7月の参議院選挙を受けて、8月1日に召集された臨時国会。初当選した議員らが続々と登院した。その中には「さや」の名義で東京選挙区に出馬し、66万票以上を獲得し当選した塩入清香氏(43)の姿もあった。
参院選では14議席を獲得して大躍進した参政党。とりわけ大きな注目を集めたのが、塩入氏だ。最終日の演説では「私をみなさんの、みなさんのお母さんにしてくださーい!」と絶叫し、激戦区の東京で2位当選を果たした。
選挙期間中は白いジャケットやTシャツ姿が多かった塩入氏だが、初登院の服装は黒のパンツスーツに白のインナーと一変。理由を尋ねられると「より気持ちを引き締めるため」と答えていた。
ところが、新人議員らしい初々しさを見せた塩入氏だが、早速“ミス”もおかしていた。3日までに、議員会館内にある自身の議員事務室の前で「塩入清香」と書かれたネームプレートを笑顔で指差して記念撮影した写真をXに投稿していたのだ。
写真だけ見れば、新人議員の微笑ましい記念撮影に見えるのだが、セキュリティやプライバシー保護の観点から議員会館では、個別の部屋や会議室を除いて廊下などの共用部での撮影は禁止されている。
そのため、Xでは指摘が相次ぎ、塩入氏も問題に気づいたのか投稿を削除。しかし、Xでは当該写真をスクリーンショットしたものが拡散され、何の釈明もしていないことからこうした批判も。
《ルールを守れ》
《この調子で国会内を撮影したら、それこそセキュリティ上の大問題である》
《そういやあったよね【ルールを守る】とか言ってた政党》
塩入氏に議員会館内での写真撮影ならびに投稿削除について問い合わせたところ、下記の回答が寄せられた。
「撮影の件は申し訳なく思っており、以後は気を付けて参ります。ご指摘有難うございます。」
「昨年も衆院選挙後の11月に、初登院した自民党の福田かおる氏(40)と、同じく自民党の向山淳氏(41)の2人の新人議員が、撮影が禁止されている本会議場内でスマホで記念撮影をして厳重注意され、謝罪したことは記憶に新しいです。新人議員が浮かれて禁止エリアで記念撮影をするケースは今回が初めてではありませんが、ルールを作る側の議員にこそ、ルールの徹底が求められるのは当然でしょう」(全国紙政治部記者)
多くの有権者から信を託された塩入氏には、ぜひ”気持ちを引き締めて”緊張感を持って議員活動に臨んでいただきたい。
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