政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

アルジェリア政府は「人命よりもプラントの方が重要なのか?」~そのように見えてしょうがない。

2013年01月22日 02時52分35秒 | アフリカ諸国
Reuters アルジェリア人質事件で外国人37人死亡、7人の安否不明=首相 より。
1月21日、アルジェリアのセラル首相は記者会見し、イスラム武装勢力による同国のガス施設での人質拘束事件で、外国人37人が死亡したことを明らかにした。12日撮影(2013年 ロイター/Ismail Zitouny)
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPTJE90K00W20130121#a=1


国柄と言う事もあるのかもしれないが、少しガッカリしてしまった。

アルジェリアに対しては、過去より、日本の企業などは支援してきているが、「今回のアルジェリア政府のテロ撲滅作戦」を考えた場合、非常に雑に見えてしょうがない。

日本人だけではなく、多くの国の人々が犠牲になってしまったが、「テロを静めれば、犠牲が出ても良いのであろうか?」と言う事だ。

アルジェリア政府は、もう少し、丁寧な対応を取ると日本政府だけではなく各国首脳は考えていたはず。

そこが残念だ。

テロリストを潰せば「テロは無くなるのか?」。

それは到底あり得ない。

そのうち、「憎しみの連鎖」と言う事で、「ビン・ラーディン」と同じようになって行くのではないのか?。

中東やアフリカ北部での武力での制圧は「テロリストを育てる」ようなものと言える。


「何故、反抗するのか?」、を確認し、「それを分析し」、「話し合いで解決する必要がある」、と言う事が言える。

現在ではグローバル化も加速して居る状況にあるのに、「争っている状態ではない」と言う事が言える。


イスラエルとパレスチナ、又はイランにも同じ事が言える。

公正公平な立場で物事を見た場合、米国政府は「何故、イスラエルには核所有を認めているのか?」。

この部分も公平・公正とは言えない。


「お互いの考えや宗教を尊重する事が必要」だ。

「相手の否定をする」事は、「否定をした者も否定される」と言う事だ。

それぞれ異なった考え方の融合を行う必要がある、と言う事になる。

それには「公平、公正、平等な条件の下での話し合い」が何よりも必要だ。



記事参照


アルジェリア人質事件で外国人37人死亡、7人の安否不明=首相
2013年 01月 22日 00:54 JST


[アルジェ 21日 ロイター] アルジェリアのセラル首相は21日記者会見し、イスラム武装勢力による同国のガス施設での人質拘束事件で、外国人37人が死亡したことを明らかにした。7人の安否が依然確認されていないとしている。

武装勢力側では29人が死亡、3人が身柄を拘束された。

セラル首相は、武装勢力側の1人がカナダ人だったことも明らかにし、この人物がガス施設の攻撃を指揮していたと述べた。また、武装勢力がガス施設を爆発させると脅していたことを明らかにした。

首相によると、武装勢力は当初、ガス施設の外国人労働者を近くの空港に運ぶバスをハイジャックし、人質にとることを試みたものの、バスを警護していた兵士が激しく応酬したため目的は果たせなかった。

*内容を追加して再送します。


ゥ Thomson Reuters 2013 All rights reserved.


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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE90K00W20130121



*アルジェリアは、もう少し開かれた国になるべきだ。

外国の通信社、新聞社の記者などにもビザを提供すべきだ。

「自由ではない、不自由なアルジェリア」と言う状態が、世界に知られる事になった。


追加として、アルジェリア政府は、「砂漠の緑地化」を行うべきだ。

エジプトなどはナイル川下流域など、かなり緑地化が進んできている。

地中海側から徐々に内陸側へ「緑を広げて行く事」を推奨したい。

水道と淡水化施設の設置、「植樹」については、植物が根付きやすいように根粒菌を根付かせるなど、少しずつ行えば「不可能ではない」と言える。

それを行う事により、砂漠が「人が普通に生活出来るオアシス」に変化させる事が可能だ。

UAEなども行っているが、あのイメージをより進化させたようなイメージだ。


「砂漠のバラ」は取れなくなるが、砂ではなく「土に変化させて行く事が重要」と言う事が言える。


何年かかるのか?。





日本人7人の死亡を確認、首相が言明ノ人質事件


在アルジェリア邦人拘束事件対策本部会議で日本人7名の死亡を確認したと話す安倍首相(21日午後10時56分、首相官邸で)=米山要撮影
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20130121-OYT9I01625.htm


 アルジェリア東部イナメナスの天然ガス関連施設で起きたイスラム武装勢力による人質事件で、政府は21日、行方が分からなくなっていた日本人10人のうち、7人の死亡を現地の病院で確認した。

