくみ」(昆虫の役割、一つ一つの生き物がばらばらでなくつながっていること)について話したが、

子ども達よりも保護者の関心を引いたようだった。

発表後、それぞれに虫を放した。虫かごから放たれたオニヤンマが元気に飛んでいった。いつもこのときの子ども達の思いを大切にしたい。 

帰りは金堀の滝で約20分、靴を脱いだり思い思いに川に入った。トビケラ、カゲロウなど水生昆虫について一言話した。

 採集の距離を短縮した結果、発表時間にゆとりが持てた。また、滝で遊ぶ余裕も。
 

見かけた虫(ウラギンシジミ、ゴイシシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、キタテハ、モンキチョウ、クロヒカゲ、コミスジ、

ヒメウラナミジャノメ、ヤマキマダラヒカゲ、オニヤンマ、ミヤマアカネ、アキアカネ、ノシメトンボ、オオシオカラトンボ、オツネントンボ、

オオカマキリ、コバネイナゴ、カワラバッタ、ショウリョウバッタ、ツユムシ、エンマコウロギ、イシノミ、クサギカメムシ、オオゴミムシetc)

 午後は「ジャガイモ掘り」、4/26に植え付けたジャガイモを全員がシャベル、軍手で楽しく収穫できた。

イモは全体的に小さかったが、大収穫だった。収穫したジャガイモをみんなで分けて家へのお土産とした。

  

閉会式ではIga会員から講評、怪我もなく楽しい活動ができたことを確認した。 

活動後の反省点として、

【○採集方法のレクチャーが必要か。      ○採集にもっと時間をかける。 駐車場周辺や採集場所、コースを再検討したい。

○観察の際にルーペを持たせる。        ○簡単にメモをとらせたい。  】などが挙げられた。

  楽しい充実した活動ができた。                  (2016.8.20)

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一仕事終えた夕方、桐屋の遊食の夕べ 「夏の宴」に参加した。

多少疲労著しい日々の、ひとときの安らぎか。久々にトド伯父さんと呑む機会となった。

前回の蕎麦会でもご一緒したMatuさんと隣り合わせ、おいしいお酒を酌み交わした。

普段はお酒とお話で、メインのお蕎麦が進まない.反省しながら戴いた。

メインはサーモンカルパッチョらしい。遠い親類の養魚場で育った代物だという。

他に、そば粉入りパスタ、夏野菜オリーブバジル炒め、おいしかった夏野菜天ぷら、新ジャガ鯨汁・・・etc。

お蕎麦は、蕎麦の葉を練り込んだヒスイ色の蕎麦でした。

疲れも手伝いほろ酔い、いつものようにゆっくり歩いて帰宅した。

 (8/20)

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good news   萌えちゃん、前回に続いて 市民水泳100mfreeで優勝!

おめでとう。 (8/21)


虫が少ない

2016-08-19 | 教育を考える

 今朝、ホテイアオイが咲いた。

春先に睡蓮鉢に浮かべた小さな一株から10株にも殖え、みんなつぼみを付けている。

メダカのエサくらいしか養分はないのに、水と空気だけでこんなに育つとは不思議だ。 

この花、一日で咲く終え、明日は水没すると言う。

 


 台風前後から久しぶりの夏の日となった。

明日の「森で遊ぼう」テーマは昆虫ウオッチング。その予定時間に合わせて事前調べに沓掛峠を歩いた。

先日、仲間との事前調査が台風のため中止となり、ディレクターとしてはちょっと心配だった。

峠の入り口の山神社から、こぼれ日の清々しい道を歩き始めた。

 

 

 

どんな虫たちに会えるか楽しみで登りはじめたが、虫がいない。

昨年のこの時期にはあれほどいた虫たちがほとんど見られなかった。


ときおり、コミスジ、ツバメシジミが目に入るくらいで、トンボもノシメトンボ、アキアカネだけだ、ちょっと寂しい。

   

  

その後も、昨年虫かごをいっぱいにした道の草むらにも、バッタ類が少ない。

ときおりオニヤンマガと行き交う。日陰ではクロヒカゲ、ヤマキマダラヒカゲが数頭とだった。

夏型の新鮮なベニシジミの脇に、役目を終えたぼろぼろに壊れたベニシジミが止まった。ご苦労さまでした。

  

茶屋の跡の説明板からの道で、昨年は何本ものウバユリが切り倒されていたが、1本も見つからなかった。

未だになぜ切り倒したのだろうか分からないでいる。

子ども達に採った虫を紹介させる広場で、ハンミョウを観察した。しばらくぶりだった。

ハンミョウは実に美しいが、よく毒があると誤解される。それは、この前初めて見つけたツチハンミョウと間違えられるからか。

 

