さしすせ総評☆(名古屋戦・A)

2014年05月11日 | 海外サッカー
この前勝って今度も勝つ


当たり前のことが嬉しかったですね。名古屋1-2ガンバ
正直先制するまでは「今日も勝てるのか?」「得点取れるのか?」など疑心暗鬼な気分が心を支配していましたし、今までのガンバの試合からして「勝ち点3」という希望もあくまで希望でしかなく、どちらに転んでもおかしくはない試合だったと思います。 この疑心暗鬼は暫く数試合続くでしょう。

この試合は徳島戦の流れを汲んだ先発メンバーで始まりました。復調の途上にある宇佐美、決定機に絡む働きが目立った二川、完封に貢献したCBの岩下・西野、ボランチは遠藤・今野の代表コンビ、そして不調のFWリンスに代えて倉田をシャドーの位置に配置しました。
大森・阿部というアクセントのつけられる若手は先発を入れ替える形で一方をジョーカー的に使う決断が為され今回先発は阿部ということになりましたね。

今までのチームと違い徳島、名古屋は中盤での特色が無いということでこの試合も開始からややガンバが支配する流れとなりました。 この戦いが鳥栖や鹿島や川崎あたりに出来ていればこの順位にはいないのでしょうけど、その分この試合も前節同様少し割り引いて評価しなければと感じました。

ただ、宇佐美というガンバで育ちガンバのサッカーを自然とこなせる選手が居ることで前線の流れが1つ2つだけでなくその先までも予測しながら動くムービングサッカーの兆しが見られたことが大きいと思います。

毎試合全員が等しく良いパフォーマンスでプレー出来ないのが現在の実情です。
この試合、宇佐美と二川、そして岩下は前節に劣るパフォーマンスであったと思いますが、遠藤・今野というバランサーはようやく安定し始めましたし阿部・大森という武器の使い分けが成功したことで少なくとも何れか(或は両名)が良い働きをする様になりました。
この両名に得点が生まれたということは遅まきながら戦術の形が見えてきた証であり、もう少し絞って言えばトップのターゲットにしていたリンスの代わりに倉田をシャドー位置に入れたことで何か詰まっていたモノが取れたかのように相手ゴール前でのスムーズなパス交換が出来るようになったということ。

但し、いくらゴール前迄良い連携で進めても依然誰がどう決めるかという設定が曖昧であり、直接得点の匂いがするプレーは取った2点を除けば2回くらいだったとい事実が次に取り組む課題になります。
そういう場面になるとリーグ随一の集中力を発揮するのですが、それ以外のチャンスに於いては相手DFに読まれ易い選択であったりシュートに持ち込めない(持ち込まない)結果に終わったりして結局は相手に流れを渡しカウンターを受けるという悪癖が何度も見られました。

宇佐美の交代自体は今日の試合に於いて賛成です。名古屋DFの疲労が見えてきていましたので佐藤投入で押し込むという作戦は成功したと感じます。
試合を決定づける得点を記録した大森は狙い通りのジョーカーぶりでしたし、守備陣も相手の拙い戦術に助けられながらも危険なポイントを押さえて何とか凌ぎきりました。


今見過ごしてはならないのは横浜M戦以降ポゼッションでありシュート数が相手を上回っていること。
セットプレーの数が断然多くなってきていること。

ポゼッションやシュート数はチームの状態や試合内容が上がってきた証ですが、ポゼッションできるのならもっとシュートチャンスがある筈ですし相手のシュート数も少なくできると思います。
そして今節も非常に多く獲得したCK等のセットプレー。 これについては今季の大きな課題だと思います。 決定率が異常に低く、被決定率が結構高いことがイライラ感を更に掻き立てますね。
一度チーム内でよく話し合い、キッカーを代えるなりバリエーションを増やすなりしなければ勿体ないだけのチャンスになってしまいます。今日も今野ばかりに合わせていて期待感が0でした。誰かが今野のような位置取りをしてみたり遠藤・二川の蹴り分けを試したりと・・・色々あると思うのですが。
そうすればもっと安心できる展開で試合終盤を迎えることが出来る筈ですよね。

あと決定機外し組: 宇佐美・佐藤・遠藤
普通なら流れ変わって負けてますよ? (相手の永井のフィニッシュクォリティにも助けられたが)

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さて、相手の名古屋についても。

このチームは強いと思ってます。 個々の能力については言うまでもなく、チームとしてのストロングポイントも幾つか持っています。
そういう意味では横浜Mあたりに似たスパイラルに陥っているのかも知れません。平均年齢も高く連戦に不安もありますし、何より今は西野監督の考えるサッカーが浸透していない印象を非常に感じます。
矢野がSBするほど怪我や離脱者も多いことも頭を悩ます状況でしょうね。ケネディ居たら今日は良くてドローだっただろうなと容易に思います。

