薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

障がい児者と共に聴くアイリッシュハープ

2023年11月11日 | 障がい

今日は肢体不自由児者父母の会で「アイリッシュバープコンサート」を開催しました。
アイリッシュバープの生の音を聞くのは初めてだったのですが、伸びやかで優しく心に染み入る音色にウットリ。
アイリッシュハーブが発展したアイルランドの楽曲やジブリ映画の主題歌、私たち世代が学校で習った秋の唱歌など、盛りだくさんの演奏を楽しみました。


ハープを肩に当てて音を鳴らすと骨伝導で伝わるそうです。
何本もの弦が色分けされていることも、初めて知りました。

袖ケ浦市にある重度心身障害児デイサービス「ひだまり」さんの利用者とスタッフの方も来て下さり、初めて聴くハープの音色に興奮(感激?)した子どもが大きな声を発することもありましたが、私たちにとってはごく自然なことなのです。

スタッフの手を借りて弦をはじく子ども。

音楽を静かに聴くのも好きですが、今日はハープの音色の美しさと、それに反応する子どもの声が混じり合って「音を楽しむ」という感じがとても心地良い!

障がいがあっても、色んな経験をしたいの!
初めて触れるものにワクワクしたりドキドキすることで、経験値を積み成長していく。
障がい児者が気兼ねなく参加できる場を、増やして行きたいです。