虫の紹介をどうしようか考えている。

説明に写真を何枚か選びたい。ハンミョウや、必ず見られるオニヤンマ、など。

金堀の滝付近で涼しい風にひと息ついた。ここで子ども達にきれいな清流に触れさせたい。

種類も少ないが、数がいない。 ちょっとがっかりだ。どんな観察会になるか。楽しくやりたい。

(参考)昨年の「昆虫ウオッチング」  http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/a8ac23e369a2bdd23389d11e08e1c99f


ヒメシロチョウは郷土の宝

2016-08-06 | 教育を考える

9月の2時間の出前授業、絶滅危惧第1類のヒメシロチョウの話と、観察をセットで考えている。

でも学校は、ヒメシロの里からはかなりの距離があり少し無理なことが分かった。

昨日現地へ行った。そこは数カ所にツルフジバカマの群生する場所があり、昔ここでもわずかにヒメシロチョウが発生していた。

炎天下に数頭のヒメシロチョウが舞っていた。本当に局所的で、あらためて食草の分布を思った。

裏の山までの農道を歩いてわずかに生息するひろばまでは1㎞ほどで、虫も少ない。

局所的にわずかに生息するヒメシロチョウ、9月中旬ならヒメシロ第3化の産卵も観察できるかも知れない。

ツルフジバカマを移植したい。教材化も良いだろう。

今回は小学5年生だ。昆虫について話、難しいこと要らない。

目的の第一は、郷土に細々生きる絶滅が心配されるチョウを知らせることだ。

出来ればその保護活動を子どもたちに託したい思いでいる。

 

 吸水 産卵

 求愛  一休み

 

   

 


自然に関心高める 人材の育成が大切

2016-08-01 | 教育を考える

先日、県立博物館の館長講座に参加し、福島県の自然史博物館のあり方を聞き、その必要性や建設の進め方について考えた。

    

ゲストの講演では、県内各地の特色ある自然が示され、福島県は自然が豊かであることを再確認できた。

しかし、各地域の施設は展示のみで、研究や資料収集はなく、研究者もいないことが示された。

さらに、県内の関連機関でも、野生生物の研究者が少なく、他県と比べて福島県は自然史・研究・保全の暗黒地帯とまで表現され、唖然とした。

薄々感じてはいたが、がっかりする話しだ。

細々と昆虫の保護を訴え活動しているが、なるほど、行政への要望が実現できないわけの一端を知り、中半あきらめている。

今後は、次代を担う子ども達に、自然の中で植物・昆虫などに関心を持たせ、自然への畏敬の念を抱かせ、自然保護の思想を抱いて欲しいと願っている。

あらためてそんな活動が第一と考えた。もっと自然や環境に意識・関心を持って欲しいと感じている。

 

  (参考:拙ブログ)[地域の自然守る 自然史博物館を   2015-09-11 ]
     http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/8749a89d19df3163d4c109cff3594b81

 


雨の中、森を歩く

2016-07-09 | 教育を考える

 

 第3回の「もりで遊ぼう」のテーマは「森の宝探し」と「凧を飛ばそう」、参加者は22名、保護者が10名だった。
 ぽつりぽつり雨降りの中、先日事前に調査した新コース《冒険の森》を歩いた。
雨模様を見ながら、時間調整をして森を歩き、各自の宝を袋に集めた。
 各班6名だが、我が2班は3名が突然の欠席。子供3人に、指導者2名、理想的だ。

 開会前からイモリ観察   雨の中の開会式

  探検の森と名付ける すべる、すべる

 カードを首にかけて、12個の宝の質問を見つける。見つかったときはカードのシールを貼って、持ち帰れればビニール袋に採集する。

 約1時間半で広場に戻り、一人ひとりが見つけた宝物を発表した。

 去年までのやんちゃ坊主がいないので、すべてが静かに時が流れている感じだ。

  

 降り始めた雨の中、お借りした公民館へ移動、早めの食事をとった。

 午後は[ダイヤ凧]づくりをした。
  

 梅雨の時期だから仕方ないが、広場で凧を揚げていると急に激しく降り始めた。

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 今日の発見  いずれも、遺伝的なものだろうが・・・
   ① 公民館前の広場のシロツメクサに、4つ葉のクローバーを見つけた。
   群落のある範囲に不思議とたくさん見つかり、中に5枚はもいくつか見つけた。
   かなり確率は低いようだ。


  ② きれいに咲き始めたオカトラノオの花、普通はトラの尾のように先が細く伸びて いるが、ある一角に、先が伸びていない花穂ばかりが見られた。

   これが普通   穂先が丸い

 

