影響する欠場は木村かパウリーニョか?

2012年06月27日 | ガンバ大阪
試合直前にGK木村、FWパウリーニョの負傷欠場ニュースがありました。



物事に変化や修正、不測の事態はつきものです。
今日の試合で言えばGK木村、そしてFWパウリーニョの欠場がそれです。 勿論ここ数試合チームの中心として守りに攻めに良いアクセントをつけていた2人を失うことは大きな戦力ダウンですが逆に言えばどれだけ控えの選手が危機感と目的意識をもって準備してきたかを確認できる場でもあります。当然選手にとっては自身をアピールできる場面でもあります。
2人とも同じくらいチームの状態に影響する選手です。 ここでは代役の予想も含めてその辺りを見てみたいと思います。

GK木村:
言うまでもなく藤ヶ谷の不振と馴染まないフィット感からACLという場でもって抜擢され長い間の下積みから正GKとしてやっと花を咲かしてきた苦労人、本人の悔しさは想像するに余りあります。
失点も彼だけの功績ではありませんがチームとして明らかに減って前の試合ではJ初勝利&完封に貢献しました。
今のガンバは彼に対してどのようなスタイルで組織つくりをしてきたのでしょうか?
答えは多分、GKに合すのではなく本来のスタイル+修正+新メンバー(今野など)のようやく出てきたフィット感でもって組織が構築されているので木村に対しては守備範囲と集中力、そして時々ビッグセーブを担わしていると考えます。

代役はほぼ間違いなく藤ヶ谷。
最近の控え生活で彼のメンタルがどこまで強くアグレッシブになっているかが焦点です。 何故ならば今のガンバ守備陣にとってのGKは時折のビッグセーブと集中力だと思うからです。
ビッグセーブは藤ヶ谷も今まで幾つかしてきましたので木村にそれほど見劣りはしないですが(PKは除く・・PKきたらいやだなぁ)、集中力とポジション取りに関してはどう変化したかは不明です。 是非これも最後のチャンスと思って確変してほしいですね。
意表を衝いて武田洋平とかだったらそれも面白く期待して試合をみれますが。 なんせ高さの名古屋に190cmは充分対抗できますので。


FWパウリーニョ:
ここんところ異常な数のシュートを打ちまくってチームの攻撃リズムを牽引してきただけにこれも大いに影響あります。
結局入ったのはシュートしなかったオウンゴールだけでしたが・・・これもサッカー☆
大事なのは相手の予測を外した位置に入ったりシュートを打ったりする特性です。 これが相手の反撃を1歩遅らせ守りにも再度の攻撃にもリズムを加えていました。

代役候補は 阿部、イスンヨル、佐々木(いるのかな?)、大森、そしてまさかのラフィーニャ。
スートを打ってリズムをという点では多分、佐々木かなと思います。 次いで阿部。
スペースに入るという点では阿部、そして佐々木。
大森は博打に近い選択ですし、今更ラフィーニャもガンバとその首脳の考えからして先ず有り得ません。
イスンヨルの選択は面白いと思います。 彼の本当の能力というものを見極めるチャンスでもあります。 先発させることでそれは可能です。
レアンドロが加入しても残さざるを得ない選手ならここで使うことは決して損な選択ではありません。 プレーに関しては不明です。
いっそ、ラフィーかスンヨルどっちを残すの?選択をこの2試合で試すこともありかとは思いますが。

でも、現実的にここは阿部だと思います。 彼の思い切りと成長度を披露するに名古屋・柏は文句ない相手だと思います。
飛び出し、追い回し、セットプレー、一皮剥ければレギュラークラスですので楽しみでもあります。
また阿部、佐々木とも似たタイプと捉えますし両名ともスーパーサブとしても力の増減なくプレーできるので途中交代も視野に入れれます。

