ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

U2 WITH OR WITHOUT YOU

2012-02-24 22:55:18 | 日記
アイスランドはなじみの薄い国だ。個人的には、フレドリック・フリドクリン監督の「春にして君を想う」という映画で、首都の

レイキャビックの様子や、やたらデカイアメリカ製の車が出ていたのが印象に残っている。最果ての厳しい地という感じはあまり

なく、おおらかさと人情味のある土地柄だったように覚えている。


 そんな面白さが背番号7の、ハンドスプリングスローに出ていた。どうしてスローインでわざわざ一回転するのかわからない

が、だんだん観客も喜ぶようになって、最後の方は大きな拍手が・・・・・。それを何故か増田のところへ行って、ヘディングで

クリヤーしていた。正直のところ増田で遠藤や長谷部の代役が務まるとは見ていて思えなかった。ミドルシュートが一本あった

くらいで、はやり遠藤のパスの正確さや全体を見渡す力には及ばないと思った。


 開始早々、前田がすぐに決めて楽になったものの、全体としては世界レベルの試合とは言えなかったと思う。本田や長谷部、李

忠成、長友や内田のいない日本代表ははやりつまらない。久しぶりに代表で見た、伊野波も以前の方がスピードがあった。柴崎は

日本代表として練習に参加しただけでも収穫はあったろう。遠藤のレベルにはすぐには無理だろうが、必ずや日本代表を牽引する

選手に成長してくれると信じている。


 アイスランドの音楽は知らないので、アイルランドで・・・・。むしろ緯度的には下のアイルランドの方が最果てというか、

辺境的な厳しさとパワーを持っているように感じる。1987年のU2のアルバム、「ヨシュア・トゥリー」から。









大迫  「先輩、どうでしたか?」

増田  「あのスローインね・・・・あれが面白くって・・・・」

大迫  「増田さんを狙ってましたよね!」

増田  「なんで俺のとこばかりに来たんだろう」

大迫  「彼もなんか感じてたんじゃないっすかね」

増田  「感じてた??」

大迫  「先輩、イケメンじゃないっすか・・・・」 

増田  「だから、何?」

大迫  「ほら・・・だから・・・・増田さんに見てもらいたくて彼はやったんですよ」

増田  「それはないよ・・・・でもお尻を何回か触られたような・・・・」

大迫  「そうでしょ!!先輩を見る眼がキラキラしてましたもん」

増田  「アイスランドリーグに移籍してみようかな」

大迫  「伊野波さん、クロアチアで失敗しましたね・・・・」

増田  「いやあ、彼じゃアイスランドでも同じだと思うよ」

大迫  「アフリカとかの方が・・・・・」

増田  「それ以上言わなくていいよ。言いたいことはわかる」



SOME DAY MY PRINCE WILL COME

2012-02-24 00:13:25 | 日記
昨日のマレーシア戦での大迫の怪我は頭で脳震盪だったようだ。本当に怪我が一番怖くて、バーレーン戦もあるし、リーグ戦の

開幕戦も遠くない。昨日の永井の動きを見る限り、大迫の先発はどう見ても妥当だった。永井は今あまり調子がよくないようだ。

大迫の動きは切れているし、いいコンディションを維持しているだけに、怪我で戦線離脱だけは避けて欲しいものだ。

原口は確かにゴールも決めたし、一点目でもうまくボールをキープしていたが、チーム全体から見ると彼の動きの質は、全体を

生かす動きかどうかはいまひとつ判断が難しい。

大迫はゴールが決まらなくても、うまくキーパーを引き出したりして、見えないところでゴールに貢献していた。原口のように

強引にドリブルで突破していく選手は絶対に必要だが、原口の動き全体に関してはまだまだ質を上げていく必要があると思う。


今日の東京新聞に、24日の長居陸上競技場で行われる、キリンチャレンジカップの日本代表に関しての記事が載っていた。

選ばれた増田は、「これを生かさないと次は呼ばれず、最後のチャンスだと思っている」と言う悲壮な覚悟を口にしたと言う

のだ。守備的MFは遠藤と長谷部が不動の存在となっているが、この二人を誰が脅かすのか?遠藤は怪我が多いので、26歳の

増田がポスト遠藤として期待されているという。アイルランド戦は長谷部が出られず、レッズの阿部も怪我のため、先発の可能性

もあるという。是非とも試合で結果を残して欲しいものだ。個人的には遠藤を脅かす才能は柴崎だと思う。










 ビル・エヴァンスの録音は、1959年12月。彼は、58年からマイルス・デイヴィス・サクステットの一員だった。この、

Some Day My Prince will Comeが入ったLPは、マイルスのもとを完全に離れたのちに作られた彼の第二作、「Portrait in

jazz」の中のB面のトップに置かれている。このアルバムにはAutumn Lievesが二種類のテイクで入っている。このアルバムの大

半は、スタンダード・ナンバーだが、彼らしい繊細さと品位を保った演奏は、現在聞いても魅力はあせない。


 マイルスの録音は、1961年。テナーサックスはジョン・コルトレーンだ。ジャズの歴史については良く知らないが、50年

代のハードバップから、60年代にかけてジャスのスタイルが大きく変わっていく時期だったらしい。マイルスはミュートをつけ

て、かすかに愛する人が現われる期待を吹く。「もしもピアノが弾けたなら」という曲があったが、トランペットでこういう感情

を表現できるのは素晴らしいことだ。