ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

クルチラル渓谷散歩。

2017年10月29日 07時22分10秒 | カッパドキア地方
今日あたりから
ぼちぼちと

本格的に
冬らしさが、

濃くなってきた
カッパ地方、なんですが。

この間までは
ぽかぽか陽気の

小春日和が
続いておりやした。

そんな、ある
秋の一日。

と~ちゃんと二人で
渓谷散策に、でかけやした。


商売柄。
カッパ地方の

ありとあらゆる
渓谷を

本来は
熟知してなきゃ
いけない

と~ちゃん
なんすけどw


大小無数の
渓谷が存在する、カッパ地方では

なかなか、それも
難しいコトでして。


仕事がオフの日は。
たまに

こうして、
半分仕事、散歩もかねて

渓谷を
ほっつき歩くわけっす。

1人じゃ、つまんないし
まあ、何かと

二人の方が
都合がいい、ってんで。

ひつじ飼いは
お供。

桃太郎と、犬
みたいやな…。


で。
今回は、
「クルチラルワーデス」(クルチラル渓谷)

ギョレメの中を通る
短くて

それでも、アップダウンに富んだ
おもしろい渓谷でござんす。


ギョレメ野外博物館の
前を通る道は

すんごい、急な坂道で
その上、カーブなんですけども。

その坂を
登りきったあたり、に

この渓谷の入り口が
ござんす。


渓谷は、最後は
ギョレメの町の裏側の

牧場なんかが
あるあたり、に出てくるのだけど。

今回、わしらは
通常と反対のルートで、散歩しました。


だだっぴろいところに
林立する、
巨大キノコ岩たち。


何万年もかけて
自然が作り出した景色、っていうのは


どうして、こんなに
不思議で、美しいんでしょうねえ~。


岩の中は
ほぼ


右も左も
びっしり、教会跡、なんですが。


博物館に
なっている場所、みたいに

美しい絵が
残ってたりはしなくて。


かろうじて
教会だ、とわかる

作り、しか
残ってなかったり、とか。


絵があっても
ほとんど、はげて、わからなくなってたり、とか。

そういう場所は、
特に、保存処置もしてないので

荒れるがまま、に
放ってあります。

岩陰からは
1000年前の、修行僧が

ひょっこり、でてきそうな。
とても不思議な、空間。


クルチラル渓谷の中にも
一ヶ所だけ

政府が、保護をして
補修中だった、

岩窟教会が
あったけれども。

こちらは、がっつり
鉄の扉がはまってて

中は、
見れずジマイw

修復が終われば
公開されるんでしょうけど。

一体、いつに
なることやらw


広い、見晴らしの
良い場所から。

だんだん
奇岩たちの間へ、と


道は
すすんでいきまして。


そのうち、
人一人が、やっと通れるような

極狭い岩の間を
縦になったり、横になったりしながら


通り抜ける道に
なっていきやす。


大きな岩盤の間から
覗く空、ってのは

また、違った
風情がありましてね。


何か、自分が一瞬
映画に出てくる

どっかの惑星探検を
してるような

そんな気分にすら
なりますな。


と~ちゃん。
大抵は。

わしの前を、
1人で勝手に、

ずんずん
行っちまいます。

ってのは。
奴のはいてる靴、ってのが

職業柄
こういうトレッキング用の靴なんで

少々の事では
岩の上でも

滑ったりしないような
作りになってる。

それに対して
わしの靴はさ。

普通の、
その辺の

室内ジムかなんかで
使うような

ただの、
スポーツシューズなんで。

岩の上で、
砂があるような場所は

これでもか~!ってほど
滑りに、滑るわけ、だよ。

今回も、見事に
つるりんすってん、して

ジーパンのヒザに
穴あけましたからなあ~。

と~ちゃん、
小ばかにして

げらげら、大笑い
しやがったけど。

わしだって!
ちゃんとした靴だったら

こんなに
ずるぴた、滑りゃあしないんだよ!!

とか。
周囲の注目を浴びつつ

ぎゃーぎゃー大騒ぎ
しつつの

渓谷散歩で
ございました。


かえりがけに
ぐるり、と回ったところにさ。

岩でできた
牛小屋、がねw

うまいこと
表通りからは、

見えない位置に
作られていてねえ~。

何か。
岩窟牛小屋で、

くつろぐ牛さんたち、ってのも
おもしろうございましたw

何か、ミニチュアの
作り物みたいだよね~!

そろそろ、
テロやら、自爆事件の
頻度も

少なくなって
きたしねえ~。

ぼちぼち、では
あるんですけども。

日本の旅行会社とかも
ツアーを再開し始めました。

どうぞ、皆さんも
ぜひ、トルコにお越しくださいませ~♪


本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

ぽちっと応援
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コメント (2)
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