ただ、名古屋戦に限っては佐藤の起用に少し不安を覚えます。 つまり、過去の試合を見てもJで屈指の高さ・強さを備えるDF(CB)を持つチームにはすんなり抑えられてしまっているからです。
寧ろ、前半は阿部、佐々木の2トップ、或いは中盤に遠藤・明神・武井・二川を披露し得点力のある「倉田」を2トップの一角にもっていくのはどうだろうか?と考えます。

どうせ今季、今までもピンチ・ピンチ・非常事態の連続という感覚が多少なりともあります。
2人の欠場は事実痛いところですが今更それに慌てず寧ろ違う形での躍進を期待するくらいの度量は今のサポ・ファンにはあるのではないですか?♪
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名古屋戦を展望し戦術を断じる

2012年06月26日 | ガンバ大阪
それでは名古屋とどう戦うかをお楽しみ下さい。


名古屋の布陣として4-3-3の基本形、そして終盤等リードしていれば3バックに(実質5バック?)にシフトし逃げ切ろうと画策するとみています。
ダニルソンがアンカー的(ワンボランチ)に入るかCBでくるかは未定ですが一応先の磐田戦をベースに考えてみます。



            ケネディ
  金崎                   永井

      藤本淳         小川

             田口

 阿部                     田中隼
        闘莉王     ダニルソン


             楢崎


こんな感じでしょうか。 フォーメーション談義についてはこれまでも執拗にやってきたので其々の詳細はシステムの奴隷時(笑)の過去ブログでご確認ください。

4-3-3は4-3-3です。 ただ名古屋のそれの特徴は割と横一線の相互プレーヤーは並びたがる傾向にあるということです。それだけにボールが入った時は一気の連携から危ない場面を作られやすいということです。
同時に攻撃として高さ、強さを生かしてロングボールを多用してくる傾向もあります。 そう、ケネディや決め所(プレースキック)では闘莉王や増川がターゲットです。
守りでも4枚が並んだりボール方向に集まる傾向があります。

当然、そこが突き処となります☆

中盤から前線3枚へパスがいく時! その間に人を常に配置し相手パスの受け手の前でカットして配置した間人を経由し前線へ一気に攻めDF陣形が絞れていない間にシュート。まぁ直近では鹿島の興梠の得点が例ですね。

相手のロングパスが出された時!  ほぼそれはケネディであるので彼の前後或いは後ろ&斜め後ろでカットし勢い出た相手二列目の裏へボールを運び横並びのまま動きの良くない相手DFの間を通してシュート。 これは同じく鹿島の本山の得点が例。

セットプレーやペナルティエリア内の時!  何故かボックス(四角)形のような守備状態になるので2名の人数が縦に連携するだけでチャンスとなりシュート。  仙台の梁、菅井?のゴール等。

名古屋というチームは攻撃も大きく強いものがありますが同じく配置や守備も良い意味でバラけない、言い換えると位置がハッキリしているという点が攻める側にとってアタックポイントになるということです。

マークする選手。
連続ゴールで乗っている永井や藤本、そして高さのケネディも警戒せねばなりませんが私は小川が鍵を握ると考えてます。
目立つようで目立たない危険なプレーと位置取りをする選手ですので良くその動向をチームとして見ておかないとビッグチャンスを何度かつくられると思います。

永井選手のスピードはフリーにさえせず、しても前に人が居るようにすれば技術(シュート技術ではありません)は然程ないので脅威とまでは成りません。
藤本も90分通してはムラがあり守備には向いていません。
金崎の切込みは確かに脅威ですがそこまで余裕(他の選手がゴール前まで詰めれるくらいの)あるボールが通らない限り跳ね返せると思います。 そこが小川からのクロスパスを警戒する所以です。
ケネディは・・そろそろ抑えようよ。 ノウハウはうちだけでなく他チームにも浸透してるとは思うけど。
先にも少し書きましたが2名でケアすることが大事です。前3人距離取りますのでそれは可能だと考えます。
間違ってもケネディにターンして抜かれるようなザルは・・もうないと信じたいですがね^^


ガンバのキーマンは明瞭ですね。
永井や小川の出番を封じ、スピードにも対抗できるという意味では藤春です。
また、金崎のフェイント・ドリブルを遠くに追いやる役目は内田です。
守りでは両サイドが大事ということですね。

中央はタレントも数も相手陣形との相性も間違いなく良いと思いますので先ず先制点から集中して勝ち切って貰いたいと思います♪


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いい加減名古屋を放置できないよね。

2012年06月26日 | ガンバ大阪
もうどれくらい名古屋に勝っていない?