何よりも一言で言えば中盤がなってないということ。 中盤に意志が感じられないとDFとの連携もズレていきますしそこを支配されると前線までボールを運ぶことが困難になり今日の試合の様に為り易いと思います。放り込みサッカーにシフトした後でも後方のDFは何度も蹴り込むのを躊躇い少しでも陣地を回復するプレーが目立ちましたが肝心の中盤がキープしきれず孤立するので結局前線にいくまでに引っかかってしまう連鎖が繰り返されました。

古豪と言える鹿島・横浜M・名古屋の今季は試合によってパフォーマンス(出来)に差があり過ぎですね。中断の間に充分な鍛錬と確認が出来れが優勝や上位に食い込むことは容易だと思いますがこのままの状況が続けばこの3チームは候補から外れると考えています。

でも、ここまで西野さんがどういうサッカーを名古屋でしたいのかが良く見えていません。名監督ですが1年で劇的には改革熟成など出来ないと思うので長い目というか3年スパンで体制を続ければ必ず結果は出てきますのでこれからも要警戒チームです。


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ガンバサッカーはどう変貌していくのか?

2014年05月08日 | ガンバ大阪
毎試合勝ちたいとは思ってる


チームに肩入れしていけばいくほど毎試合勝たないとテンションは下がりますし、負ければ何がそうさせると要因を知りたくなります。 反面、全試合勝てる訳もなく寧ろ引き分けたり負ける試合数の方が多いことも充分有り得ると悟っている自分も存在しています。

さて、ガンバには嘗て西野監督が年月をかけて熟成したサッカーがありました。過去形にするのも寂しいことですが、そのサッカーはそれまで関東中心にトレンドが流布していた日本のサッカーに於いて新風と旋風を送り込み、関西に大勢居る(或は何処に居住してもガンバが好きな人の)サッカーファンの心を躍らせ続けてきました。 
それは誇りでもあり、これが我が街のチームだと自慢にも感じるくらいセンセーショナルで面白いサッカーだったと思います。1点取って逃げ切るスタイルではなく、相手によって幾つかの基本戦術を併せ持つサッカーでもなく、ただただボールを保持し相手の陣形を崩し最終的には相手より多くの得点を取って勝つというシンプルで分かり易い概略を持つものでした。

同じ監督による長期政権であったので戦術は徹底されており幾人かの選手の入れ替わりはありましたがFWには中盤にフィットできるタイプ、DFには守備力よりもフィード力を求めるスカウティングに特化したのでチームの色や実力は良くも悪くも数年は維持することに成功しましたね。

でも、長谷川監督は「改革者」であると思っています。 少なくとも改革する意思は持ち合わせていると感じます。未だに中盤の骨子は残ったままであっても、フロント色が変わらなくても、わけのわからないマネージメント会社が幅を利かせても、監督の本心は「変化」を求めていると思います。
その証というか一番明瞭に見て取れるのが守備の構築に於ける考えと手法です。今までの2点取られても3点取るようにフィードを重視したデフェンスの作りとは明らかに違います。本気で毎試合完封するくらいに鉄壁且つ意欲的なデフェンスを模索している風に感じます。

となると? 攻撃の仕方も今までと同じでは結果が出ない事も納得できるのではないでしょうか。選手はまだ混乱している状況かも知れません。 守備に負担を多くとまでは言いませんが、過去とは違い取られても一顧だにせずという感覚から得点されることを良しとしないという守備を目指しているのに攻め方だけは昔と同じではチグハグな内容になっても致し方無い気がします。

過去が秀逸であればあるほどそのズレは大きく露呈することになります。 今がそうであると思います。遠藤・二川・明神・加地という過去と同じメンバーに加えその薫陶を受けたかのような倉田・阿部・今野等のメンバーがレギュラ-になっていますが過去と同じサッカーは出来ないし、今それに拘ることは正しいサッカーを放棄していくことにもなりかねません。
そしてそれを覆すピースの代表格が宇佐美という存在です。唯一無二の決め役が居る事でチーム全体に1つの安心感を植え付けることになり効率が良い球回しが可能になっていくのではと思います。

周囲からの様々なプレッシャーに苦戦する長谷川監督ですが試みも通してきています。
加地・米倉の怪我で先発を掴んだオ・ジェソクの頑張りは良い意味での想定外であったと思いますし彼のプレーは前述のガンバサッカーとは一線を画した質のものであると思います。昨季から使い続けている内田達には秘蔵っ子よろしく前への推進を求め続けている様に感じます。 DF岩下は勿論清水時代からの戦友でしょうし、丹羽や西野の抜擢も新しいサッカーを目指す上での起用であると考えています。

