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利根輪太郎の競輪人間学 3点ボックス車券であれば

2022年08月14日 21時19分10秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅠ 西武園競輪 オールスター

5日目(8月14日)

3レース

並び 1-8-6 4-2 7-3

レース評
パワフルな石原。山中−大坪と続いて3人ラインも強味。

野原−稲垣のカマシ捲りは互角だし、阿部や松坂は目標次第で浮上だ

我孫子の勝負しは、「本命の1-8が10倍なんだぞ!固いレースじゃないね」と冷めていた。

確認すると人気の1-8は10.7倍。
一方、別のラインの9-5が8.5倍で、1番人気に支持されていたのだ。
つまり、1番の石原 颯選手は絶対の軸ではなかったのだ。
荒れる要素があった。

それなのに、1-8からの3連単と、1-9と1-5の2車単車券で勝負する。

石原選手は競争得点113.00で、勝率は31.2倍。

9番野原 雅也選手は、競争得点108.20で勝率は13.3倍。
軸は石原選手と思った。

それまでは良かったのだが、肝心な1番石原選手は、先行してまさかの3着に沈む。

1-8-6の並びでゴールへ向かった期待のラインが、結果的にまさかの6-8-1になる。

結果論であるが6番大坪 功一選手の連対率は53.8だった。
ちなみに8番山中 貴雄選手の連対率は14.2であった。
1-8-6のボックス車券でなければ、買えない出目となる。

1-8-6の3連単車券は25.8倍だった。

結果

6-8 1万9,260円(60番人気)

6-8-1 4万8,430円(185番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
  1 6 大坪 功一   11.3    
2 8 山中 貴雄 1/4車輪 11.4    
3 1 石原 颯 1/4車輪 11.6   B  
  4 4 根田 空史 2車身 11.2      
5 2 松坂 洋平 1車身1/2 11.2      
  6 7 佐々木 悠葵 3/4車身 11.7      
× 7 9 野原 雅也 1/2車身 11.7      
8 5 稲垣 裕之 1/4車輪 11.6      
3 阿部 力也        

【オールスター競輪】犬伏湧也が二次予選5Rを当日欠場

2022年08月14日 21時15分35秒 | 未来予測研究会の掲示板

2022/08/12(金) 15:35  4  21

 

当日欠場となった犬伏湧也(提供:公益財団法人JKA)

西武園競輪場で開催中の「オールスター競輪(GI)」に出場していた犬伏湧也(27歳・徳島=119期)が、4日目5R・S級二次予選を当日欠場となった。

 犬伏はオールスター競輪2日目にGI戦初勝利を挙げたが、昨日の一次予選の直線ゴール前で師匠の阿竹智史と激しく接触し、落車(再乗)していた。

 

 利根輪太郎の競輪人間学 先行か捲りかで結果は違う

2022年08月14日 11時25分23秒 | 新聞を読もう

F1  静岡競輪KEIRINライジングスターズ

9レース

並び 4-1-2 6-5-3

レース評
東北トリオは鈴木−伊藤大−杉山の布陣。

絶好ハコ展開は伊藤大か。伊藤慶を利す田村も展開ひとつ。捲り一撃の脚は菅原。

1番人気(5.7倍)

軸は5番の伊藤 大志選手と期待する。

6番鈴木 涼介選手の勝率は、21.2。
番手の5番伊藤の選手勝率は0・0で気になったが、期待する。

競輪は、展開のアヤである。
先行か捲りかで結果は180度違うとも言える。

先行4-1-2ライン、追走6-5-3の展開となる。

2番菅原 大也選手が3番手から抜け出す。
その展開では、6-5-3ラインは不利な位置に。

結果

2-6 3,060円(15番人気)

 2-6-4 1万9,340円(78番人気) 