 安倍首相が21日夜、関係閣僚による政府対策本部で明らかにした。7人はいずれも男性で、大手プラントメーカー「日揮」(本社・横浜市)の関係者。氏名や住所は公表されていない。

今回の事件で日本人の死亡確認は初めて。政府は残る3人の安否確認に全力を挙げている。

7人もの日本人が人質にとられ、死亡した事件は戦後例がない。

 7人の死亡は、イナメナスに入った城内実外務政務官ら日本政府関係者と、日揮関係者が確認した。

 安倍首相は対策本部で、「城内政務官より、現地の病院に安置されている遺体と対面した結果、安否確認中の日揮社員のうちの7人であるとの報告を受けた」と説明した。

そのうえで、関係閣僚に対し、「亡くなった方が一刻も早く日本に戻り、ご家族と会えるよう政府としてできる限りの支援をしたい。今なお3人の安否が分かっておらず、確認に全力を尽くして頂きたい」と指示した。

 菅官房長官は対策本部終了後の記者会見で、遺体の身元は、写真などの資料で確認したことを明らかにした。

「念のため(首都)アルジェで、専門的見地から確認がされる予定だ」とし、DNA鑑定などを行う考えも示した。亡くなった人の氏名を公表しない方針については、「日揮と相談し、公表は避けてほしいとのことだった」と説明した。

 政府は22日夜にも政府専用機をアルジェリアに派遣し、無事が確認された7人の日本人と、死亡した7人の遺体を日本に搬送する。専用機には鈴木俊一外務副大臣が同乗する予定だ。

 菅氏は記者会見で、「現地は危険な状況だ」とし、遺族らはアルジェリアに向かわないとの見通しを示した。

 日本人の安否に関し、政府は、アルジェリア政府から複数の日本人の死亡情報が提供されたことは認めていたが、日本政府が自ら確認するまで公表を控えてきた。

 一方、日揮は21日、救出された日本人2人とフィリピン人1人が現地時間21日午前、政府関係者とともにイナメナスに戻ったと発表した。

3人は川名浩一社長と合流し、政府関係者とともに安否確認作業にあたっている。

 日揮によると、事件発生時、施設には日本人17人、外国人61人のスタッフがいた。このうち、日本人10人、外国人7人が行方不明となっていた。

 警察庁は21日夜、日揮の本社がある神奈川県警などが、アルジェリアの現地当局と連携し、刑法の国外犯規定に基づき、殺人と逮捕監禁容疑で捜査を始めていることを明らかにした。

 人質事件は16日早朝(日本時間16日午後)に起きた。武装勢力が施設から空港に向かっていたバスを襲撃し、施設内の居住区域に侵入。

日本人や米国人など外国人を人質にとり、隣国マリへのフランスによる軍事介入の停止などを要求した。

 これに対し、アルジェリア軍は17日午後(日本時間17日夜)、武装勢力への攻撃を開始し、戦闘は19日まで続いていた。

(2013年1月22日00時55分  読売新聞)
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日揮社員「部屋に隠れていて助かった」

 アルジェリアで日本人などがイスラム武装勢力の人質になった事件で、無事が確認された大手プラントメーカー「日揮」(本社・横浜市)の日本人男性社員が18日、読売新聞の電話取材に応じ、「部屋に隠れていて助かった」などと語った。

 同社はこの日夜、この社員を含む日本人3人のほかに、新たに4人の無事が確認されたと発表した。ただ、残る日本人10人と外国人51人の安否は依然不明で、同社の川名浩一社長ら幹部は19日に現地入りして情報収集に全力を挙げる。

 「私は拘束されませんでした。(居住区域の)自分の部屋にずっと隠れていました。今はアルジェの病院にいて、無事です」。携帯電話での取材に応じた男性社員は、疲れた様子で話した。

 最初に安全が確認されたほかの2人とは別行動だったが、2人が無事であることは脱出後に「聞いた」という。ただ、その他の社員らについては「私は部屋にずっと籠もっていたので、ほかの人についてはわからないんですよね」と、不安そうに語った。

 武装勢力に襲撃された時や脱出した時の様子などについては、同社も明らかにしていないことから、「私からはお話しできない」と述べるにとどめた。

 一方、日揮の遠藤毅広報・IR部長は18日午後9時15分頃、報道陣に対し、脱出した日本人技術者から「自分を含め日本人4人と、外国人7人の計11人が無事」という電話が日本時間午後8時過ぎに、首都アルジェの同社事務所に入ったと明らかにした。

