代表発表前に(あれこれ)

2014年05月11日 | ガンバ大阪
W杯はやっぱり良い成績を望みたい


勿論そう思います。 4年に1度の世界最大の祭典となれば内容より結果だと私は思ってます。どんな戦い方であろうとも出来るだけ先のステージに進むこと。過去の最高成績がベスト16であればベスト8以上、欲を言えばその先まで是非進んで貰いたいと言うのが本音です。
優勝したり、何回かベスト4や決勝にいけば次の大会で内容も併せて問うことになるでしょう。その為に1番大切なのはチームコンディションであり一体感・連帯感であります。国の期待を一身に背負い戦って勝ち進むには並のチーム状況では不可能ですし、戦う相手も全てが同じメンタルを持っている筈の国々です。

明日、メンバーが発表されます。何も驚きは無いと思いますので特に予想はしません。そして選ばれるであろうメンバーには是非200%の力を出し切って頑張って欲しいですね。
ただ、ほぼ間違いなく当たる危惧ですが、代わり映えしない仲良しチームになるのではないかと思ってます。
全員が其々の意志で以て同じベクトルに向かうことは大賛成ですがどうしても一部の中心選手ありきの連合体になると今の日本の実力では勝ち抜くことは難しいと思います。

グループ予選も隔大会で突破したり敗退したりしていますが、それにはそれなりの理由があると思います。一部選手がリードして他が追従するだけの大会では特に結果が出ていません。そして今回もその匂いがします。
言わばこれまでは毎回同じようなチーム形態だったのですが2002,2010年には実質裏方としてベテランの力を借りてチームを鼓舞していくという手法で予選突破を果たしています。

だから今回もそうすれば良いとは思いません。 それで効果があったとしてもやはり結果として予選突破止まりになるのでは?と考えるからです。 世界のライバル達も国を背負った気迫と鍛錬をして対峙してくるわけですから。

かと言って今更特効薬も無いし、やってきた事で臨んでいくしかないですね。
でも、チームに効果を与え仲良しクラブだけに終わらせない刺激という意味では方策が無いわけではないと思ってます。ベテランとは言え今も一線級の選手を抜擢すること。その選手は裏方ではありません。チーム内での競争を引き起こすだけの実力を持つ選手であるべきです。 そしてその選手は練習であろうと試合であろうと自らの意志で気付き動ける選手であることが条件です。 その話は次で☆

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さて、どの選手に一番期待するか?と問われたら。
それはGKに決まっています。 GKは余程のことがない限り同じ選手が1大会全ての試合に出場します。今の状況なら川島になるでしょう。
彼が当たりまくって1点も与えなければどうなるでしょう? 少なくとも予選で日本が1点取れば突破の可能性が非常に高くなります。 なので特定の選手と聞かれればGKという答えを私は持っています。

今までの大会の日本の得点を見ていきましょう。

フランス大会   1点
日韓共催大会   5点
ドイツ大会    2点
南アフリカ大会  4点


一番怖いのが無得点に終わることですね・・・いくら日本が無失点で切り抜けても勝ち点3ではGPリーグ突破の可能性は20%くらいとなります。
ただ、上のデータを見ると1大会3点は取るということになっています。 なので最低3点は取れるとすれば無失点を続ける限り予選3試合で1点取ればGPリーグ突破はほぼ確実ですし、トーナメントになれば最悪0点でも勝ち抜けることは可能です。
1-0を続ければベスト4も見えますし、PK戦を考慮すれば一気に優勝さえ可能であるということですね♪ なので点が取れずに面白くない内容でも特定の選手が最高のパフォーマンスをすると定義すればそれはGKが一番好ましいんだと思います☆


まあ、取りとめのない話でしたが勝ち抜けるチームになって欲しいということです。
その為には単なる仲良しクラブではなく、全員が対等でありライバルでもある緊張感を持った連合体になって欲しいと思います。 その為に必要なピースはある筈です。(それを私はサプライズとは呼びませんが)


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ニアンの一言☆(名古屋戦・A)

2014年05月11日 | ガンバ大阪
【暑くなったらドリブラー】



名古屋1-2ガンバ  ようやく今季初の連勝となりました。これだけ待たされたのだからいけるとこまでこのまま伸ばしてほしいです。

試合の印象として、「取れそうになかった得点が取れてからは、取れそうなのに取れなかった」と感じました。サッカーはやはり90分で見るスポーツですね。取れるところを逃した点は必ず修正しなければなりません。小さなミスを無くす事と集中力の継続以外にその方法は無いと思います。(シュート練習なんてプロにとっては当たり前です)

逆に取られてもおかしくなかった場面も2-3度ありましたが、これは集中出来ていた守備と相手の技術不足に助けられました。 取られた1点は取られなくてもよい点だったと思います。

それでは今回も評価が難しいニアンの一言を暑さに負けずお楽しみ下さい。MVP候補は、遠藤・阿部・大森・倉田です。

GK東口:6.0
ビッグプレーは無かったですが安定した動きと正確なロングフィードでチームを助け時間も稼ぎました。現在代表候補第4の男ですが選ばれたら我々ファンにとっても誇りです。