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 2 菅原 大也   11.3   3番手捲る
2 6 鈴木 涼介 1車身1/2 11.3 S 前捲り追う
3 4 伊藤 慶太郎 2車身 11.7   B 捲られ粘る
4 5 伊藤 大志 1/8車輪 11.4     捲りを追い
× 5 1 田村 真広 1車身 11.7     外振り一杯
6 3 杉山 悠也 1車輪 11.3     ライン一緒

「原点」を持つ人は

2022年08月14日 10時42分08秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽原点=物事を改めて考えるときなどに立ち返るべき根源の点。
その<点>に繰り返し立ち返ることを忘れない限り、行き詰まることはない。
そんな「原点」を持つ人は、どてほど強く、幸せなことか。

▽今ほど、「よく聞く」ことが求められている時はない。

子どもたちの思いや意見を<よく聞く>ためには、教育する側に、それだけのキャパシティー(容量)がなければならない。

▽感動が才能と努力を引き上げる。

▽挑戦こそ飛躍への土台だ。

▽どうやって心の<無明>を晴らえるのか。
=無明本的な無知をいう。真理にくらい無知のこと。

▽人間が持つ無限の可能性を実際の生き方に変えていく。

 

 


貢献的人生を生きる力を育む

2022年08月14日 10時00分12秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽困苦び耐え偉業を遂げる人達は太陽のよう―チェーホフ

▽教育には「言葉による表現から、その奥にある精神の心音を、よく聞いていく」ことだ求められる。
教育者には、「情熱を燃やし、未来への水脈を開いてほしい」。

▽<必ず私だけに果たせる使命がある>と確信することだ。

▽「人間の生命には最極にして無限の可能性がある」
尽きることのない希望も勇気も智慧の泉も、一つ一人の生命の中にある。
それを湧現させていくならば、個人の幸福も、社会の平和と繁益も必ず実現できる。

▽「希望は花のようなものである。どのような状況においても、誰が見ていようがいまいが、花は精一杯、咲き誇る。人間のまた同じである―ワンガリ・マイタイ(アフリカの環境運動家)

▽人間の一生には、運命的な邂逅がある。


ダダ・カンスケという詩人がいた

2022年08月14日 09時37分40秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 
「ダダ」を自分の名とした唯一のアナーキスト詩人、陀田勘助(1902-1931)。
アヴァンギャルドの担い手として鮮烈にデビューしながら、やがてその筆名と詩を捨てて、本名の山本忠平として共産主義者に転向。
非合法共産党の中央委員候補として検挙されると、謎の獄死を遂げる。享年29。
細井和喜蔵、岡本潤、萩原恭次郎らとの交流から、当局による自殺との発表に対して、いまなお小林多喜二に先立つ虐殺説が根強いその死にいたるまで、謎に包まれた詩人の影を追いかけた初の伝記。

◎本書の刊行を記念して、2022年7月2日より、北海道の市立小樽文学館で「アナーキスト詩人・陀田勘助展」開催!
 

著者について

1945年、岩手県生まれ。東北大学文学部国文科卒業。
著書に、
『単独者のあくび―尾形亀之助』(木犀社、2010)、
『うらやまし猫の恋―越人と芭蕉』(木犀社、2008)、
『吉田一穂の世界』(小沢書店、1998)、
『宮沢賢治―天上のジョバンニ・地上のゴーシュ』
(小沢書店、1997、第十三回岩手日報文学賞賢治賞受賞)
『一茶無頼』(信濃毎日新聞社、1996)など。
 
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今週の本棚

永江朗・評 『ダダ・カンスケという詩人がいた』=吉田美和子・著

 

彼が生きた時代をたどる旅へ

 ひとりの人生を細かく追うことによって、その人が生きた時代を追体験できる。

本書を読んでぼくは1920年代の日本に放り込まれたような気持ちになった。

そして、大地震や戦争、国家権力の暴走など、現代と重なることが多いのに慄然(りつぜん)とする。

 「陀田勘助(だだかんすけ)」というのはペンネームで、本名は山本忠平。ダダカンとも呼ばれる。ダダカンのダダは、ダダイズムのダダ。既存のあらゆる価値観を否定する芸術運動だ。ダダカンは1902年に生まれ、29歳で死んだ。ダダイスト詩人として出発したが、アナキストになり、さらには共産主義者に転じて獄死した。

