映画 『情婦』

2021年01月22日 21時36分27秒 | 社会・文化・政治・経済

タイロン・パワー (出演), マレーネ・デートリッヒ (出演), ビリー・ワイルダー (監督)

1957年製作のアメリカ映画である。アガサ・クリスティの小説及び戯曲検察側の証人』を原作とする法廷ミステリー作品。

1月21日午前6時~CSテレビのザ・シネマで観る。

 

内容紹介

アガサ・クリスティ原作のミステリーを映画化した
ワイルダー究極のサスペンス!
映画史上に残る衝撃のラストシーンは必見!



<キャスト&スタッフ>
レナード…タイロン・パワー
クリスチーネ…マレーネ・デートリッヒ
ウィルフリッド…チャールズ・ロートン

監督・脚本:ビリー・ワイルダー
製作:アーサー・ホーンブロー・Jr.
原作:アガサ・クリスティ
脚本:ハリー・カーニッツ
撮影:ラッセル・ハーラン
音楽:マティ・マルネック/ラルフ・アーサー・ロバーツ

●字幕翻訳:柴田香代子

<ストーリー>
富豪未亡人殺害の容疑者レナードは、敏腕の老弁護士ウィルフリッド卿に弁護を依頼する。しかしレナードの妻クリスティーネが証人として出頭、彼女の証言に法廷は驚愕する──!

<ポイント>
●アガサ・クリスティの原作×名匠ワイルダーの演出×マレーネ・デートリッヒ、タイロン・パワーらの名優陣、と三拍子が揃った最高のミステリー映画。見る人の予想を覆すどんでん返しのラストに注目。

ストーリー[編集]

1952年イギリスロンドン法曹界の重鎮としてその名を知られる老弁護士ウィルフリッド卿は、生死を彷徨う重病の床から、口うるさい付き添い看護婦ミス・プリムソル随行で退院を果たした。ウィルフリッドは事務所に落ち着く間もなく、事務弁護士メイヒューに連れられた未亡人殺しの容疑者レナード・ヴォールの弁護依頼を受ける。アリバイの証明者は夫人しかおらず、状況は極めて不利。まもなく彼らの元を警察が訪れ、レナードは殺人容疑で逮捕されてしまう。

善後策を協議するウィルフリッドらの前に、レナード夫人のクリスチーネが現れる。しかし彼女の態度は夫を信じていないかの如き不審なもので、しかも母国ドイツに正式な夫がおり、レナードとは正式な夫婦ではないと言う。クリスチーネが弁護側の証人として頼りにならないと判断したウィルフリッドは、体調を心配する周囲を振り切って弁護を引き受け、夫人の証言なしで公判に挑む決意をする。

裁判が開廷される。検事弁護人との攻防は一進一退、検察側が繰り出す堅固に思える証言も、老獪なウィルフリッドに突き崩され決定打とはならない。そして評決を翌日に控えた日、クリスチーネが検察側の証人として出廷してくる。彼女は夫のアリバイを否定、偽証を依頼されたとする証言をし、レナードの有罪は確定的となる。クリスチーネの証言が嘘である事を確信するウィルフリッドだが、さすがの名弁護士も夫人の真意を計りかね、反駁の方法を見出せない。

事務所に戻って苦慮するウィルフリッドに謎の中年女性から1本の電話がかかってくる。

彼女はクリスチーネの秘密を知っているという。ウィルフリッドとメイヒューは待ち合わせ場所に指定された駅の酒場でその女性と面会し、クリスチーネが恋人に宛てた手紙を入手する。その手紙には彼女は夫レナードに殺人の罪を着せ、恋人と結婚しようとする旨のことが書かれていた。

この手紙が決め手となり公判は大逆転、レナードは無罪となり、クリスチーネは偽証の罪に問われる事となる。しかし、弁護士として見事勝利を手にしたウィルフリッドは、あまりにでき過ぎた展開に合点がいかない。そのウィルフリッドに、クリスチーネはある告白を始めた。

 

情婦(1957)

 

情婦(1957)
1957年公開,116分
キャスト

ビリー・ワイルダー監督の57年度作がリニューアルジャケットで登場。殺人事件の容疑者が敏腕の老弁護士に弁護を依頼。しかし容疑者の妻が証人として出頭し、その証言で法廷を驚かせる。タイロン・パワーとマレーネ・デートリッヒが共演。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 感染療養の女性自殺「誰かに... | トップ | 映画 キラー・ソファ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会・文化・政治・経済」カテゴリの最新記事