まだ実現していませんが、内田裕、井手口、小川。高木なども機会があれば使いたいと考えていると思います。 宇佐美や大森という存在も昔のガンバを踏襲してはいないと思いますし、そこに阿部・倉田あたりが影響を受けだすと非常に興味深いチームになっていくと思います。
明神や二川はそれだけでは足りないものを持っている筈ですし、遠藤・今野はボランチとして少なくとも今季はピッチの中央部分でバランスを取っていけば良いでしょう。

そうなるとよく解らなくなる存在がリンス・佐藤というFW陣になりますが、ここの解答はまだ出ていません。また、加地・米倉・岡崎という有望な選手達が戻ってきた時どの様な起用をしていくのかという懸案も残っています(こちらは贅沢な悩みでしょうが)。

名古屋、東京との戦いで掴んだキッカケをしっかりと形に出して欲しいです。勝てるサッカーは見えてきていますしメンバーが足りないわけでもないと思っています。
後は気持ち、気合、気迫だけは忘れずユニの裏に縫い付けて試合に臨んで貰えれば怖いものはありませんね。 間違いなさそうです♪


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ニアンの一言☆(徳島戦・H)

2014年05月07日 | 海外サッカー
【直前コンビニで333円のお釣りに暗示があったのか】



大抵はオフィスでスカパー観戦しているのですが試合前には必ず近くのコンビニで買い物をします。小腹が空いているからですが・・^^; 昨日は667円の買い物しましたのでお釣りが333円。ぉお☆これは何かの暗示か。


そして試合は3得点で今季3勝目の勝ち点3☆☆☆  リーグ3度目の完封と3づくめの試合となりました。

総評でも書きましたがある程度割り引かねば本当の評価が見えない試合、しかしファン(特に万博に駆け付けた方々)にとっては久しぶりに溜飲を下げた試合だったのではと思います。

それではニアンの一言お楽しみ下さい、MVPの選出が非常に難しかったですが、候補は東口、今野、二川、ジェソク、岩下、宇佐美の6名です。

GK東口:6.5
2-3回しかなかった危険な場面を全て渾身のプレーで防ぎました。マッチ勝敗のツボという意味では後半にあった掻き出しビッグプレーはMVPに値しますが今回は他に譲って頂きます。この良い感触を忘れず更に強固な壁になって欲しいです。

DFジェソク:6.5
3点目が決まってなかったらMVPにしようと思いましたが・・それでも試合全体で一番安定していたプレーヤーだと感じました。攻撃参加回数は元より守備にも手を抜かず頑張っていました。加地復帰でも簡単には代えて欲しくない有望な選手です。ゴールかアシストの結果が出れば押しも押されぬレギュラーであると思います。

DF西野:5.5
これが試合勘の無さなのか?若さなのか?序盤からいきなりパスミスでピンチを招いたりフィードが全く合わなかったりと少しやきもきさせました。途中からはフィットしていたので順応性は高い選手だと認識しました。

DF岩下:6.0
いきなりの打撲が熱いハートを静かに燃えさせたか?あれくらいの熱さが彼にはちょうど良い状態だと感じます。大事なところはカバーし時折強いヘディングで球を弾き返し、目の覚めるようなフィードも披露し終始安定していました。

DF藤春:6.0
久しぶりに躍動する藤春を見ました。使ってくれる二川、サポートしてくれる今野、受けてくれる宇佐美の3名が居たことでやるべき事が明確になったのが要因だと思います。シュートも毎試合打つようになってきたし完全復調を願う選手の一人です。

MF遠藤:5.5
マークが厳しくなかったので割と自由にプレー出来ていました。前線には何度も顔を出しましたしシュートもあり。後ろに下がって配給もあり。然し見える結果が出ないところにまだコンディションの遅れを感じます。彼が目立たず勝つということはチームのレベルが上がってきたとも言えるかも知れません。

MF今野:6.0
私は今日の彼は良かったと思います。代表では有り得ない位置でのプレーでしたが決定機、得点機にも絡み意識的に前へいくことによって大森、阿部、二川というウィングの選手達の動きを助ける潤滑油の役割をこなしていました。自信だよ。自信。

MF大森:6.0
孤高のドリブラーはやはり前で球を持つのが合ってます。好機に絡み前からの守備には先頭をきって貢献しその全てがフルダッシュとなれば途中交代もやむを得ません。ジェソクと共に毎試合計算できる大事なピースになりました。

