司馬遼太郎と言えば『坂の上の雲』だが・・・ 2005年04月15日 | 読書ノート サラリーマンに人気の作家といえば司馬遼太郎。最近は塩野七生の独壇場かもしれないが,司馬史観などともてはやされ,未だに司馬遼太郎人気は衰えていない。元来,あまのじゃくな性格ゆえ,司馬先生ものは,あえて,避けてきたきらいがある。だから,きちんと読んだのは「坂の上の雲」1作のみ。確かに面白かった。筆の運びもうまいと思った。ことに,維新に功労の無かった四国松山出身の秋山兄弟に焦点をあて日露戦争の立役 . . . 本文を読む