DFジェソク:6.0
今日も攻撃的な動きは健在で何度も裏を取る姿勢が見られました。生憎得点は全て逆サイドからでしたが勝利に貢献していたと思います。 勢い余って躱される場面、守備で少し慌てるシーンがありましたが、そこは加地さんの貫禄を見習えば落ち着いて対応できると思います。

DF西野:5.5
あの男、トゥーリオに対峙した場面以外は判断も良く相手を出来るだけ遠くに追いやっていました。永井には慌てる場面を幾つかありましたが、トゥーリオとの競り合い含め良い学習になったと信じます。

DF岩下:5.5
バットマン状態でしたがプレーではそれほど目立つことはありませんでした。怪我を考えれば充分役割はこなしたと思います。熱さも丁度良いくらいでバランスも良かったですね。

DF藤春:5.5
宇佐美・今野が居ると相当プレーし易そうに感じます。大人しめでしたが何度もサイド奥深く侵入し今回は繋ぎ役に徹していたように感じます。あと一歩勇気あるプレー出来ればもう1点入っていたように思います。

MF今野:6.0
遠藤とのコンビはバランス・落ち着きに深みが増してきて頼もしくなりました。この2試合意識的にサイド奥への侵入を試みていることは好材料だと思ってます。 でも・・W杯ではCBなんですよね?

MF遠藤:6.0
貫禄の2アシストは同じような展開と球筋ということで相手の弱点をゲーム中に見切る特性がよく出ていました。プレッシャーが無いと活躍できるという事実をこの2戦通して証明しました。MVP級ですがセットプレーが悉く失敗に終わったので今回は外しました。

MF二川:5.0
2試合続けての先発ですが今回は余り目立てませんでした。相手のレベルが違ったと言えばそうですが、暑さに消耗した最初の選手だったように思います。それでも守備はサボらず頑張っていたので勝利にも貢献したと思います。

MF阿部:6.5
2戦連発と調子も上がりまるでストライカーのような成績ですがそのうち3つがミドルですのでやはり2列目から仕留めるタイプの選手だと思います。守備にも奮闘し最後までスプリントを見せて相手の反撃を抑えたことはMVP級ですが今回は譲って頂きたいと思います。

FW倉田:6.0
打つ、打つ、シュートを良く打ちました。この試合に於いて自分の中で課した命題であったのでしょう。それによってリズムが生まれたことも確かですし決定的な仕事もしました。まだ少しミスも散見でき、プレッシングも甘い部分がありますので次に期待します。

FW宇佐美:5.5
二川と共に暑さで消耗した選手。二川の場合年齢であり、君の場合はやはりまだ試合勘が戻っていないということでしょう。無理に仕掛けてボールロストすること数回、倉田のシュート連発にて差引0となり大事にはなりませんでしたがそろそろ満開宇佐美を見せてくれるでしょう。イージーなシュートミスもありましたが実質アシストとなったヒールパスはセンスを感じさせこの試合の重要な場面となりました。

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MF大森:6.5
この試合のMVPに選出しました。抜き抜きのゴールは勿論ですが、先制点奪った後相手に流れがいきかけた時間にハードワークをしてチームのポゼッションを引き戻しました。何度も好機を演出し時間も稼ぎ、特に佐藤が入ってからは連携も良くなり途中出場ながら一番目立った選手と映りました。2点ではまだ少ない。暑い季節はドリブラーの季節です☆

FW佐藤:6.0
ポストに当てたあのシュートが未だ迷っている証ですがその他のプレーはパーフェクトに出来ていたと思います。監督の意図に近いプレーをしたと思いますし少しですが復調のキッカケになる試合だったと思います。

DF丹羽:5.0
短い時間でしたしボールタッチも1回?くらいでしたので評価難しいですが結果としてクローザーになりました。西野の心理的負担は少し取り除けた交代だったと思います。先発外れていますが精進していれば必ず戻れます。


HC長谷川:6.0
阿部と大森の使い方が良くなってきたように思います。これに倉田と宇佐美が順応すれば負けないサッカーは出来ると感じます。暑い気温と日差しを見越して大森を温存しておいたのなら良い采配であったと思います。佐藤もトゥーリオが前線に出てしまっている名古屋なら正解の選択でした。


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さしすせ総評☆(名古屋戦・A)

2014年05月11日 | 海外サッカー
この前勝って今度も勝つ


当たり前のことが嬉しかったですね。名古屋1-2ガンバ
正直先制するまでは「今日も勝てるのか?」「得点取れるのか?」など疑心暗鬼な気分が心を支配していましたし、今までのガンバの試合からして「勝ち点3」という希望もあくまで希望でしかなく、どちらに転んでもおかしくはない試合だったと思います。 この疑心暗鬼は暫く数試合続くでしょう。

この試合は徳島戦の流れを汲んだ先発メンバーで始まりました。復調の途上にある宇佐美、決定機に絡む働きが目立った二川、完封に貢献したCBの岩下・西野、ボランチは遠藤・今野の代表コンビ、そして不調のFWリンスに代えて倉田をシャドーの位置に配置しました。
大森・阿部というアクセントのつけられる若手は先発を入れ替える形で一方をジョーカー的に使う決断が為され今回先発は阿部ということになりましたね。