11人はまとまって現場近くの安全な場所にいる。大きなけがをしている人はいないという。

 18日午前中には日本人3人から「無事です」などと連絡が入っており、生存が確認された日本人はこれで計7人となったが、残る10人の安否はわかっていない。

遠藤部長は「無事が確認されたことは良かった。安堵(あんど)という気持ちですが、まだ多くの人の安否がわかっていない」と険しい表情を崩さなかった。

 また、外国人の同社関係者は61人のうち10人の無事がこれまでに確認された。

フィリピン人やルーマニア人らで、同社の海外グループ会社などを通じて連絡があった。残る51人の安否はまだ確認されていない。

 現地では戦闘が続いているとの報道もあり、安否確認は難航を極めている。

遠藤部長はこれより前の会見で「普通の人間が現場に入って近づけない状況。(安否不明者との)連絡は極めて難しい」と語った。

 同社では、約20人が24時間態勢で情報収集に当たり、本社やアルジェ事務所スタッフが安否不明者の携帯電話に定期的に連絡を入れているが、応答はないという。

日本政府から提供された情報や、独自の情報ルートも駆使して安否確認を進めている。

 川名社長や同社役員ら3人は、同日深夜から19日未明に現地へ出発。

アルジェ事務所を拠点に、病院を訪ねるなどして、情報収集を進める予定だ。

(2013年1月18日23時55分  読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130118-OYT1T01158.htm



*助かった人は本当に幸運であった。

今後は犠牲になった人の分も「がんばってもらいたい」。

それが「助かった人」の役割だと思う。




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torl_001 (アルジェリア人質事件~「サハラの海賊王」犯人グループを率いるとされるベルモフタール元幹部。)
2013-01-22 03:57:54

産經新聞 「サハラの海賊王」 リーダー、戦闘で片目失った伝説的な存在 より。 
アルジェリアで日本人らが人質になった事件で、犯人グループを率いるとされるベルモフタール元幹部とみられる人物の画像(ロイター)
http://sankei.jp.msn.com/world/photos/130117/mds13011711420006-p1.htm
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/9f/09b63b0adab6b40dad4390b242d9ea08.jpg?random=52444d30d1897d6c5478508a0acf7548



この幹部の部下が、今回の事件で深刻な事件を発生させた、と言う事だ。

しかし、何故、今回、プラント現場の人々、「特に日本人を含め、外国人への襲撃を行ったのか?」と言う事だ。

日本国政府、又は関係企業、日本人は「その理由を知る必要がある」。

その部分を分析しておかないと、「再び発生する可能性が高い」と言える。

何故、「外国人を殺すのか?」。

日本人は「イスラム教信者」については、「特に恨みなどは無い」のだが、何故、「日本人を殺害したのか?」。

今回の事件で、多くの日本人は、「特にアルジェリアや、周辺国」のイメージについて「悪いイメージ」、「危険な国」と言うイメージを持った人々がほとんどだ。

本当に酷すぎると言う事が言える!。


無差別殺害を行えば、それを行った者は、「それだけ敵を増やす」と言う事になる。

それは、犯行した者、自らが更に危険に曝されると言う状態になる事を意味する。



「アルジェリア周辺は危険!」と、日本のほとんどの経済人幹部らも「同じイメージを受けた」と思う。


従来レベルのセキュリティ対策では、「駄目なのでは?!」と言う事だ。


内容が異なるものの、中国の場合、「チャイナ・リスク」だが、「アルジェリア・リスク」と言う事が言えそうだ。

「アルジェリア」の場合、より危険度が高いと言える。


*アルジェリアは、昔はこれほど危険度は高くなかったはずだ。


前のブッシュ大統領が、「対イスラム」と言う事で、「世界各地の危険度を増加させた」と言える事は確かな事だ。

これは、アメリカの失敗と言える。



記事参照


【アルジェリア邦人拘束】
「サハラの海賊王」 リーダー、戦闘で片目失った伝説的な存在 
2013.1.17 11:40 [中東・アフリカ]


 アルジェリア南東部で外国人を拘束しているグループのリーダーとみられるベルモフタール氏はハレド・アブル・アッバスの別名でも知られるアルジェリア人。

1980年代のアフガニスタンでソ連との戦闘に加わるなど、数々の武装闘争に参加し、戦闘で片目を失った伝説的な存在だ。

 欧米メディアによると、ベルモフタール氏は多くの人質事件や麻薬の密売にも関わっており、専門家は「サハラの海賊王」と表現する。

フランスの情報機関から「拘束不可能な人物」と呼ばれ、2007年にはアルジェリアの税関職員10人の殺害に関わったとして、アルジェリアの裁判所での欠席裁判で終身刑判決を受けた。

