澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

「日本保守党」の可能性

2023年09月13日 06時16分33秒 | 政治

 小説家・百田尚樹とジャーナリスト・有本香が立ち上げようとしている国政政党の名称が、「日本保守党」と決まった。X(旧ツイッター)上のフォロアー数が二十万人を超え、これに関しては野党第一党の勢いだという。

 私自身、「虎ノ門ニュース」終了後、この二人が立ち上げた「あさ8」をずっと見てきたので、政党結成を決意した心情については、大いに理解し賛同する。LGBT法案を成立させた自民党の変質ぶりを見て、今こそ「真の保守」政党が必要だと感じたのだろう。

 しかし、現実には新党は前途多難だろう。とりわけ、不安になるのは、百田尚樹の失言だ。これまでのように、気の向くまま本音を喋っていたら、たちまちマスメディアの餌食となるだろう。また、「日本国紀」のような歴史観をばらまくのはいかがなものか。政治は権謀術数であり、著書の拡販の場ではないのだから、せめて揚げ足を取られない用心深さは必要だ。その点、有本香は修羅場を踏んでいるようなので、補佐役として期待したい。

 エドマンド・バークを引き合いに出すまでもなく、「真の保守」こそ今必要とされる思想だろう。敗戦や大災害などのガラガラポンがなければ、政治が動かないこの国のことだから、日本保守党が大躍進する可能性は、当面ほぼない。かといって、大災害を期待するわけにもいかないので、ひっそりと応援するしかないと思う。

 

カウントダウンライブ「百田新党(仮)の正式名称を、いよいよ発表!!」



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