そう、つまり・・・
どのくらい名古屋にやられっぱなしなの?  ということ。
引き分け挟んで6連敗くらいいてるんじゃないかな。   この事実、許せる?許容できる?
放置、できないですよね?♪  

なんか記憶として天皇杯決勝でボコって以来ありません。 あの時は名古屋の夢を確かに砕いた。 そして名古屋はそれも糧にリーグ優勝なども果たした。

その後は好き放題に蹂躙されて・・・ 去年も一昨年もその前も、言わば名古屋を叩いておけばリーグ優勝の可能性も高かったんだと思うと、我々の目標も彼等によって砕かれ続けているのが現状です。

そろそろいいんじゃない?その呪縛から自らを解き放つ時が来たのではないですか?どうですか?☆

戦術、展望については後にしっかりやりますが、先ずは心持の面。

確かにチームは極度の不振で裏天王山なるものに対する危機感もあり快勝しましたが、同じ轍を踏むわけにはいかないこのタイミングで名古屋・柏が相手ということは不安でもあり逆に気合入るんではないかと思います。

札幌戦の数倍の気合、そしてプレー精度と根気と集中力が必要なのは言うまでもありません。
其のあたりは、控え選手も含め練習で絶対に見えているはずです。いくら隠しても燃えたぎる心は湧き出ます。

ここ数日練習見学された方には是非その辺りご報告いただければ嬉しいですね。
宜しく☆


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GKの威力を思う(EUROより)

2012年06月25日 | 海外サッカー
イタリアがPK戦の末4強進出!


ブッフォンはやはりブッフォンですね。


今更GKの大切さに気付いたわけではないけれど、湯水のように失点を繰り返す我がチームを顧みるにやはりスーパーGKの存在は有難いものだなぁと再認識しました。

これはガンバだけでなく少なくともJ全体にも同様に言えることです。

EURO準々決勝イタリア-イングランド戦は120分でもスコアレス、ようやくPK戦にて決着しました。両チームの選手全て讃えられて良い戦いですし両GKも素晴らしかった。 でも、特にやはりイタリアGKのブッフォンは役者が違う。
ゲーム開始すぐのイングランドのチャンスを左手1本で防いだプレーは超スーパープレー☆今世紀10指に数えられるほどの重要なプレーでした。
あれに手を出すだけでも5人に1人、その中で更に当てるだけでもできるのは5人に1人、更にその中で当てても体勢を乱さず(つまりこけないで)いられるのは5人に1人、更に更に弾いたボールをコントロールして腕と胸に収められるのは・・・もう天文学的に遭遇できないプレーでした。
当ててもすぐ尻もちとかするのが普通ですが、重心が崩れないからこそキャッチできるんですね。
ブッフォンカメラがあったらもう120分+PK戦、GKにとって最高のバイブルに成り得る試合でした。(ベタ褒め)

ブッフォンは言わずも知れた世界随一の名キーパーですがもう30代半ばを過ぎた大ベテラン・・・彼の本気のプレーが見られるのもあと少しじゃないかなと思うと、木村さんにもよく目を凝らして勉強してほしいです。

普通のキーパーなら精一杯のプレーを彼は普通にこなします(少なくとも普通に見える)
普通のキーパーなら失点するプレーを彼はここ一番気合でセーブします。
普通のキーパーなら一歩も動けずノーチャンスな失点も彼なら1年に1度のビッグプレーで凌ぎます。


彼がいるから試合はしまる。 最後尾に超ド級の安心が控えているからピンチもピンチでなくなる。
DFは思い切って連携をとれ、抜かれても余裕で再度ポジションを取れる。

我がチームにも居るではないか!♪
浪速のブッフォン、 私はその表現好きでないので ここでは 第二ブッフォン☆☆☆ 木村選手。

ブッフォンのこと好きか嫌いかは別にして絶対に素直に学ぶべき存在です。
是非90分のブッフォンを何試合も研究してガンバ鉄壁の守りの構築へと役立ててほしいです♪
当面ガンバが戦うのはイングランドでもドイツでもバルサでもレアルでもマンチェスターUでもないんだから大丈夫!