 しかし最近では組織内でも危険人物とみなされるようになり、2012年にAQMIを離れ、独自のグループを立ち上げた。

また、宗教的なイデオロギーと金銭目的の犯罪のどちらに重きを置くかは状況によって変わるとの見方もある。

 一方、フランス通信(AFP)によると、「血盟団」と名乗るイスラム過激派武装勢力がモーリタニアのウェブサイトに犯行声明を掲載し、「フランス軍によるマリでの攻撃への大規模な反攻に成功した」と宣言。

「我々の要求の達成が遅れれば、アルジェリアと人質の国に責任を負わせる。第1の要求はマリの人々への攻撃を止めることだ」とし、マリ国軍とフランス軍によるイスラム過激派への攻撃を批判した。

 ロイター通信によると、モーリタニアのANI通信は、このグループが別の声明で、拘束現場の周辺に爆発物を仕掛け、人質を解放しようとすれば「悲劇的な結末」に至るとしていると伝えた。

また、マリに向かうフランス軍機の領空通過を認めたアルジェリア政府について、半世紀前の旧宗主国フランスに対する血塗られた戦争に加わった先人を「裏切った」と糾弾。

アルジェリア政府がマリとの国境を封鎖したことも批判している。(小雲規生)


進む南部の治安悪化 外国人女性誘拐も



このニュースの写真


武装勢力による襲撃が起きたアルジェリア南東部イナメナスを示す標識=撮影日不明(ノルウェーの石油会社スタットオイル提供、ロイター)
http://sankei.jp.msn.com/world/photos/130117/mds13011711420006-p2.htm
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/df/5607020729873086eb6d6a785810a23b.jpg?random=cf774b50c6950c54926da462c1b80925



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http://sankei.jp.msn.com/world/news/130117/mds13011711420006-n1.htm




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【アルジェリア人質事件】
最悪の結末に日揮関係者「無念の一言」
2013.1.22 01:29

「犠牲者を確認するに至ったことは大変残念で、多くの有能なスタッフを失ったことは無念の一言だ」

7人の遺体が日揮の日本人駐在員と確認されたことを受け、21日午後11時45分ごろから会見した日揮の遠藤毅広報・IR部長はそう語ると、表情を曇らせた。

これまで夜を徹して情報収集に当たり、報道陣の前で毅然(きぜん)とした態度で対応を続けてきた遠藤部長。

この日は時折言葉を詰まらせる場面もあり、目に涙を浮かべつつもこらえながら、記者の質問に答えた。

情報が錯綜(さくそう)する中、事件発生から120時間余りたって寄せられた悲報に、遠藤部長は「ご遺族の心情に思いをはせると、言葉はない」と悔しさをにじませた。

 現地からの連絡を受け、遺族への連絡は電話で行ったという。犠牲者や生存者の氏名は公表しないとし、「遺族や家族にストレスやプレッシャーを与えたくない」と述べた。

遠藤部長によると、日本人10人と外国人7人が安否不明という状況だった21日午後、すでにアルジェリア南東部イナメナスに入っていた日揮の川名浩一社長(54)らと日本政府の医務官、日揮スタッフ6人が合流した。

この中には無事が確認された日本人駐在員2人とフィリピン人スタッフ1人がいた。「同僚たちの安否が確認できないので、自分も協力します」。首都アルジェで日揮幹部に申し出て、一行に加わっていた。

3人が社長らと、けが人や遺体が収容されているイナメナスの病院を訪問した結果、身元確認が一気に進んだ。

病院には、城内実外務政務官と川名社長が入り、木製のひつぎに入れられた遺体と対面。

川名社長だけでは判然としなかったため、救出された駐在員が遺体の顔を見て「間違いない」と判断した。

写真や所持品からも日揮駐在員であることが確認された。

日揮による捜索活動の開始で大きく動いた身元確認。その結果はあまりにも厳しいものだった。

遠藤部長は21日午後3時からの会見で「病院でけがを負って保護されている人もいるという期待を持っている」と語り、全員の帰還に望みをつないでいた。

だが、その願いは届かなかった。

残る安否不明の日本人は3人。

遠藤部長は「全力を挙げて捜索する。全員元気な姿でいっしょに帰ってくると信じている」と自らを励ますように力を込めた。


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http://sankei.jp.msn.com/world/news/130122/mds13012201300002-n1.htm







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torl_001 (アルジェリア人質事件~自動車をアルジェリア軍の軍用ヘリが攻撃!=攻撃ミス(誤射)=作戦ミス。)
2013-01-22 21:21:21


