澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

馬公市(台湾・澎湖県)に遺る日本統治時代の建築

2009年05月31日 14時38分15秒 | 台湾
馬公市は台湾海峡に浮かぶ澎湖諸島の中心地。旧市街地は、歩いて30分もすれば、すべて分かるような小さな街だが、日本統治時代の建築物が少なからず遺されている。
日本人としてほっとするのは、建築物が今なお有用に利用されていること、そして台湾人が日本統治時代をきちんと評価していると思われることだ。これは、大陸中国とは全く異なる点だ。
冷戦下、澎湖諸島は中国と対峙する軍事的要衝だったので、観光客が訪れるような場所ではなかった。だが今、馬英九総統が中国との融和政策を進めるなか、何と馬公市にカジノを誘致しようとする話が持ち上がっている。

澎湖諸島の海・島々の自然は、文句なく素晴らしい。このまま、そっと残してほしいと思うのは、一外国人の勝手な願いなのだろうか。



  (馬公港の中央にある日本統治時代の税関)


  (旧・税関の敷地内にある100年ものの古木)


  (税関の真向かいにある日本統治時代の警察暑)


   (日本統治時代の迎賓館=皇室関係者を迎えた建物 現在は「澎湖記念館」)


   (旧・迎賓館、現「記念館」の内部。すべて和風の内装となっている)



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1 コメント

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遺産が一杯! (台湾老鼠)
2009-06-01 14:57:40
建物が大切に保存されている様子が良く判りました。

カジノより遺産を後世に残すほうが地元の人々に

とって余程意義の有る事だと思量します。

ギャンブルがこの島にとって最悪の結果になるのでは

と心配しています。

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