MF二川:6.5
この試合のMVPに選出しました。得点機以外はフィットしていなかった感があると言えばそうですが年齢的にフル出場して完璧なプレーは元々望みません。1点目の繋ぎ、2点目の「これぞエロタッチ」というアシスト、3点目の「らしいアシスト」で全得点に絡んだ事はMVPに相応しいと判断しました。彼が仕事をすればガンバは負けない気がします。

FWリンス:5.0
残念ながら彼が交代するまでは堅い試合内容で何度も前線で流れを止めていたように感じました。惜しいシュートもありましたが未だに動きが大き過ぎ相手に読まれて準備される傾向があります。次節スタメン落ちもありそう。

FW宇佐美:6.0
今季初ゴールおめでとう、微妙な得点に見えましたが一旦外に開く動きからあそこに走り込めるスキルを持つ選手は他に居ません。それまでの時間と後半途中まで消えていた感もありましたが終盤再び盛り返して目立つあたりはこの試合一番嬉しかったことです。

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MF阿部:6.0
悔しい先発落ちもすぐに結果を出すあたりは運気も感じます。それでも現在チーム得点王。自分が期待された動きを理解しプレーしていました。昔のガンバならジョーカー扱いになるかもですが今なら再度先発で活躍できると思います。これを続ければという条件付きですが。

FW倉田:5.5
入って早々空回りが目立ちましたがこの試合でゴールできなければという危機感を持っていたと思われます。なんとしてでもというその貪欲さが彼に一番必要だったことであり結果が出てからの変貌を期待し見守りたいと思います。


HC長谷川:6.0
宇佐美を先発させフル出場させたこと、阿部の投入、遠藤と今野へのバランス面での指示は良かったと思います。首の皮2枚繋がった感じですが・・もう弱気や遠慮の采配はしないで積極的且つ冷静な采配を期待します。もう降格圏なんかに足を突っ込んではなりません。二度とあの位置にチームを誘ってはなりません。この2試合、ボールポゼッションやシュート数が相手を上回る好循環になりましたが他のチーム相手にこれからも同じく試合を運べる基礎を更に磨いて欲しいと思います。


まだまだサッカーが安定していないと思いますし、遠藤・今野の居ない試合もあるでしょう。良いサッカーをしているのにとは思わずに、良いサッカーが出来る筈だという思いと渇望を常に持って順位を上げていってもらいたいですね。



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さしすせ総評☆(徳島戦・H)

2014年05月06日 | 海外サッカー
今は勝つ事だけが一番の薬になる



あ、すいません。結構長々と書いたんですが・・ESCキー押してしまって・・全ておじゃん。涙 気力も視力も無いので簡潔にいきます。

3得点は今まで無かったし、完封も久しぶり。 宇佐美と倉田に待望の得点が生まれたし今野や東口が復調の兆しを見せた。交代選手が結果を出したしホームで連勝☆ 良いこと尽くめです♪ 

それでもスッキリできないのは何故?
相手が今最下位の徳島だから出来て当然? 他のJ1チームはこれほど自由にやらせてくれない? それでも75分まで引き分けも有り得るくらい徳島にも流れを与えてたから? 

正直に書くとこの試合、去年戦ったJ2での試合と同じ感覚がしました。 そしてサッカー自体はここまでの11試合とそんなに変わってはいない。 なのでこれからの戦いでも同じように勝てる気がしない。 そういう気持ちがあります。

良かった事は、宇佐美が90分出来たこと。 得点はよく見直さないと解り辛い微妙で高度なものでしたが90分使うことによってより試合感覚が回復したと思います。 事実前半序盤、後半は途中まで消えている様なイメージがありました。動き出しにまだ鈍さもありましたし、そこで交代していれば半端な復活になっていたと思います。 フルで使ったからこそ再び自信も戻り良いプレーが幾つか出せたので次からの試合にも期待が出来そうです。

ジェソクは安定した成長をしていますし、大森も額面通りの活躍をしました。今、この2人は数少ない好不調の波が無い選手だと思いますしこれからも期待できますね。

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徳島に関しては、ここ数試合粘りの守備が形になっていただけに幾人かメンバーを変えたことが良くない方向に影響を与えたと感じました。 それでも最後のところでは頑張っていましたし後半はピンポイントプレスによって自分達の時間もつくれました。
相手GKのセーブに防がれ再び流れを渡すことになりましたがそこで決めていれば90分まで引き分けも有り得る戦いになっていたと思います。ただ、試合全体として中盤を完全に支配されましたし、そこからの守備が機能していなかったので更に苦しい戦いになったと思います。
ドゥグラス・津田以外に目立った選手が居なかったので連戦後も選手起用に悩むことになるかも知れません。 プレスや組織だったDFも90分続けるくらいにならないと接戦はあっても勝ち点に繋がっていかない試合を余儀なくされる危険性はあります。

