澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

昨夜の北海道地震を予測していた「ハザード・ラボ」

2013年02月03日 12時56分20秒 | マスメディア
 昨秋、地震予測サイト「ハザード・ラボ(Hazard Lab)」が立ち上がって以来、毎週二回、火曜日と金曜日に発表される予測情報に注目している。その「ハザード・ラボ」が昨日の北海道地震をピタリと的中させた

 一昨日(2月1日)午後7時発表の予測※では「青森から北海道東部にわたるエリアでM5クラスの地震が複数回起きる」「さらに千島列島より北側のエリアでは、M6以上の地震が起きる可能性がある」とされた。その根拠は「シアトル及びオーストラリアのパスに異常が見られたため」としている。この予測情報は、電離層に反射するFM電波の異常を感知し、過去の地震データと照らし合わす方法によるもので、電気通信大学などで研究が進められているが、「地震学」「地球物理学」(この分野は東大など旧帝国大学が独占的に研究)の「権威」からはまだ「認知」されていない。

※ http://www.hazardlab.jp/know/news/

 東日本大震災以来、地震学会では「そもそも予知は不可能だった」と言い出す東大教授も出現し、「地震予知」への道程さえ怪しくなっている。
 一般の庶民にとっては、どんな方法であっても、それが科学的根拠に基づくものなら、参考情報として採り入れ、我が家の防災に役立てようとするのは当然のことだ。
 
 その意味において「ハザード・ラボ」の出現は画期的。昨夜の北海道地震をずばりと的中させたのだから、政府筋ももっと財政的援助を考えるべきだろう。
 「苦しいときの神頼み」ならぬ「地震が心配ならハザード・ラボを見」ようではないか!


北海道で震度5強=青森も5弱、原発異常なし
時事通信社 - 02月03日 01:01

 2日午後11時17分ごろ、北海道から関東地方にかけて地震があり、北海道釧路市などで震度5強の揺れを観測した。気象庁によると、震源地は十勝地方中部で、震源の深さは約108キロ、地震の規模(マグニチュード)は6.5と推定される。
 北海道電力によると、運転停止中の泊原発に地震の影響は出ていない。東北電力によると、青森県の東通原発にも異常はないという。

 北海道などによると、帯広市の女性が割れたガラスで足を切ったほか、釧路市で女性がやけど、北見市でベッドから落ちた60代男性が肩を脱臼するなど計5人がけがをした。また、釧路市や浦幌町など1市4町で一時、計約700戸が停電した。
 気象庁の永井章地震津波監視課長は3日未明、記者会見し、「北海道の陸側プレートの下に深く沈み込む海側プレートの中で起きた縦ずれ型の地震とみており、広い範囲に揺れが伝わった。念のため1週間程度、震度4程度の余震に注意してほしい」と述べた。

 主な各地の震度は次の通り。
 震度5強=北海道釧路市、根室市、浦幌町
 震度5弱=青森県東通村、北海道帯広市、安平町
 震度4=北海道千歳市、北見市、青森県八戸市、盛岡市、宮城県登米市
 震度3=北海道石狩市、札幌市、青森市、岩手県宮古市、宮城県気仙沼市、秋田市、山形県中山町、福島県桑折町。 


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2 コメント

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ハザードラボはインチキだと思われます (地球惑星科学科の一学生)
2013-02-13 09:59:05
ハザードラボ(=地震解析ラボ)に地震予測能力は全くない(つまりインチキ)と思われますので、注意してください。詳しいことは、

http://blog.goo.ne.jp/geophysics_lab

のサイトに明るいです。彼らの自己検証のずさんさ、悪質さには閉口するばかりです。

彼らはほぼ毎月、北海道にM5の地震予測を出しているのです。2012年も10月、11月、12月と予測を出していましたが、地震は起きていません(つまりハズレ)。これだけ乱れ打ちしていれば、今回のようにマグレ当たりがあっても驚くに値しません(そもそも予測規模が全くハズれていますし)。
コメントありがとうございました (torumonty)
2013-02-13 13:19:46
地球惑星科学科の一学生 様

コメントありがとうございました。ご紹介いただいたブログも読みました。おっしゃるとおりだと思います。ただ、全くの門外漢である私たちが、目前の(次の)大地震に対応するには、分かりやすい情報も必要なのですが、いまのところ「ハザードラボ」しか見あたらない…。
東工大ですか? 頑張って研究してください。よろしくお願いします。

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