こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

『チェンジメーカー』を読んでいる

2006年01月25日 | 読書ノート
チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える日経BP社このアイテムの詳細を見る  blog Ranking へ  市場経済の対象からはずれ,専ら,公的セクターに任せきりになっているの分野。不採算で非効率。金食い虫で財政硬直化の元凶。そういった,非効率の典型といわれるような,社会福祉などの分野に,企業的な発想を持ち込む,起業のしくみを組み入れ自律的で持続的な発展過程を構築しようとす . . . 本文を読む

Your Best Year Yet

2006年01月24日 | Weblog
Your Best Year Yet: Ten Questions for Making the Next Twelve Months Your Most Successfull EverWarner Books Incこのアイテムの詳細を見る  blog Ranking へ  時間が立つのは早い。あっと言う間に1月も終わりになろうとしている。何か目標をたてなければと殊勝なことを思 . . . 本文を読む

特捜流取調べの常識

2006年01月23日 | Weblog
 blog Ranking へ  「官僚,商社員,大企業社員のようないわゆるエリートは徹底的に怒鳴り上げ,プライドを傷つけると自白をとりやすい。検察が望むとおりの供述をする自動販売機にする。(『国家の罠』P227)」という。  佐藤氏と検察の西村氏の息の詰まるような攻防(心理戦)を垣間見るだけで,こっちは神経が参ってしまう。エリートたちが見せる特性。私には縁のないエスタブリッシュメントたちの特性だ . . . 本文を読む

杉原千畝と外務省

2006年01月22日 | Weblog
杉原千畝物語―命のビザをありがとう金の星社このアイテムの詳細を見る  blog Ranking へ  昨年夏,こどもにと読ませようと買った『杉原千畝物語ー命のビザをありがとう』。千畝の発行した通過証(ビザ)は,6000人ものユダヤ人の亡命を可能とした。ナチスの迫害を振り切る,まさに命のビザであった。 杉原千畝の人道支援はとても立派な行為だ。日本人としても誇らしい美談であると感動し . . . 本文を読む

『国策捜査』ということ

2006年01月21日 | 読書ノート
 blog Ranking へ 『国家の罠』。今,検察との攻防部分を読んでいる。拘留の初期段階から,担当検事より,この捜査が国策捜査であることを告げられる。個人対国家の構図の中で,いかに個人というものが無力かということを思い知れされる。加えて,検察の断罪を後押しているのは,他ならぬ国民そのものであるということである。  佐藤氏も外務省という国家権力の担い手だった。だから,国家権力の何たる . . . 本文を読む