先週末、地域の関係団体の代表、PTAの代表、学校職員の代表が集まって鳥居本学園教育を語る会を行いました。学校関係者評価が学校教育法に規定され、評価会を持つことが努力ではありますが義務づけされています。彦根市でも平成19年に法改正がされた後、翌年から実施しています。
学校評価を保護者や地域の皆さんにしていただくためには、学校でどのような教育がなされているのか、どのような計画があるのかなどつぶさに情報を提示する必要があります。評価項目によっては評価しづらいものもあるとお話しいただくことがあり、情報量の少なさを感じる次第です。
鳥居本は小学校の学校便りは基本的に全戸回覧、中学校の学校便りは全戸配布させていただいています。なかなか十分に伝えきれていないこともありますから、ご不明の点は学校までお問い合わせください。
さて今回の語る会で話題になったのが「鳥居本学園9年間を終えた時、子どもはどのような姿になっているのか」「鳥居本学園で学んだ子どもが親になった時、自分の子どもも鳥居本学園で学ばせたいと思える学園にして欲しい。」でした。
開校前には英語教育に力を入れる、英語で海外に情報発信できる子どもを育てる、を目標として提示してきました。まさに小学校では1年生から英語科があり、毎日5分間のモジュール学習を中心に勉強しています。既に1年学習をしてきた子どもが中学に上がりました。中学校で日本語を使わない英語の授業を研究課題として取り組んでいます。
また、郷土を愛し郷土に誇りをもつ子どもを育てることも大きな柱といえます。小学校の地域学習、中学校の男鬼森林体験学習で地域の方々のご協力を仰ぎながら、取り組んでいます。一貫校として一層系統立てたものになるよう、今年度は指導内容の見直しを行います。現段階では、鳥居本小学校と鳥居本中学校の2つの学校がそのまま今まで通りの教育を行っているわけですが、行事を含め一貫校としての取組を少しずつお知らせしてまいります。どうぞよろしくお願いします。