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同志社大生一気飲み死亡で母親が大学提訴 賠償求め京都地裁に

2021年04月29日 10時33分58秒 | 事件・事故

4/27(火) 19:15配信

毎日新聞

同志社大(京都市)ダンスサークルの合宿で2016年、1年生だった男子学生が一気飲みした後に死亡したのは、大学側が安全配慮義務を怠ったからだとして、母親(52)が27日、大学に1000万円の賠償を求めて京都地裁に提訴した。

 亡くなったのは山口怜伊(れい)さん(当時19歳)。訴状などによると、合宿は16年2月22~26日、兵庫県豊岡市のホテルであり、山口さんを含むダンスサークルの男女ら29人が参加。合宿中、男子学生らは毎日、深夜から翌朝まで飲み会を開き、焼酎などを一気飲みしていた。

 26日午前0時ごろ、山口さんはトイレで意識を失って倒れているのを発見された。他の学生らが部屋まで運んだが、救急車は呼ばずに放置。午前8時すぎ、山口さんが呼吸していないのに気付いて119番し、病院で死亡が確認された。死因は急性アルコール中毒だった。

 サークルでは、上級生が1年生に一気飲みをさせることが「伝統」になっていたという。母親側は「大学は、徹底した指導や警告を発するなどして改善を促し、学生を生命身体の危険から保護する義務があったのに怠った」と主張している。同志社大は取材に「訴状が届いていないのでコメントを差し控える」としている。【中島怜子、藤河匠】

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