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兎に角、勝ちこそ特効薬という意味ではホっと安堵するような試合ではありました。


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持っているモノを生かす布陣を希望

2014年05月06日 | 海外サッカー
問題点は充分露わになっている



攻撃陣については無論のこと、中盤からDF陣、そしてGKまでこの11試合で悪いところは程度の差こそあれ大方出揃ったと思います。 正しいサッカーをする為には正しい選手の使い方も大事だと思います。

11試合と言えばシーズンの約3分の1が消化したことになります。 そこで降格圏に居るということは高い確率で降格することになると言って良いと思います。ここで予想するなら14-17位とするのが妥当であり、そうなると降格する確率は50%という計算になりますね。 つまりJ1に残留するには相当の変革と頑張りが必要だと思います。

ガンバの選手にも其々特徴があります。ここまで毎試合先発メンバーやポジションが違うという選択が示すように起用する側にも迷いが見られますので、何を基準に選手をピッチに送り出すかを考えないといつまで経っても負の連鎖は止められない気がします。

宇佐美が復帰しています。ここ2試合敵味方も疲労してシステムが維持できていない状況で途中出場しましたが案の定チャンスに恵まれず、また自らチャンスを作り出すほどの動きも出来ず形骸的な試運転という印象しか持てませんでした。
宇佐美に関しては2列目がベストだと何度も書いてきましたが、今日の試合に於いては先発FWとして起用すべきかと思います。そしてその相方は必ず大森を起用して貰いたい。 宇佐美との阿吽の呼吸があるとすれば今季初の組み合わせと言えどもある程度の化学反応は起こせそうですし、大森のドリブルは後ろ(守り)で使うには危なすぎます。
カウンター受けて長い距離を走らせ間一髪でクリアする守備力は高いですが自分が持ってしまうと無理にでも反転ドリブルする傾向があるので後ろでキープさせる形ではJ1では危険です。

ボランチはW杯も見越して遠藤・今野を使う選択しかないと考えれば2列目の選手起用が大事になってきます。宇佐美・大森で2トップ組ませるなら左に倉田、右に阿部というのが現況に於けるセオリーですが、ガンバのサッカーだと狭い地域での楔打ちになってしまいます。 そして倉田・阿部・宇佐美・大森はその狭い展開を好む傾向にあります。
問題は、それが相手チームには読まれていてJ1レベルからしたらそこを防ぐことはそれほど難しくないこと。 楔はある程度距離を保って前から後ろから人が動いて連動する形が好ましいと思います。 顕著なのが今の川崎Fです。狭いようで実は距離に余裕があります。相手からしたら最初は厳しくプレスにいっても何度も壁・楔から左右上下に展開されるうちに照準が合わなくなってきて1プレ-1プレーが甘くなっていく。

ただ狭いところを通すだけでは読まれますし次の準備も出来ていないのでボールロストの要因になるだけだと思います。

そこで2列目には自ら時間かけずに動いていける選手を使いたい。ここでは左に内田裕、右にリンスをお勧めします。内田裕はサイドを縦に走り抜ける利点がありますしリンスはトップで張るよりサイドからフリーで突っ込ませる方が良い結果が出ると思います。

そうなると左右のサイドの守備が少し手薄になりますがジェソク・藤春という広範囲で動ける選手の頑張りによってある程度は押し返せると思います。 少なくとも徳島戦ではそうなると考えます。

CB2枚は4人の候補の中から誰をもっていっても現在と変わりはないように思うのでコンディションの良い選手優先で起用して貰いたいですね。後ろで出しどころ探して回すのは序盤かリードしている時だけで充分です。 その為には前にバリエーションのある動きが出来る選手を置くことが必須です。

               
              宇佐美    大森

    内田裕                        リンス

              遠藤      今野

 藤春                              ジェソク
             岩下        西野

                   河田


チームの決め事もあるでしょうけど、選手は持てる特徴を存分に出して欲しいと思います。
大森は徹底的に前で掻き回す。
宇佐美はここ一番で決定的な仕事をする。
内田裕、リンスは縦に深く。
遠藤、今野はバランス重視。
藤春、ジェソクはスピードと思い切りの良さとスタミナで。
西野、岩下は高さとカバー。
河田はキーパーとしての総合力の高さで。

途中からは二川、内田達、佐藤、倉田を状況にしっかり合わせて投入してほしい。



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