と思う方はクリックをブフォンと宜しく(笑

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札幌戦選手監督評価ボード

2012年06月24日 | ガンバ大阪
セルジオ気味にゲームを評価します。



結果はアウェイで勝ち点3、4-0の完封ということで勿論言う事はありません。


GK木村:6.0
攻め込まれないのであまり見るところはありませんでしたが及第点という処でしょうか。今野に助けられた面もありました。

DF今野:7.0
ようやく本来の動きと統率力の片鱗が垣間見られました。 大差がついても絶対に0で抑えるんだという強い気持ちと気迫が伝わりました。
ゴール前でのクリアー等相手の時間ではその真価が発揮されました。 これを毎試合できる選手ですので次からも期待。

DF中沢:6.0
相手FW大島を抑え競り勝っていたように思います。 ただ大島選手はどちらかというとロートルですのでここで勝って自信というわけにもいかないと思います。
もっと横縦の連携を大事にしてミスの無いプレーをすれば結果が出ると思います。

DF内田:6.0
今までで一番良かった試合ですが相手が変わるとどうかは不明。 右サイドで使われるという事実にアンドするか危機を感じ更なる鍛錬ができるかが彼の未来を決めます。

DF藤春:6.5
彼にしてはまずまずです。カウンター時に良い飛び出しが目立ちゲーム中も攻撃のピースになってました。及第点。
スペースがなくなったところでどう打開できるかとチャンスの時のシュート精度が課題。

MF明神:6.5
目立たず勝利に貢献するのが真骨頂ですね。 コンディションだけが心配です。 

MF二川:5.5
少し今回は消える場面も多く限定的なチャンスメイクに終始したようです。

MF遠藤:6.5
途中まで攻撃を牽引しました。 FKは久しぶりにガツンと決まりました。 代表での経験をチームにもたらす辺りは今野と共にさすがです。ガンバ復活の為の大事な経験です。

MF倉田:6.5
得点は見事なスキルだし試合全体でよくがんばってました。これが毎試合できれば今日の出来にも8点つけますが、もっと我儘にそして繊細にプレーする姿をみたいです。

FWパウリーニョ:6.5
よいアクセントになっています。飛び出し、シュートはガンバに違った意味でのリズムをもたらしています。本調子になるのが遅かったけど、レアンドロの加入もあって奮起が楽しみです。

FW佐藤:6.0
得点さえあれば7点ものの評価ですが、あまりにもシュートの技術やタイミングに向上がみられない。慌てず冷静に時にはずるくプレーしないと得点損します。 今頃8点くらい取っててもおかしくないほどチャンスあるけど。

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武井:5.5
久々の登場&得点は何かガンバの不調を180度変えてくれそうな神を感じます。 プレー自体は守備的で消極的でしたが、何故か最後に突き刺した得点は本人だけでなくチームの行く末に吉多いと感じます。

寺田:5.0
期待外れでした。 彼の良さは何か?をもう忘れてしまったくらいプレーにまとまりがありません。 FK、パウリだろ?

阿部:6.0
こちらも久々のプレーと良い活躍をしました。 先発で使ってみたいスキルですね。 今度は後半頭からという使い方が面白い選手です。


松波正信:5.8
レアンドロの加入に悩むくらい勝ち抜くポテンシャルを構築してほしい。
このゲームに関してはセットプレーからどんどん点が入ったので采配云々は目立ちませんがまずまずだと思います。
指導者に厳しさは絶対に必要だよ?


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