政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

中国共産党・党幹部・人民解放軍の「離島占領計画」と、インド紙からの警告。

2010年12月30日 07時11分40秒 | 中国/台湾/各自治領(区)/モンゴル
朝日新聞より パラセル諸島、スプラトリー諸島 周辺図
http://www.asahi.com/international/gallery_e/view_photo.html?international-pg/1230/TKY201012290427.jpg


記事参照

空・海から奇襲…中国軍が離島上陸計画 領土交渉に圧力(1/2ページ)

2010年12月30日3時1分
  
 【北京=峯村健司】中国軍が、東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々と領有権をめぐって対立する南シナ海で、他国が実効支配する離島に上陸し、奪取する作戦計画を内部で立てていることがわかった。管轄する広州軍区関係者が明らかにした。現時点で実行に移す可能性は低いが、策定には、圧倒的な軍事力を誇示することで外交交渉を優位に運ぶ狙いがあるとみられる。

 作戦計画は空爆による防衛力の排除と最新鋭の大型揚陸艦を使った上陸が柱で、すでにこれに沿った大規模軍事演習を始めている。中国は南シナ海を「核心的利益」と位置づけて権益確保の動きを活発化しており、ASEAN諸国や米国が懸念を深めるのは必至だ。中国は沖縄県の尖閣諸島をめぐっても領有権を主張しており、尖閣問題での強硬姿勢につながる可能性もある。

 広州軍区関係者によると、この計画は昨年初めに策定された。それによると、空軍と海軍航空部隊が合同で相手国本国の軍港を奇襲し、港湾施設と艦隊を爆撃する。1時間以内に戦闘能力を奪い、中国海軍最大の水上艦艇でヘリコプターを最大4機搭載できる揚陸艦「崑崙山」(満載排水量1万8千トン)などを使って島への上陸を開始。同時に北海、東海両艦隊の主力部隊が米軍の空母艦隊が進入するのを阻止するという。

 中国軍は計画の策定後、南シナ海で大規模な演習を始めた。昨年5月、空軍と海軍航空部隊による爆撃訓練を実施。今年7月には、南海、東海、北海の3艦隊が合同演習をした。主力艦隊の半分が参加する過去最大規模で、最新の爆撃機や対艦ミサイルも参加。演習に参加した広州軍区関係者は「米軍の空母艦隊を撃破する能力があることを知らしめた」と話す。

http://www.asahi.com/international/update/1229/TKY201012290368.html



空・海から奇襲…中国軍が離島上陸計画 領土交渉に圧力(2/2ページ)

2010年12月30日3時1分
  
 さらに11月上旬には、中国大陸の南端の広東省湛江沖から海南島にかけて、約1800人の中国海軍陸戦部隊による実弾演習を実施した。他国が実効支配している南シナ海の島に上陸する、というシナリオを想定。「敵」が発する妨害電磁波やミサイルをかいくぐりながら、揚陸艦と最新鋭の水陸両用戦車を使った奇襲訓練をした。秘密主義の中国軍では異例にも、75カ国273人の駐在武官らに公開した。

 中国政府関係者によると、領有権を争う南シナ海のスプラトリー(南沙)とパラセル(西沙)両諸島のうち、中国が実効支配しているのは8島。ベトナムが28島、フィリピンが7島を支配するなど、中国が優勢とは言えない状況だ。この関係者は「いつでも島を奪還できる能力があることを各国に見せつけることで圧力をかけ、領有権交渉を有利に進める狙いがある」としている。

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http://www.asahi.com/international/update/1229/TKY201012290368_01.html



共産党独裁こそ国家の核心的利益、中国要人がたまげた論文

2010/12/29(水) 17:14

  中国国務院の戴秉国・国務院委員(外交担当)はこのほど「中国共産党による統治を維持することは、国家の核心的利益だ」などという内容の論文を発表した。これに対し香港紙「明報」の程翔記者の署名入り文章は、戴国務委員の論文が一党独裁を正当化するものとして批判している。

  戴国務委員は、中国の核心的な利益として(1)中国の国体、政治体制、政治的安定、すなわち共産党による指導、社会主義制度、中国の特色ある社会主義路線(2)中国の主権安全、領土保全、国家統一(3)中国経済社会の持続可能な発展を基本的に確保すること――の3点を挙げ、「侵したり壊したりすることが認められない利益だ」とした。

  「明報」の論文は、「一党独裁」ついて廃止を提言したり、合法性に疑問を述べたり、「一党独裁」のもとで生じる様々な問題を暴露することは、すべて国家の最高の核心的利益を損なう行為とみなされ、処罰できることになってしまうと批判した。