今までのチームと違い徳島、名古屋は中盤での特色が無いということでこの試合も開始からややガンバが支配する流れとなりました。 この戦いが鳥栖や鹿島や川崎あたりに出来ていればこの順位にはいないのでしょうけど、その分この試合も前節同様少し割り引いて評価しなければと感じました。

ただ、宇佐美というガンバで育ちガンバのサッカーを自然とこなせる選手が居ることで前線の流れが1つ2つだけでなくその先までも予測しながら動くムービングサッカーの兆しが見られたことが大きいと思います。

毎試合全員が等しく良いパフォーマンスでプレー出来ないのが現在の実情です。
この試合、宇佐美と二川、そして岩下は前節に劣るパフォーマンスであったと思いますが、遠藤・今野というバランサーはようやく安定し始めましたし阿部・大森という武器の使い分けが成功したことで少なくとも何れか(或は両名)が良い働きをする様になりました。
この両名に得点が生まれたということは遅まきながら戦術の形が見えてきた証であり、もう少し絞って言えばトップのターゲットにしていたリンスの代わりに倉田をシャドー位置に入れたことで何か詰まっていたモノが取れたかのように相手ゴール前でのスムーズなパス交換が出来るようになったということ。

但し、いくらゴール前迄良い連携で進めても依然誰がどう決めるかという設定が曖昧であり、直接得点の匂いがするプレーは取った2点を除けば2回くらいだったとい事実が次に取り組む課題になります。
そういう場面になるとリーグ随一の集中力を発揮するのですが、それ以外のチャンスに於いては相手DFに読まれ易い選択であったりシュートに持ち込めない(持ち込まない)結果に終わったりして結局は相手に流れを渡しカウンターを受けるという悪癖が何度も見られました。

宇佐美の交代自体は今日の試合に於いて賛成です。名古屋DFの疲労が見えてきていましたので佐藤投入で押し込むという作戦は成功したと感じます。
試合を決定づける得点を記録した大森は狙い通りのジョーカーぶりでしたし、守備陣も相手の拙い戦術に助けられながらも危険なポイントを押さえて何とか凌ぎきりました。


今見過ごしてはならないのは横浜M戦以降ポゼッションでありシュート数が相手を上回っていること。
セットプレーの数が断然多くなってきていること。

ポゼッションやシュート数はチームの状態や試合内容が上がってきた証ですが、ポゼッションできるのならもっとシュートチャンスがある筈ですし相手のシュート数も少なくできると思います。
そして今節も非常に多く獲得したCK等のセットプレー。 これについては今季の大きな課題だと思います。 決定率が異常に低く、被決定率が結構高いことがイライラ感を更に掻き立てますね。
一度チーム内でよく話し合い、キッカーを代えるなりバリエーションを増やすなりしなければ勿体ないだけのチャンスになってしまいます。今日も今野ばかりに合わせていて期待感が0でした。誰かが今野のような位置取りをしてみたり遠藤・二川の蹴り分けを試したりと・・・色々あると思うのですが。
そうすればもっと安心できる展開で試合終盤を迎えることが出来る筈ですよね。

あと決定機外し組: 宇佐美・佐藤・遠藤
普通なら流れ変わって負けてますよ? (相手の永井のフィニッシュクォリティにも助けられたが)

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さて、相手の名古屋についても。

このチームは強いと思ってます。 個々の能力については言うまでもなく、チームとしてのストロングポイントも幾つか持っています。
そういう意味では横浜Mあたりに似たスパイラルに陥っているのかも知れません。平均年齢も高く連戦に不安もありますし、何より今は西野監督の考えるサッカーが浸透していない印象を非常に感じます。
矢野がSBするほど怪我や離脱者も多いことも頭を悩ます状況でしょうね。ケネディ居たら今日は良くてドローだっただろうなと容易に思います。

何よりも一言で言えば中盤がなってないということ。 中盤に意志が感じられないとDFとの連携もズレていきますしそこを支配されると前線までボールを運ぶことが困難になり今日の試合の様に為り易いと思います。放り込みサッカーにシフトした後でも後方のDFは何度も蹴り込むのを躊躇い少しでも陣地を回復するプレーが目立ちましたが肝心の中盤がキープしきれず孤立するので結局前線にいくまでに引っかかってしまう連鎖が繰り返されました。

古豪と言える鹿島・横浜M・名古屋の今季は試合によってパフォーマンス(出来)に差があり過ぎですね。中断の間に充分な鍛錬と確認が出来れが優勝や上位に食い込むことは容易だと思いますがこのままの状況が続けばこの3チームは候補から外れると考えています。

でも、ここまで西野さんがどういうサッカーを名古屋でしたいのかが良く見えていません。名監督ですが1年で劇的には改革熟成など出来ないと思うので長い目というか3年スパンで体制を続ければ必ず結果は出てきますのでこれからも要警戒チームです。


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