各国首脳は「テロとの戦い」と言う事で「見解を一致させている」ようだが、犠牲者本人や遺族の方々についてはどのように考えているのか?。

又、今後、どのような対策、保証を行うのであろうか?。


各国首脳は、「恍けている」ようだが、今回の事件を冷静に考えてみれば、「アルジェリア軍の作戦ミス」と言う事が言える。


何故なら、武装勢力らが5台の自動車で、別の場所に移動する際、アルジェリア軍の軍用ヘリはその自動車に向かって攻撃を加えた。

その際、「人質」が「そこに居る事は知らなかったのであろうか?」。

あらゆる事を想定した行動とは言えない。

もしもそうであるならば、「あまりにも短絡的な、考え方の浅い行動」「あってはならない行動」をとった、と言える。

この「誤った攻撃」、「誤射」の為に、「多くの人質の犠牲者が発生」してしまった、と言える。


現時点で言える事は、おそらく攻撃型ヘリからのミサイル、もしくはバルカン砲攻撃について「この攻撃は、このパイロットの現場認識不足の為の「誤った攻撃」であった」、と言える。

パイロットが、5台の自動車に人質が乗っている事を認識していれば、「攻撃はしなかった、(出来なかった)」はずだ。

それなのに攻撃を行ったと言う事は、パイロットが現場の状況を正確に把握していなかったと言う事だ。


更には5台の自動車が存在しているのに、何故、5台全ての自動車を破壊しなかったのか?と言う事だ。

実際は4台破壊しているのだ。


パイロットが攻撃している際に途中で「人質がいる」事に気付いた為に、発射ボタンから「指を上げた」のであろう。

攻撃したパイロットは「しまった!、不味い事をしてしまった!」と直感した事であろう。


真実はこのような状態ではなかろうか?!。


攻撃ミス=作戦ミスとも言える。



又、今回の武装集団は、「事前に、外国人職員の各種情報、部屋番号などを把握していた」ようだ。

その上で、外国人が居る住居を狙って侵入したようだ。

又、犯行グループは、テロリストだと怪しまれないように、ソナトラック社なのか?、国営会社の自動車と「同じ色の自動車」で侵入してきたようだ。


暫くして、今回の事件を発生させた引き金になる「情報提供者」が、プラント内部(関係者)にも居ると言う報道があった。


事実、日揮の現地スタッフである「リアド氏」も「内部に共犯者がいた!」と述べている。

現在、アルジェリア政府は、疑いのある11名の現地のスタッフについて取り調べを行っているようだ。

その内訳はアルジェリア国営の「ソナトラック社の従業員、5名」、英国の「BP社の警備員、4名」、「日揮のコック、2名」、と言う内訳だ。

「身元の不確実な短期契約者の採用」と言う情報もあり、「その事が、彼ら武装集団に対して、「最新の内部情報を提供する機会を与えている」と言う事で、今回の事件に繋がっている」と言う事も言えそうだ。

この事は情報だと、「6年間も続いていた」と言う事のようだ。


企業の危機管理が「経営陣を筆頭に、「平和ボケ」しており、全くなっていない」と言う証明である。


このような武装集団へ情報を提供する情報取得者は「外国人在中幹部らの動き」も把握しており、テロ計画に多大な貢献をした、と言う事のようだ。


*短期雇用は日本国内でもテロにはならないとしても「企業情報漏洩の元」になっている事もある。

企業も利益追求主義であれば、雇用される方も同じように変化して行く。

得た企業情報を売る事で、「それなりの資金を得る」と言う事だ。



行動を起こした武装集団は、アルジェリアのセラル首相によると、マリ共和国の「アゲルホーク」と言う場所からアルジェリア内に入ってきている、と言う事を述べている。

又、犯行計画は2ヶ月前から行っていた、と述べている。

武装集団の中に元従業員(運転手、料理人、警備員)も居たようだ。

要するに、武装集団側は、内部状況は手に取るように明確に分かる、「把握していた」と言う事だ。



とりあえず、ここで、一旦区切っておきましょう。




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torl_001 (世界各国の戦争兵器、「やわらか戦車」のようになるべきなのだ。)
2013-01-23 04:00:46

やわらか戦車1
http://www.youtube.com/watch?v=fPN3Tnn2AaY

やわらか戦車2
http://www.youtube.com/watch?v=WJb152If8Tk&feature=fvwp&NR=1

やわらか戦車3
http://www.youtube.com/watch?v=7a6uYCT6CXM

やわらか戦車4
http://www.youtube.com/watch?v=k8miE0CE5Mg

やわらか戦車5
http://www.youtube.com/watch?v=O967gzcz2hY



*これ以降も多数あるので、視聴したい方はご自身で検索し視聴してください。。
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