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参照。

関節

2008-04-03 14:23:50 | 解剖生理学(骨・筋肉)
関節の運動
身体各部の運動はおもに関節の働きによって行なわれる。この関節の運動は各関節の構造によって異なっている。以下のような運動がある。

1、屈曲と伸展

 通常冠状軸に沿って運動し、両骨間の角度を少なくする運動を屈曲といい、両骨間の角度を大きくする運動を伸展という。屈曲は腹側に近づくことをいうから足関節すなわち足くびの関節などでは、屈曲を背側屈曲・伸展を底側屈曲といったほうが理解しやすい。

2、内転と外転

 通常矢状に沿って運動し、体肢を身体の正中面に近づける方向の運動を内転といい、正中面から遠ざける方向の運動を外転という。
 手の指のときは中指を中心にして、足の指では第2指を中心に内・外転を決める。

3、回内と回外

 四肢の垂直軸に沿って運動し、骨の前面が内側に向かって運動することを回内といい、外側に向かって運動することを回外という。前腕の場合は前腕をさし出して手掌を上に向けた位置をとらせる運動を回外という。また、その手掌を伏せるような位置をとらせる運動を回内という。
 屈曲と伸展・内転と外転は角度の変化する運動であるから角度運動ともいう。
 また2軸性或いは3軸性の関節は描円運動ができる。すなわち上述の角度運動が総合されて、体幹や体肢の一端で円を描くような運動をいう。


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