メッセンジャー投手なのに<自滅>した阪神

2018年05月10日 17時38分39秒 | 社会・文化・政治・経済
5月9日(水)巨人 vs. 阪神 8回戦

巨人は初回、岡本と亀井の連続適時打で幸先良く2点を先制する。
6回裏には、亀井のソロでリードを広げた。投げては、先発・吉川光が6回途中1失点で今季2勝目。その後は、澤村、マシソン、カミネロとつなぎ逃げ切った。
敗れた阪神は、打線がつながりを欠いた。

1回裏 岡本 ランナー1,2塁の3-0からレフトへのタイムリーヒットで巨人先制! 巨1-0神 1,2塁
1回裏 亀井 ランナー1,2塁の0-1からセンターへのタイムリーヒット 巨2-0神 1,2塁

5回表 梅野 1アウト2塁の0-1からセンターへタイムリーツーベース! 巨2-1神 2塁 巨 2 - 1 神
6回裏 亀井 3-1からライトスタンドへのホームラン 巨3-1神 巨 3 - 1 神
6イニング連続のランナーが出た阪神。
点には結びつかない。
これでは、巨人に勝てない。
再三の好機を生かせず自滅も同然。
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不妊手術 みんなが加担・後押し 

2018年05月10日 11時23分48秒 | 社会・文化・政治・経済
今、ある法律により被害を受けたと言う人たちが国を提訴する動きが相次いでいる。
人口抑制のため「不良な子孫の出生防止」を掲げて成立した旧優生保護法(昭和23年〜平成8年)。
1万6千人を超える“障害者”が不妊手術を強制されたが、全貌は明らかになっていない。番組では関係者を独自に取材。そこからは「社会のためになる」という国のかけ声のもと、社会に潜む“優生思想”を背景に強制手術が広がった実態が明らかになってきた。

“不妊手術を強いられた” 追跡・旧優生保護法
突然、子どもができない体にされたら、あなたはどうしますか?
70代の女性です。16歳の時、障害があるとされ、不妊手術を強いられたと明かしました。

被害を訴える女性
「それから苦しみが始まって、本当に不幸ですよ。幸せがあったのに。」

不良な子孫の出生防止を掲げ、平成8年まで続いた旧優生保護法。
知的障害や精神障害などを理由に不妊手術が強制されました。
その数は分かっているだけでも全国で1万6,000人を超えると見られています。
今、こうした人たちが国を相手に謝罪や補償を求め、裁判を起こし始めています。
なぜ、人権を踏みにじる事態が起きたのか。
社会全体が不妊手術を後押ししていた実態。
しかも、このままでは当事者の多くが救済されない現状も見えてきました。

被害を訴える男性

家庭が貧しく満足に学校に通えなかった飯塚さん。知能テストの点数が低かったため、中学生の時、軽度の知的障害とされました。
16歳のある日、飯塚さんは宮城県内の診療所に連れていかれました。何も告げられないまま麻酔をかけられ、卵管を縛る不妊手術が行われました。
その後、両親の会話から子どもを産めなくなった事実を知りました。

飯塚さんは20代で結婚しましたが、子どもができないことで次第に夫婦関係が悪化、離婚しました。
その後、30代で再婚しましたが、夫に手術の事実を告げると、家を出ていったといいます。
不妊手術がなければ、明るい家庭が築けたのではないか。50年余り、苦しみを抱え続けてきました。

不良な子孫を排除し、優良な遺伝子だけを残そうという優生思想。
人権をないがしろにした誤った思想をもとに、強制手術が始まったのです。
今から見れば、人権侵害といえる事態は、なぜ広がっていったのか。
当時の状況をよく知る宮城県の元職員に話を聞くことができました。
男性によると、障害者が入所する施設や病院だけでなく、地域ぐるみで障害が疑われる子どもがいないか積極的に探していたといいます。

どこが悪かといいますと、やはり本人の同意なしに、本人の意思なしに、強制的に手術をされてしまう。
そして子どもを産めない体にされてしまう。
まさに、ここに悪が凝縮されていると思います。
手術のことを家族や周りの人に言えなかったという人もいました。
さらに、自分が不妊手術を受けたということさえ分からない人もいたんです。
もう1つ大きいのが、社会が目を向けてこなかったということです。
国は国際的な批判を受けて、平成8年に法律をなくしました。
しかしこの時に、謝罪や救済ということは進まず、報道機関も含めて、社会がほとんどこの問題に注目せずに事実が埋まっていってしまったんです。

それは障害があったか疑わしい人まで手術が拡大していったということがあると思います。例えば、貧しくて学校に通えず知能テストの結果が悪かったり、非行を繰り返していたということだけで障害者とされていたということもありました。
実はVTRの飯塚さんも、最近になって医師から「知的障害はなかった」というふうに告げられています。
さらに、国が自治体に対して不妊手術を強制していたと、徹底するように進めていたということがあります。
違う手術だとだましたり、拘束したりしてもよいという通知まで出していました。
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