   次回第4回は、小生プロデューサーの「昆虫ウオッチング」、盆明けに延期になった。


森で遊ぼう  野鳥観察

2016-06-11 | 教育を考える

第2回の「森で遊ぼう」があった。今日のテーマは、午前中「野鳥観察」、午後からは「ちまきづくり」だった。

金堀へは、もう何回通っただろうか。の突き当たりにいつもの看板が立っている。

この看板を見ると、今日も子どもたちと森で遊ぼう!と言う気持ちになるから不思議だ。

  

今日の参加は、子どもたち27名、保護者19名、今年は5,6年生が少ないようだ。

駐車場ひろばで、ウラナミアカシジミを初見した。

また、昨年に続いて、ビオトープの周囲のツリバナの枝ににモリアオガエルの卵塊を見つけた。

嬉しかったと同時に、自然の中のビオトープの大切さ、そこに気づき、池の回りに木々を植え続けてきたTaka会長さんを尊敬している。

  開会式、諸注意、準備体操を終え、出発前に、前回植えたサツマイモやジャガイモの生長の様子をを観察させた。

  林に入っても、例年のことだが野鳥は少なかった。キビタキ、ホトトギスなどのさえずりに耳を澄ました。

 昆虫類も少なかったが、サラサヤンマの旋回、ゴイシシジミの産卵に出会った。

 

   

子どもたちの一番人気はモミジイチゴ、皆おいしい、おいしいと、初めてのの味を味わった。

   Hディレクターのお話

 

ちまきづくりは、もう4年目になるが、相変わらず紐で結ぶのが難しかった。

金堀婦人会のお手伝いをいただき、みんな一生懸命、夢中で造った。

ひとり10個づつ、中には24,5個も造った子もいた。もうできあがったちまきもお土産に戴いた。

     ご指導頂いた婦人会のみなさんに感謝

また一つ、行事が終わった。 量も、縛り方もまちまち お夕食は、きなこ、納豆でおいしいちまきを食べました。 

明日はつくも会の小旅行。 忙中の閑、のんびり、ゆったり半日を過ごしたい。 


卒業おめでとう  大熊中学校卒業式

2016-03-11 | 教育を考える

 

ご招待を受け、町内会を代表して1年ぶりに大熊中を訪れた。 

在校生の華やかな飾り付けの受付を終えて、来賓控え室へ。

控え室のホワイトボードの全面に、熊川海岸の風景と卒業式に当たってのお礼の言葉が書かれていた。

昨年も臨席したが、控え室の雰囲気は昨年とは一変、明るい空気が流れていた。

それは素晴らしい天気に恵まれたからだろうか。5年の時の流れもあるのだろうか。

昨年、寒い雪の中を隣の短大の式場に移動した覚えがあり、何となく沈んだ印象だった。

    

卒業生26名は、1年の入学から3年間この校舎で学んだ生徒だ。

卒業式プログラムの裏面には、大熊中学校の校章と由来やかつての校舎写真が、また、ふるさとの町民が愛し、住みよい町を作ろうと制定した大熊町顕彰が載っていた。

校歌の一節には”呼べばこたえる太平洋  紫金かがやく 阿武隈や~”とあった。切なくなった。

これらに、生徒たちのふるさとをみた。今そのふるさとへは戻れないでいる。

式までの合間に、図書館を見せていただいた。充実した図書館だった。

書棚に置かれた磐梯山のスケッチ画を見つけ安堵した。

昨年の卒業式に、来賓受付で「図書館に飾ってください」と差し上げた3つの絵だ。

大熊の子ども達が、図書館の一隅で、縁があって過ごした会津若松の秀峰磐梯山を記憶に留めて欲しい思いだった。

   

卒業式はいつも厳粛で美しかった。在校生、教職員、保護者、来賓が卒業生と対面する形式で進んだ。

校長、来賓式辞には、”おめでとう、大震災、感謝、かがやく未来、有り難う、・・・”の言葉が繰り返された。

答辞には感極まって涙が潤んだ。卒業生を見つめながら、子等や孫たちの顔が浮かんできた。

卒業生には、今後自分を見失うことなく活躍して欲しいと思う。どうか輝かしい未来をお願いしたい。

すべての子ども達にもそうあって欲しい。少しの感謝を胸に。

  

