澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

宋文洲  語るに落ちた中国人の傲慢

2014年03月31日 01時29分58秒 | 台湾
 台湾学生たちが立法院(国会)を占拠してから、今日で13日目。依然として、先が読めない不安定な政治状況が続いている。

 日本のマスメディアの多くは、この台湾の政治情勢を故意に報道しないでいる。たまたま、先ほどBS朝日が事件の経緯と問題点等を報道、解説した。
 
 日本人のコメンテーターは、それなりにまともなコメントをしていたが、私が驚いたのは宋文洲という中国人のコメンテーターの発言だった。

 宋文洲は中共の代弁者か

 意見を求められて、宋文洲は「中国の民衆は、ちっぽけな台湾のことなど気にしていない。台湾に行って、儲けようなどと考える人もいない。」「だから、台湾のことなどほとんど報道されていない」と語った。
 宋は、多少ふてくされた表情でこう話したのだが、ずいぶんと視聴者を小馬鹿にした発言ではないかと思った。
 
 中共(=中国共産党)一党独裁下にある中国人から見れば、台湾の学生たちが「ひまわり学運」を起こして、国会議事堂を占拠し、中台貿易サービス協定の撤回を要求、しかも政府側は武力による排除をおこなわず、言論による解決を求めているという事実は、驚愕の出来事であろう。台湾の帰趨次第では、中共政権に対する民主化運動を力づける結果になりかねないから、中共当局は台湾情勢を報道しないのだ。それなのに、「地大物博」を自慢して、台湾など眼中にないと言い張る宋文洲の言いぐさは、脳天まで「中華思想」に侵された「阿Q」そのものではないのか?

 宋の不誠実なコメントを聴いて、私が直感したのは、「宋文洲は紛れもなく中共のスパイ」だということだった。こんな男のコメントを有り難く頂戴する「朝日」の神経もかなり狂っているとしか言いようがない。
 


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