  論文によると、中国共産党は統治者としての地位を守るため、いつでも自分を国家の上に置いてきた。胡錦濤国家主席(中央軍事委主席)は、「現代革命軍人の中核的な価値観」と題する訓示で「党への忠誠」を「人民への熱愛」「国家への奉公」などより上位に挙げており、党の利益を人民、国家より優先する考えを明らかにしている。

  その上で論文は、大躍進や文化大革命のように、党が国家利益に背いた時に、人民は党の統治を擁護して国の利益を守るべきなのか、党を転覆して国の利益をまもるべきなのかが問題だ指摘。趙紫陽・元共産党総書記の言葉を引用し、党の統治者としての地位は、実績により確保すべきで、国家の核心的な利益だなどとして、人民に無理やり受け入れさせるものではないと結論づけた。(編集担当:松本夏穂)

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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1229&f=politics_1229_008.shtml



尖閣問題を見よ、中国の『平和台頭』は表面だけ=インド紙

2010/12/28(火) 11:25

  22日付のインド紙「ザ・タイムズ・オブ・インディア」は、中国が主張する「平和台頭」は表面だけのものとする論説記事を発表した。日中の領土問題でも、そのことが分かるという。同紙は「中国問題は世界の心配事でインドにとっては頭痛の種」などと主張した。中国のニュース・サイト「環球網」は同論説に対して「再び、大げさに“中国脅威論”を書きたてた」と反発を示した。

  「ザ・タイムズ・オブ・インディア」は、最近になり多くのアジア・ウォッチャーが「中国が世界を統治する」、「新しい世界秩序を築く」などと警告していると紹介。「中国の影響力が経済分野だけにかぎらず、社会や文化、政治分野で世界に『不良なる影響』をもたらすとの見方の表明だ」、「中国が巻き起こす問題は世界の心配事であり、インドにとっては頭痛の種」と論じた。

  同論説は、「中国が唱える『平和台頭』は表面だけの現象であって、実際は異なる。中国の民族主義感情は極めて強い。日本と中国の領土問題(先覚問題)、インドと中国の領土問題をみても分かる」などと主張。

  インドと中国の「力の関係」については「中国の経済成長は2015年に減速する。インドは中国を追い抜ける」と指摘。さらに「民主こそがインドのブランド。世界に受け入れてもらえる」と論じ、「インドは弱気になるべきでない。(巨龍と自称する中国人に対しては)改めて“猛虎”になるべきだ」と、対中強硬策を主張した。

  環球網のコメント欄には、同記事に対して「中国の民族主義は、他国の敵対行為に対して憤激の言葉がでるだけのこと」、「インドは虎か。もうすぐ絶滅だ」などと反発するコメントが相次いだ。(編集担当:如月隼人)

【関連記事・情報】

・インドが国境紛争地帯に兵力増強、中国怒り「背信行為だ」(2010/11/29)

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・ダライ・ラマは売国奴、インドに領土譲った…中国政府系サイト(2010/02/16)

※各国ブログから見る日本、世界では日本をこう見る - サーチナ・各国ブログ

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1228&f=national_1228_060.shtml


関連記事

【中国BBS】インド紙の批判・非難に猛反発…「民族主義は必要!」
【社会ニュース】 2010/12/28(火) 12:36
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1228&f=national_1228_081.shtml



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http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/6ac2b4736d9f42fe191ecb0b67e5db00







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torl_001 (「ホチキスビザ」は有効なのか?~強欲中国、インド側に制裁?。)
2011-01-14 05:18:29

「ホチキスビザ」、、、聞いた事も無いが、、、。

強欲中国は、入国管理において、おかしな行動をとっているようだ!。


記事参照

領有権主張の一環?中国がまたホチキスビザ インドの反発必至

2011.1.13 20:48
このニュースのトピックス:中国

 【ニューデリー=田北真樹子】在インド中国大使館が最近、中国に渡航予定のインド北東部アルナチャルプラデシュ州の住民に対し、入国査証(ビザ)のスタンプをパスポートではない別紙に押した後、ホチキスで留めて発給したことが明らかになった。中国側も同州の領有権を主張しており、正規の形でのビザ発給に応じられないためだが、インド側から猛反発を受けるのは必至だ。

 ホチキスで留められたビザを発給されたのは、同州に居住するインド国籍の重量挙げ選手ら。インド紙によると、選手らは今月15日から中国福建省で開かれる重量挙げ大会に参加するため、今月4日にニューデリーの中国大使館からビザ発給を受けた。だが、11日にデリー国際空港で、インド当局者から「ホチキスで留められたビザは有効ではない」と出国を止められた。