昨年、式に臨んで、町内会として何か関わりを探ってみたいと思った。また、何もできずに一年が経ってしまった。

ただ、同じ地域にあるだけで、招待を受けるだけでは寂しい。

理由はいろいろあろうが、生徒たちは仮設住宅から送迎のスクールバスでの登下校だ。また、広く県内外からの沢山の援助がある。

でも、それなりの地域のふれあいを考えてみたいと思っている。

大学構内には、日の丸の半旗が掲げられていた。式を終え帰宅途中、薄日の中雪が舞った。

あれから5年、あの日と同じような寒い一日だった。


火をおこす 「森で遊ぼう」最終回

2015-10-10 | 教育を考える

 今日は第2土曜日、森林エコ・カルクラブ子どもの「森で遊ぼう」の今年の最終回があった。

今日のテーマは、「森を育てよう林業 ・・・ 火起こし体験 基地の撤去 サツマイモ堀り」

最高の天気に恵まれ、日差しも柔らか、いつものテントは張らないことにした。

 開会

まず、火起こし、毎年挑戦しているはずみ車の回転力を利用して摩擦熱で火種を作る方法。

例年の反省から、火種を火に燃え上がらせるのに、今年は乾いたススキの穂を使った。

プロデューサーからは火が付くまでやることと指示があり、1時間予定時間を取った。

各班とも全員が挑戦し、苦労してた甲斐あり燃え上がったときは歓声が上がりみんなで手をたたいて喜んだ。嬉しかった。

やっと燃えた火から、薪をくべ火を大きくして炭をおこした。この感激は子どもたちの心に残ったに違いない。

  

  

続いて、春に植えたサツマイモの収穫。ここでも、プロヂューサーからの注意、「子どもたちに自由に掘らせてください。大人は絶対手を出さない。」

ついつい手や口を出してしまうが、この我慢が大切と思った。みんな集中して黙々と掘った。

  

一人2つづつ、収穫そたサツマイモを洗い、スライスして炭の起きた金網に載せた。

熱々のサツマイモをおいしく食べた。収穫した残りのサツマイモはみんなの家へのお土産とした。

     

 

お昼はいつものように金堀の婦人会のおばあちゃんたちにいも汁を作っていた戴いた。里芋、大根の大きさに驚きながら。

 

 

午後は、春に作った基地の撤去作業と、除伐体験。子どもたちは明らかに成長していた。

すっかりきれいになった林の中をくだった。

  

閉会式で、エコカル子どもクラブの認定書の授与式があった。

温かい拍手の中、みんな嬉しそう認定書を受け取った。3年間皆勤賞のタクマくんと、マサヤくんが会長賞を受け取った。

子どもたちは、1年間の楽しかったことをそれぞれに発表した。つたない表現ながら、子どもたちの発する一つ一つの体験から感動をもらった。

 

いつも落ち着きのない子、じっくり観察している子、甘えてくる子、妙に大人びた子・・・、と一人ひとりに個性がある。

無限の可能性を持った子どもたち。それは低学年ほど大きいと思った。

子どもたちの可能性を見つめながら、一人ひとりに真摯に向き合うことが大切だと思った。そして、そうしなければならない思いで接した。

それが、子どもたちの将来に最善の結果をもたらすにちがいない。活動を通して、そんな思いを新たにした。

その子たちにかける、保護者の気持ちもよく分かる。自然の中での活動の意義をあらためて思った。

老いた身ながら、また来年も頑張ろうと思っている。 (2015.10.10)


懐かしのKJ法

2015-09-07 | 教育を考える

       

 ともかく会議や研修会で縛られることが多く、毎日多忙な日々を送っている。
町内や地区の役員会、所属する山関係の会の研修会、どうしても聴きたい講演会などなど。 
 

先日初めて「ワークショップ」なるものに参加した。ところが、KJ法そのものだった。若かりし発想の豊かさが浮かび、楽しく進めることが出来た。

思えば入社した年、初めて知ったKJ法。

その後、KJ法は我が思想構築の助けになり、教職についてからも、いつしか「創造的な教育活動」がテーマの一つになった。

川喜田二郎(K.J)の「発想法」「続・発想法」は特に懐かしい。

思いつき、物置に眠っている書棚を覗いた。かつて繰り返し読んだ、変色した本を手に取った。

若いころのむさぼるほどの情熱を思い出した。不思議な感慨だ。

並んだ関連の本をメモした。
「教育の課程」「集団思考の心理」「21世紀の教育世こんにちは」「本当の教育者はと問われて」「創造力の育て方」「学問の創造」「創造力」

「創造の原点」「創造の風土」「創造的人間」「創造学のすすめ」「創造力の育て方・鍛え方」「私の知的生産の技術」「脳と創造性の謎」「独創の方法」

「活力の構造」「超発明」「創造する技術」「行動科学入門」「管理者の問題形成」「カンの構造」「チームの知的生産の技術」「可能性の探検」

「創造思考の技術」「脳を育てる」「発想の論理」「創造性の開発」・・・・

これらの書籍から教わったこと、考えたことが、もっと、血となり肉になっていればとの一抹の寂しさが湧いた。

我が人生の、確かにあった夢のようなときが甦ってきた。