ホイケ

ハーラウ・フラ・オ・ナープナヘレオナープア

第一回　ホイケ

ホイケとは、「フラの発表会」という意味だそうです。
練馬文化センターは1500人くらい入る広さ。
プログラムは三部構成で何十曲もあるってビックリしたけど
フラの曲は三分から五分と短い。
ステージには一気に二、三十人。

フラメンコの感覚でみると信じられない。
真逆なんです。

でもこれがベストなんだなーと感じました。
みんなで踊る美しさ、みんなだからより引き立つ。

華やかな衣装、足首や手首、頭、襟元を飾る花や緑。
また踊りがすごい。クム（指導者）によってかなり違うようです。

先生はリッチ・ペドリナというハワイの男性の方。
またその恩師であるチンキー・マホエという男性がゲストでした。
ハワイ校の生徒さんも踊ります。
日本校の友人は、今年キングカメハメハコンペティションに出場。
かなり上級者です。

それにしてもほとんど中腰、スクワット。
スローテンポもアップテンポもかなりきついはず。
でもキラキラ笑顔で踊り切る。

二部はカヒコ（古典フラ）で様々なパーカッションがはいる。
あのひょうたんみたいな楽器好きです。
パンチがきいてかっこよくなる。
ハワイアンといえばウクレレですが、ウクレレはアウアナ（現代フラ）でしか
使われないようです。

三部は生のギターと歌。
ゆったりした曲やポップな曲。
男の人の高い伸びやかな声がスゴイきれい。

ラストは総勢百人を越える出演者がステージから降り、
お客さまにレイを渡す。もちろん全員は無理ですが。
それからみんな立ち上がって隣の人と手をつなぎ歌にのったりしちゃいます。

いやーーーーー、感動。

さすがハワイアン！層が厚いし、かなり熱い。
下は四歳の子供達から白髪のシニアの方まで広い愛好家がいるだけあります。

見に来てるお客様は髪にハワイっぽい花を飾ってたり
ムームーみたいなドレスだったり。
新鮮でジロジロ見ちゃいました。



フラメンコとアフリカンしか見たことなかったけど
もっといろいろ見たくなりました。


ただひとつ。
今日は、アロハ着てこなかったことが後悔です！！