 同州は印中両国が1962年に戦火を交えて以来、常に両国間の領土問題となってきた。しかし、2006年、当時の駐印中国大使が「(アルナチャルプラデシュ州)全体が中国領だ」と公言して以降、中国側は強硬姿勢を強めている。07年には中国に渡航しようとしたインドの同州高官が、「(中国領土である同州の居住者は)中国国民であるため、ビザは必要ない」と、中国側からビザ発給を拒否されたこともあった。

 ホチキスで留めたビザをめぐっては、中国が2009年以降、インド北部ジャムカシミール州民にも同様の措置を取っている。同州がパキスタンとインドとの間の“紛争地”との立場を取る中国は、中国と緊密関係にあるパキスタンへの配慮から別紙にビザを発給しているとみられる。これに反発したインドが再三、中国側に抗議した後、温家宝首相が昨年12月、印中首脳会談で問題解決に前向きな姿勢を示したとされるだけに、新たなビザ問題は中印間の新たな“火種”となりそうだ。

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http://sankei.jp.msn.com/world/china/110113/chn1101132051003-n1.htm



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小耳情報!~中国とインドはすこぶる緊張状態!。
2009年12月26日 11時39分17秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/501d251226de4467941c36d9eaedf48c



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torl_001 (中国共産党、南シナ海の漁業について「勝手に漁業規制!」~中国は「国際ルール」を守る必要がある。)
2014-01-13 00:14:37

このような状態では、「近隣のASEAN各国が大迷惑になる!」、と言う事が言える。

日本と米国、関係するASEAN各国は、この中国共産党の暴挙を「認める事は出来ない」。


今後は中国共産党を分からせる為に、「何らかの経済的圧力」等を加えるような措置をとる必要があるのかもしれない。


「中国共産党の自分勝手な対応は許されない」と言う事だ。




記事参照


中国の南シナ海漁業規制、米が「挑発的で潜在的に危険」と批判
2014年 01月 10日 08:15 JST
 

1月9日、米政府は、中国が年初から施行した南シナ海での漁業規制を「挑発的で潜在的に危険」と批判した。2011年1月、ワシントンで撮影(2014年 ロイター/Kevin Lamarque)
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPTYEA0809E20140109&channelName=worldNews#a=1
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e7/46b012ba3a8c4d33b21b6f29750f8075.jpg?random=f801f3d1da4b47826ad4744ace0e7f27


[ワシントン 9日 ロイター] -米政府は9日、中国が年初から施行した南シナ海での漁業規制を「挑発的で潜在的に危険」と批判した。

問題の規制は、昨年11月に海南省が承認したもので、外国漁船が同省行政区域に入るのに当局の承認を必要とする内容。1月1日に施行された。

中国は、南シナ海の領有権をめぐりフィリピン、台湾、マレーシア、ブルネイ、ベトナムと対立している。今回の規制が広範囲に実施されれば、地域の緊張を一段と高める可能性がある。

米国務省のサキ報道官は記者会見で、「南シナ海の問題となっている海域における他国の漁業活動に関する規制を承認するのは、挑発的で潜在的に危険な行動」と発言。

「中国はこの規制について国際法に基づく根拠も説明も一切していない」と指摘し、「われわれは、関係するすべての当事者が緊張をもたらし、対立の外交的、その他平和的解決の期待をそこなうような一方的な行動を避けるべき、という立場をとり続けている」と述べた。

南シナ海に突き出た海南省には、中国海軍関連の主要施設がある。同省が2011年に発表したデータによると、南シナ海(面積推定350万平方キロメートル)の200万平方キロメートルが同省の行政区域となっている。

南シナ海問題で中国との関係が冷え込んでいるフィリピンの外務省報道官は、在中国大使館に規制についてさらなる情報収集を指示したと述べた。

現在のところ海南省当局者のコメントは得られていないが、中国外務省の華春瑩報道官は、自国の海洋資源利用を規制するのは正常な行動と述べている。


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南シナ海 挑発的で潜在的に危険 マレーシア


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http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYEA0809E20140109




防衛相、中国の南シナ海漁業許可制を強く批判


 小野寺防衛相は12日、中国が南シナ海で、外国漁船への操業許可申請を義務付ける法規則を施行したことについて「国際的に許されない。国際秩序を脅かしている」と強く批判した。

 千葉県船橋市内で記者団に答えた。

 小野寺氏は「一方的に、あたかも自国の領海のような形で設定し、漁船に一定の制限をかけることは許されない。

懸念を持つのは国際社会全般ではないか」と述べた。


(2014年1月12日19時17分ハハ読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140112-OYT1T00453.htm




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