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目の異常が明らかとなった

2017年09月07日 08時26分30秒 | 創作欄
全く同じ結果は有り得ないはずであったが、元水は繰り返していまった。
身から出たサビである。
原因はいくつもあったが、結果としてそれを選択したのだ。
利根川の緑地公園には、意外と人影が見られた。
早朝といっても、高校生たちが登校する時間帯であった。
県立松風高校のグレーの制服は元水の次男が通っている一高の制服と似ていた。
学生たちは自転車通学で、川下の方角へ向かっていた。
対岸の小掘の丘陵の緑の木立が夏の色合いを含んでいた。
新緑を好む元水は生まれた夏を段々、嫌う心情になっていた。
利根川の光景を野球場のベンチに横たわり眺めていた。
柳の簾のような枝葉が朝陽を遮っていた。
風に枝が揺れ、木漏れ日が顔に注がれた。
それを避けようと顔を傾けた時、目の異常が明らかとなった。
蜘蛛の巣のような黒い影と細かい染みのような黒い斑点が浮かび上がったのだ。
眼球を動かすとその黒い影も移動した。
眼底が出血したのか?
それが失明の予兆なのであろうか?
「この利根川の光景も見おさめになるのだろうか」と不安に襲われた。
青空には、ひばりが何かを告げるように高く鳴き続け、カラスが仲間と集めるように飛び交い、西空にサギが二羽舞うように鳴きながら飛んでいく。
となりの緑地にも野球場があって、ベンチに座る夫婦連れと想われる高齢の人影が、犬にゴムボールを投げ取らせていた。
42歳にもなる元水は会社に不本意にも不倫が知られて、気まずい思いから休暇を取っていた。

三世界が三悪道

2017年09月07日 07時49分36秒 | 社会・文化・政治・経済
借金に追われれる日々は地獄界である。
いじめも地獄界。
足が踏まれた、肩が触れたと怒る世界は修羅界である。
夫婦喧嘩も家族の崩壊も修羅界である。
人が争う世界である。
何でも欲しがるのは餓鬼界である。
ブランド品を買い求めるのも餓鬼界の兆候。
見栄を張るのも同様。
この三世界が三悪道であり、人間の苦悩の世界および生命状態とする。

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「対テロ戦」に参加の元米兵 “心の戦争” 終わらず
元兵士の自殺者は一日平均で20人、自殺率は一般市民より21%高い……。
米退役軍人省は2016年、元兵士に関するそんな驚くべき数字を公表した。
“死”に至らずとも、近年ではアフガニスタン戦争やイラク戦争など「テロとの戦い」で心に深刻な傷を負った元兵士も少なくない。
彼らの心からは、今も戦争が消えないという。2001年9月11日の米国同時多発テロ、いわゆる「9.11」から16年。テロとの戦いに参加し、精神を破壊された元兵士たちの「心の戦争」を追った。(大矢英代/Yahoo!ニュース 特集編集部)

戦争は地獄界、修羅界、餓鬼界の三悪道。
仏法の深い智慧が説くとおり!

生命力とは何であるのか?

2017年09月07日 06時06分45秒 | 社会・文化・政治・経済
人間の生命力が低下している。
その表れの一つが自殺である。
動物は生存本能から自殺はしないだろう。
生命力とは何であるのか?
生き抜く力
戦う力
使命を果たす力
希望の力
幸福になる力
人は自他共の繁栄・幸福・喜びを求めているはず。
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仏法では、全ての人に共通する生命境涯を10種類に分けて説いている。
私たちは日々の暮らしの中で、喜んだり、悲しんだりする。
それは縁に従って刻一刻と自身の生命状態が変化していることを意味している。
仏法ではこの変化を、10種に分類している。
1)地獄界2)餓鬼界3)畜生界4)修羅界5)人界6)天界7)声聞界8)縁覚界9)菩薩界10)仏界
地獄界は何を見ても不幸に感じる苦しみ、恨みの世界。
餓鬼界は際限のない欲望の世界。
畜生界は理性や良心を忘れた世界、本能に従う<愚かさ>。
修羅界は他者と比べ勝るとする慢心の世界。
人界は人間らしい平穏な状態。理性の力が働いている世界。
天界は欲求が満たされている喜びの世界。
声聞界は仏の声を聞いて悟る世界。
縁覚界縁によって悟った世界
菩薩界は他者に尽くそうとする生命状態の世界
仏界は文字とおり仏の世界。最高の人間の生命状態。
仏の智慧を体現できる。
仏は外にあるものではなく、人間に内在するもの。
ゆえに成仏とは、内にあるものを開くとの意味である。

阪神不甲斐ない 2夜サヨナラ負け

2017年09月07日 05時16分22秒 | 日記・断片
阪神と広島の首位決戦をCSテレビで連日、観戦したが、広島の勝負強さに今更ながら、感嘆した。
77勝の内、逆転勝ちが実に36勝なのだ。
阪神と比べると足を使うし、打撃も攻撃的だ。
阪神選手の大半が、初球ストライクを意図も簡単に見逃している。
勝負に対する貪欲さが阪神には不足していた。
阪神はエラーもあった。
チャンスを必ずものにする広島とチャンスを逃す阪神の差は大きい。
投手もボールが先行し、ストライクを取りにいき打たれるパターンであった。
酒もまずくなった。
奮起を期待したい。