 インターネット上の図書館「青空文庫」には8篇の詩が上げられている(本稿執筆時点)。ネットに接続できる環境があれば、いつでも誰でも無料で読める。

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<書評>『ダダ・カンスケという詩人がいた 評伝 陀田(だだ)勘助』吉田美和子 著

◆直球表現で権力に反抗 中日新聞 東京新聞

 ビラは天にむかってバラ撒(ま)くものだ。

言葉が天空で砕け散り、その破片がひらひらと舞いおりる。

街頭には足並みをそろえて歩く人びと。

国家や会社の命令に従うのはあたりまえ。

そんな人びとが突然、足並みをみだす。我を忘れて踊り狂う。

手をのばし、ピョンピョン跳びはねて、つかんだ紙片をまた空にむかって投げつける。

現にあるものの秩序を破壊せよ。

ビラは精神の爆発なのだ。

 本書は一九二〇〜三〇年代のアナキズム詩人、陀田勘助の評伝である。友人からはダダカンとよばれて親しまれていた。

著者はかれの詩をこう評している。

「その率直と真摯(しんし)が、反抗の原形として優しく光る」。

民衆を虐げる権力への憤り。

その荒ぶる魂が直接的に表現されるのだ。たとえば関東大震災後、労働運動家や朝鮮人の虐殺に怒り悶(もだ)えたダダカンは、こんな詩をかいている。

「地球の心棒に/ダイナマイトをつめこんで/変な思ひつきだ!」。ド直球である。この腐った世界をおしまいにしよう。

 その後、ダダカンはアナキズム運動に身を投じ、労働運動家として大奮闘。その間、いっさい詩はかいていない。なぜか。本書を読んでいるとみえてくることがある。デモになれば、黒旗をかかげて我さきにと警察につっこんでゆく。ストライキになれば、まっさきに現場にとびこんで大乱闘。

秩序が崩れる。民衆の魂が爆発する。その行為そのものが表現になっていたのだ。日常が詩に転化する。

 しかしそんなアナキズムにも思想純化の波。運動かくあるべしと、言葉やふるまいに秩序がうまれてしまう。それが嫌になったのか。ダダカンは共産党に転じてしまう。

アナキズムよりも秩序にうるさい共産党。ダダカンはなにを思ったのか。それをきく間もなく一年あまりで逮捕。一九三一年に獄死してしまった。二十九歳。若いよ。

さて、そんなダダカンがいま生きていたら、なにをいうだろうか。地球の心棒に散弾銃をぶちこんで。変な思いつきだ! ビラを撒きたい。

 
 
 市立小樽文学館「アナキスト詩人 陀田勘助展」7/2~8/7 
 
2022.07.10
 

市立小樽文学館では、アナキスト詩人「陀田勘助展」を開催中です。

「陀田勘助・だだ・かんすけ」は大正・昭和時代前期の詩人、労働運動家です。

大正12年に松本淳三らと「鎖」を創刊、アナキズム詩人として活躍するが

のちに労働運動に専念。

昭和6年30歳の若さで亡くなっています。

本館では小林多喜二ら北海道出身の活動家とも直接、間接に関わってきた詩人の生涯を通し、大正・昭和初期の文学に少なからぬ影響をあたえたアナキズム文学の一端を紹介します。

開催期間:7月2日(土)~8月7日(日)

開館時間:9:30~17:00(入館16:30まで)

休館日・:毎週月曜日(7/18を除く)7月19・20日

会場・・:市立小樽文学館・無料展示スペース

問合せ・:市立小樽文学館・TEL・0134-32-2388